カユプテ精油はティートリーやニアウリと同じ、フトモモ科の植物です。「ホワイトティートゥリー」とも呼ばれ、ユーカリに似たスッとした清潔感のある香りです。
1.8-シネオールという成分を多く含み、呼吸器系の不調や感染症対策に役立ちます。
ウッディー系、ハーブ系の精油と相性が良く、カユプテ自体の香りもマイルドであることから、芳香浴やオイルトリートメントに取り入れやすいです。
この記事では、カユプテ精油の具体的な効果、成分、ブレンドの相性、使い方を紹介します。
▷ カユプテ精油とは?
・基本情報
・主な成分と効果
▷ カユプテ精油の心と身体への効果
▷ カユプテ精油のブレンドの相性と活用法
・相性が良い精油
・ブレンドレシピ
・使い方
カユプテ精油とは?

基本情報
【学名】Melaleuca cajuputii
【和名】白千層(ハクセンソウ)
【科名】フトモモ科
【抽出部位】葉
【抽出方法】水蒸気蒸留法
【原産国】ベトナム、インドネシア、マダガスカル
【オイルの色】透明
【ノート】トップ〜ミドル
【香り】スッとした清潔感のある香り
主な成分と効果


● 1.8-シネオール:55〜57%
● α-テルピネオール:9〜14%
● リモネン:約6%
● リナロール:〜5%
● β-カリオフィレン:1〜4%
● α-ピネン:1〜2%
● α-カリオフィレン:2%
● γ-テルピネン:1〜2%
● β-ピネン:1〜2%
● テルピネン-4-オール:〜2%
● β-ミルセン:〜2%
カユプテ精油の心と身体への効果

【心への効果】
・心を元気づける
・集中力アップ
【身体への効果】
・抗菌作用
・抗真菌作用
・抗ウイルス作用
・抗炎症作用
・去痰作用
・鎮痛作用
・血行促進作用
・免疫力アップ
・風邪予防
・咳など呼吸器系の不調緩和
・空気の浄化
・集中力アップ
・筋肉痛、関節痛
・にきび
※ 妊娠中・授乳中の方、3歳以下の乳幼児への使用は避けましょう。
※ 非毒性のオイルですが、皮膚や粘膜を刺激する可能性があるため、希釈してお肌に塗布する場合は必ずパッチテストを行いましょう。
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カユプテ精油のブレンドの相性と活用法


相性が良い精油
【ハーブ系】
スイート・マージョラム、セージ、タイム、ペパーミント、ローズマリー(カンファー、シネオール)
【柑橘系(シトラス)】
オレンジ・スイート、ベルガモット、レモン、レモングラス
【樹木系(ウッディ)】
サイプレス、ジュニパー、シダーウッド、ティートリー、ユーカリ(グロブルス、ラディアータ、シトリオドラ)
【樹脂系(バルサム)】
コパイバ
【スパイス系】
クローブ
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ブレンドレシピ
【風邪予防に】
カユプテ × ティートリー × ユーカリ・ラディアータ
【肩こり、筋肉痛に】
カユプテ × レモングラス × ユーカリ・シトリオドラ
【オイリー肌のスキンケアに】
カユプテ × イランイラン × ラベンダー
使い方
【芳香浴】 アロマテラピーは、ストレス緩和やリラクゼーションのほか、乾燥や風邪が気になる季節のセルフケアにも役立ちます。 栄養のあるものを食べて、しっかり睡眠をとり、体をリラックスさせるなど基本的な風邪対策を行 ...
カユプテ精油には風邪やインフルエンザ、花粉症対策に役立つ1.8-シネオールが多く含まれています。
ディフューザーやマグカップ吸入(蒸気吸入)のほか、ハンカチに1〜2滴たらし香りをかぐ方法で香りを取り入れ、シーズンケアに役立ててください。仕事や勉強で集中力が必要な時にも、芳香浴は手軽にできておすすめです。
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カユプテ精油には鎮痛作用や抗炎症作用があり、痛みの緩和に役立ちます。アロマオイルやクリームにして、セルフケアに役立ててください。
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スポイト付き遮光瓶(30ml容器)にホホバオイル・クリア20mlと、カユプテ精油2滴+ラベンダー精油3滴+オレンジ・スイート精油3滴を入れ、ふたをして上下によく振り混ぜれば完成です。
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クリームにして使う場合はミツロウクリーム30gに混ぜて首や肩、背中、脚などに塗布してマッサージ。もっと簡単に作りたいときは、ジェルベースに混ぜるだけでもOKです。
※ アロマオイル、アロマクリームは冷暗所に保管し、1〜2ヶ月を目安に使い切りましょう。 蜜ろうやムルムルバターで作るアロマクリームには保湿、抗酸化、抗炎症などの効果が期待できる成分が豊富に含まれています。お肌にもやさしく、ハンドケアやスキンケア、ボディケア、ヘアケアなど幅広く使えるマルチ ...
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【アロマスプレー】
カユプテ精油のスッとした清潔感のある香りは、空気の浄化や勉強・仕事の合間のリフレッシュにぴったりです。
アロマスプレーの作り方・使い方
1)スプレー容器(30ml遮光瓶)に、無水エタノール5mlと、カユプテ精油3滴+ローズマリー(カンファー、またはシネオール)精油3滴+レモン精油6滴を入れ、左右に軽く振り混ぜる。
2)1に精製水25mlを入れたらふたを閉め、上下にしっかり振り混ぜれば完成。
空間にシュッとスプレーして空気の浄化やリフレッシュに役立ててください。 アルコール濃度や精油濃度を変えるだけで、様々なシーンに使い回せるアロマスプレー。 今回は、基本的なアロマスプレーの作り方や使い方、目的別アロマスプレーの使用例をまとめてご紹介していきます。 マスク ...
※ 冷暗所に保管し、1〜2ヶ月を目安に使い切りましょう。
アロマスプレーの作り方〜目的別アロマスプレー使用例まとめ
精油の活用方法やブレンドレシピに興味のある方には、↓↓の本が参考になります。
より詳しく精油の知識を学びたい、セルフケアに役立てたいという方は、自宅で学べて資格も取れる講座もあります。この機会に精油の特徴や正しい使い方を学んでみてはいかがでしょう。
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この記事を書いた人

主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。