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ジュニパー精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性

    ジュニパー精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性

     
    ジュニパー(ジュニパーベリー)は、空間の浄化や気持ちが落ち込んだときの心の浄化、肌の浄化など、「浄化」の性質がある精油です。 
     
    その香りはウッディーでエネルギッシュ。お酒のジンの香り付にも使われています。 
     
    効能は利尿作用や肝臓への強壮作用に優れていて、お酒を飲み過ぎたときやむくみ解消に役立ちます。 
     
    他にも、体を温める働きや生理のリズムを整える働きも期待できますが、長期にわたる使用は腎臓への負担が心配されます(特にオイルトリートメントを行う場合)。 
     
    使うときは少量から始め、期間も長期間連続で使うのではなく、日にちを空けながら使うほうが良さそうです。 
     
    ブレンドの相性は、サイプレスやユーカリ、フランキンセンスなど森林系や樹脂系の香りが◎。柑橘系やハーブ系の香りも◯。 

     

     

    ジュニパー精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性

    学名:Juniperus communis

    和名:セイヨウネズ、またはセイヨウトショウ(西洋杜松)

    科名:ヒノキ科

    抽出部位:果実

    抽出方法:水蒸気蒸留法

    オイルの色:透明

     
     

    ジュニパーの香り

    精油の香り

    ウッディーでエネルギッシュな香りです。精油の小瓶からじかに嗅ぐと"えぐみ"を感じますが、ムエットにつけたり希釈すると爽やかな木の香りがします。 
     
     

    ジュニパーの成分

    精油の成分

    森林浴効果があるα-ピネンを多く含みます。
    Karisugi
     

    α-ピネン 

    β-ピネン 

    ミルセン 

    ● サビネン 

    リモネン 

    ● カンフェン 

    β-カリオフィレン 

    ● δ-3-カレン 

    ● ゲルマクレンD 

    テルピネン-4-オール 

    ● γ-テルピネン 

    ● ボルネオ―ル 他 

     
     

    ジュニパーの効能

    精油の効果、効能

    抗菌作用。 

    抗ウイルス作用。 

    抗炎症作用。 

    利尿作用(むくみ、セルライト、膀胱炎などに)。 

    解毒作用(リウマチ、関節炎、痛風などに)。 

    肝臓強壮作用。 

    健胃作用。 

    収斂作用。 

    ニキビ、脂性肌に。 

    体を温める。 

    生理のリズムを整える。 

    浄化作用。 

    精神的な疲れを感じたときに。 

    * 妊娠中の方は使用を避けましょう。 

    * 腎臓疾患のある方はジュニパーを使用したオイルトリートメントを避けましょう。 

    * 皮膚に刺激になる場合があるので、敏感肌の方は少量から試しましょう。

     

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    ジュニパーとブレンドの相性が良い精油

    ブレンドの相性が良い精油

    オレンジ・スイート 

    ベルガモット 

    グレープフルーツ 

    レモン 

    サイプレス 

    ◎ シダーウッド(アトラスバージニア) 

    フランキンセンス 

    ゼラニウム 

    ラベンダー 

    クラリセージ 

    カユプテ 

    ジンジャー 

    スイート・マージョラム 

    タイム 

    アカマツ・ヨーロッパ 

    ◎ ローズマリー(カンファーシネオール) 
     

    Karisugi
    深呼吸したくなるジュニパーの爽やかな香りは、空間の浄化だけでなく、ウイルス対策として芳香浴に取り入れるのがおすすめ。また、オイルトリートメントにブレンドする際は、少量から試しましょう。
     

     

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