花粉症に効果的な精油には、ティートリー、ユーカリ、ペパーミント、フランキンセンスなどがあります。
スーッと鼻に通る清涼感のある香りが、花粉による鼻水や鼻づまり、息苦しさをやわらげてくれますよ。
花粉のシーズンにおすすめの精油やアロマスプレー、ブレンドエッセンシャルオイル、花粉による鼻水・鼻づまりをやわらげるツボ押しなどをご紹介します。
◆ 花粉症に効果的な精油
◆ 手作りアロマオイルでマッサージ&ツボ押し
◆ 花粉症に効果的な精油を使ったブレンドエッセンシャルオイル
◆ 花粉症に効果的な精油を使ったマスクスプレー
◆ 花粉症に効果的な精油を使ったアロマ芳香浴
◆ 花粉を持ち込まないことも大事
◆ まとめ
◆ 今回使った材料
花粉症に効果的な精油


手作りアロマオイルでマッサージ&ツボ押し

◇ アロマオイルの作り方
step
1遮光瓶にホホバオイルを入れる。
step
21に精油(ブレンドレシピ参考)を垂らす。
step
3フタをしてよく振り混ぜて、完成!

◇ アロマオイルのブレンドレシピ
ブレンドレシピ1
〜フレッシュな松のような香り〜
・ティートリー:2滴
・ユーカリ・グロブルス:2滴
ブレンドレシピ2
〜ミントと柑橘の爽やかな香り〜
・ペパーミント:1滴
・ユーカリ・ラディアータ:3滴
ブレンドレシピ3
〜スッキリとしたハーブ系の香り〜
・フランキンセンス:2滴
・ローズマリー・シネオール:2滴
◇ アロマオイルの使い方
デコルテや腕〜手、ひざ下〜足裏に、自分が気持ちいいと思う力加減で揉んだり流したりしましょう。
ツボ押しといっしょに使ってもOKです。
マッサージが終わったら、ティッシュや使い捨てのペーパータオル等で余分なオイルをふき取りましょう。
小分けにして持ち歩きたい時はロールオンボトルがおすすめです。ピンポイントで塗りたい場所にコロコロ転がすだけでいいので、手を汚す心配もありません。
◇ アロマといっしょにツボ押し!鼻水・鼻づまりに
花粉症などで鼻づまりになると、自然と口呼吸になりますよね。
口呼吸では、鼻呼吸より十分な酸素が取り込めません。
すると、酸素不足で脳に十分な酸素が行き届かず、「よく眠れない」、「眠気・集中力低下」、「イライラ」の原因にもなります。
アロマオイルがなくてもすぐにできるのがツボ押し。
鼻水や鼻づまりをやわらげてくれるツボに、「さんちく」と「げいこう」があります。自分が気持ちいいと思う力加減でツボ押ししてみてください。

花粉症に効果的な精油を使ったブレンドエッセンシャルオイル
「鼻がムズムズする」、「鼻づまりがつらい」、「息苦しい」という花粉症ならではの悩みにおすすめのブレンドエッセンシャルオイルや、アロマスプレーをご紹介します。
ブレンドエッセンシャルオイルは、天然100%の精油(エッセンシャルオイル)をブレンドしたもので、精油と同じく、そのまま肌につけて使うことはできません。
ディフューザーやアロマシール、マスク、ハンカチに数滴垂らして香りを楽しみます。
マスクに使う場合、マスクの表側に直接精油を垂らす方法もありますが、『ダイレクトな精油の香りはキツくて苦手』という方は、アロマシールがおすすめ。
直接マスクに垂らしたとしても、少し置いておくか、パタパタさせることで香りがいくらかとぶので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
花粉症に効果的な精油を使ったマスクスプレー
マスクスプレーを選ぶときは、ティートリー、ユーカリ、ペパーミントが配合されているものがおすすめ!
自分のまわりの空気もクリーンにしたいときは、空間にスプレーすると爽やかな香りに包まれてリフレッシュできます。
これら3種類の精油がブレンドされると、とてもスッキリした香りになりますが、香りに慣れていない人にはクセがあって使いづらいと感じることも。
なので、プラスしてレモンやラベンダーなど、柑橘系やフローラル系の甘酸っぱい精油がブレンドされているとなおgood◎!
ただ香りのバランスをとるためだけにレモンとラベンダーをおすすめしているわけじゃないですよ?
レモンやラベンダーには、気持ちを落ち着かせてくれたり、ぼーっとした頭をスッキリさせてくれる働きがあるので、鼻づまりによる集中力低下やイライラにおすすめの精油なんです。

花粉症に効果的な精油を使ったアロマ芳香浴
アロマディフューザーがない場合は、ハンカチかティッシュに使いたい精油を1〜2滴垂らして、鼻の近くでかぐだけでも簡単な芳香浴になります。
今は電気や水を使わない、コンパクトサイズのアロマディフューザーも多くあるので、寝室やデスク周りなどパーソナルスペースで香りを感じたいときにはそちらもおすすめです。
花粉を持ち込まないことも大事
花粉症の症状を重くしないための対策です。
外出時には花粉症用の眼鏡をかけたり、マスク、帽子、花粉が付きにくい素材の服(ツルツルした素材)を着用する。
帰宅したら、玄関に入る前に花粉を払い(花粉を撒き散らさないように)、うがいと、顔についた花粉を落とすために顔も洗う。
花粉症の原因は、花粉などのアレルゲンによるものですが、原因はそれだけではありません。
スナック菓子やインスタントばかりの食事、スマホ・ネットゲームなどで睡眠不足、ストレスなども無関係ではありません。
自律神経のバランスを整えたり、免疫力が低下しないよう、アロマケアや簡単なツボ押しと併せて、バランスの良い食事と十分な睡眠をとり、軽いストレッチや運動を意識して行うことが大事です。
これらは花粉症対策に限ったことではなく、心身の不調を予防することにも役立ちます。
まとめ
花粉症に効果的な精油の中でも、特にティートリー、ユーカリ、ペパーミントが、鼻水・鼻づまりや息苦しさをやわらげたいときに役立ちます。
自分で手作りするのではなく、市販のアロマスプレーやブレンドエッセンシャルオイルを買うときは、ティートリー、ユーカリ、ペパーミントの精油が配合されているものがおすすめです。
ちなみにアロマ以外の花粉対策では、空気清浄機がけっこう効きます。
リセ美容室でもダイソンの空気清浄機を設置しましたが、お客様も、『クシャミも出ないし、鼻がムズムズしない』とおっしゃっていたようです。
換気がしづらい冬のウイルス対策として購入したそうですが、花粉にも良さそうですね♪
アレルギー持ちにはつらいシーズンですが、これらのアイテムを上手に活用して、なんとか乗り切りましょう☆
今回ご紹介した材料