眠気を覚ましたいときや集中したいとき、ペパーミントのスッとした香りが役立ちます。
ペパーミントの精油は、「メントール」、「メントン」が主な成分で、冷却作用と加温作用、集中力とリラックスといった、両方の働きをあわせ持っています。
また、優れた抗菌作用があることでも知られています。
ハッカ油とはまた違うものなので、混同しないようにしましょう。
◇ ペパーミント精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性
● ペパーミントの香り
● ペパーミントの成分
● ペパーミントの効能、禁忌
● ペパーミントとブレンドの相性が良い精油
◇ 関連ページ
ペパーミント精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性
学名:Mentha piperita
和名:セイヨウハッカ油
科名:シソ科
抽出部位:花と葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
オイルの色:薄い黄色
ペパーミントの香り

はじめはペパーミント特有のスッとした爽やかな香りですが、時間の経過とともに甘さも出てきます。
ペパーミントの成分


● メントール
● メントン
● ネオメントール
● イソメントン
● プレゴン
● 1.8シネオール
● リモネン
● α-ピネン
● β-ピネン
ペパーミントの効能、禁忌

抗菌・抗ウイルス作用。
抗炎症作用。
鎮痛作用(歯痛、筋肉痛、リウマチなどに)。
デオドラント作用。
健胃作用(胃痛、吐き気、乗り物酔いなど消化器系のトラブルに)。
呼吸器系のトラブルに(咳、たん、鼻づまりなどに)。
熱を冷ます作用と同時に発汗作用もある。
虫刺され予防に。
皮膚をやわらかくする働き。
集中したいとき、眠気を覚まして頭をクリアにしてくれる。
気持ちを引き締めると同時に、リラックスもさせてくれる。
* 妊娠中・授乳中の方は使用を避けましょう。
* 皮膚や粘膜を刺激することがあるので、少量から試しましょう。
* 目の近くで使うとビリビリするので注意してください。
メディカルアロマに興味のある方におすすめの良書がこちら。使い方やブレンドレシピの参考になります ▼▼
ペパーミントとブレンドの相性が良い精油

◎ グレープフルーツ
◎ ベルガモット
◎ マンダリン
◎ レモン
◎ ゼラニウム
◎ ラベンダー
◎ サイプレス
◎ クラリセージ
◎ セージ
◎ カユプテ
◎ ティートリー
◎ ニアウリ
◎ ベンゾイン

ペパーミントと相性の良い精油がブレンドされたアロマスプレーもあります。空間のこもりがちな空気をクリーンに整えたいときや、花粉対策やウイルス対策に、手軽に試せますよ♪