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柑橘系の精油に多く含まれる「リモネン」|作用・効果・安全性

柑橘系の精油に多く含まれる「リモネン」|作用・効果・安全性

 
グレープフルーツやオレンジ・スイートなど、柑橘系の精油はアロマ好きな方はもちろん、子供や男性にも好まれる香りです。 

果皮そのままのフレッシュな香りは、気持ちを明るくさせてくれます。 

この柑橘系の精油に多く含まれているのが、「リモネン」という成分です。

 

リモネンとは

リモネンは、精油成分モノテルペン炭化水素類に分類されます。 

特にオレンジやグレープフルーツなど柑橘類の果皮に多く含まれています。甘酸っぱいフレッシュな香りは、明るい気持ちになりたいときや頭をスッキリさせたいとき、リラックスしたいときにおすすめです。 

また、油によくなじむ性質(親油性)を持ち、油汚れの気になるところの掃除にも役立ちます。

 

リモネンの主な作用、期待できる効果

精油成分の主な作用、期待できる効果

抗菌作用 

抗ウイルス作用 

免疫調整作用 

血行促進作用 

うっ滞除去作用 

利尿作用 

消化促進作用 

肝臓強壮作用 

安眠作用 

ダイエットに 

リラックスしたいときに 

食欲不振や吐き気など消化器系のトラブルに 

育毛促進、抜け毛予防に 

油汚れを落としたいときに 

プラスチック(ポリスチレン、ポリイソプレン、スチレン)を溶かす

プラスチック容器には、リモネン含有量が多い精油を、長期間、高濃度で保存するのはやめたほうがいいですね。
Karisugi

 

リモネンを含む精油

成分を含む精油

オレンジ・スイート(95%前後) 

グレープフルーツ(94%前後) 

マンダリン(約70%) 

レモン(60〜70%) 

ベルガモット(40%前後) 

ブラックペッパー(20%前後) 

フランキンセンス(10〜20%) 

ネロリ(10%前後) 

ラベンサラ(10%前後) 

ユーカリ・グロブルス(10%前後) 

アカマツ・ヨーロッパ(〜9%) 

ニアウリ(〜8%) 

クロモジ(〜7%) 

ユーカリ・ラディアータ(5%前後) 

カユプテ(〜5%) 

ジュニパー(〜5%) 

ローズマリー・カンファー(4〜5%) 

ローズマリー・ベルベノン(〜4%) 

フェンネル(〜4%) 

カルダモン(〜3%) 

サイプレス(〜3%) 

スイート・マージョラム(〜3%) 

パイン(〜3%) 

ヘリクリサム(イモーテル)(〜3%) 

ジンジャー(〜2%) 

ペパーミント(〜2%) 

ローレル(〜2%) 

ローズマリー・シネオール(〜2%) 

セージ(1〜2%) 

ホワイトセージ(1〜2%) 

ティートリー(1%前後) 

ラヴィンツァラ(1%前後) 

カモミール・ジャーマン(〜1%) 

カモミール・ローマン(〜1%) 

タイム・リナロール(〜1%) 

バジル(〜1%) 

パルマローザ(〜1%) 

プチグレン(〜1%) 

ホーリーフ(〜1%) 

レモングラス(〜1%) 

ローズ(〜1%) 

Karisugi
柑橘系以外にもリモネンを含む精油はありますが、やっぱり圧倒的に含有量が多いのは柑橘系の精油です。

 

リモネンの安全性

精油成分の安全性

グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど柑橘系の精油には光毒性があるので、アロマクラフト作りで柑橘系の精油をブレンドしたものを肌につける時は、その部分が日光(紫外線)に当たらないように注意してください。 

また、敏感肌の方は肌につけるとピリピリするなどの刺激を感じることがあるので、必ずパッチテストをしたり、精油濃度を低くして(0.5%濃度で)使いましょう。 

グレープフルーツ、ベルガモット、レモンの精油には、光毒性を起こす「フロクマリン」という成分が含まれています。これをある程度取り除いたものが「フロクマリンフリー(FCF)」で、ベルガモットFCFレモンFCFの精油があります。
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今回ご紹介した精油

 

 

 

 

 

 

 
 

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