ローズマリー・ベルベノンは、ローズマリーのケモタイプ精油です。
シネオールは抗ウイルス作用、カンファーは鎮痛作用に優れていますが、ベルベノンには肝臓強壮作用に優れるという特徴があります。
ハーバルでグリーン調のすっきりした香りは、集中したいときにもぴったり。
芳香浴だけでなく、オイルトリートメントにも取り入れたい精油です。
この記事では、ローズマリー・ベルベノン精油の成分や効能、注意点、ブレンドの相性、おすすめの使い方などをまとめてご紹介していきます。
◇ ローズマリー・ベルベノン精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性、使い方
● ローズマリー・ベルベノン精油の香り
● ローズマリー・ベルベノン精油の成分
● ローズマリー・ベルベノン精油の効能、禁忌
● ローズマリー・ベルベノン精油とブレンドの相性が良い精油
● ローズマリー・ベルベノン精油のおすすめの使い方
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ローズマリー・ベルベノン精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性、使い方
学名:Rosmarinus officinalis CT(Verbenone)
科名:シソ科
抽出部位:花、茎、葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
オイルの色:透明
ローズマリー・ベルベノン精油の香り

ローズマリーの中でもハーバルでグリーン調のすっきりした香り。
ローズマリー・ベルベノン精油の成分

● α-ピネン
● カンフェン:8〜9%
● リモネン
● β-ピネン
● ゲラニオール
● ベルベノン
● カンファー
● ボルネオール
● リナロール
● 酢酸ボルニル
● 1,8-シネオール 他
ローズマリー・ベルベノン精油の効能、禁忌

抗菌作用。
抗ウイルス作用。
鎮痛作用。
去痰作用。
免疫調整作用。
うっ滞除去作用。
肝臓強壮作用。
胆汁分泌促進作用。
脂肪溶解作用。
血圧上昇作用。
収れん作用。
瘢痕形成作用。
コーチゾン様作用。
抜け毛やふけなどのヘアケアに。
しわなど老化肌のスキンケアに。
元気になりたいとき、集中したいときに。
* 妊娠中、授乳中、乳幼児、てんかんの方は使用を避けましょう。
* 皮膚に刺激になる場合があるので、敏感肌の方は少量から試しましょう。
* 長期連続使用、多量使用は避けましょう。
ローズマリー・ベルベノン精油とブレンドの相性が良い精油

◎ グレープフルーツ
◎ ベルガモット
◎ レモン
◎ ゼラニウム
◎ プチグレン
◎ ラベンダー
◎ クローブ
◎ ペパーミント
◎ ブラックペッパー
◎ ローレル
◎ フランキンセンス
ローズマリー・ベルベノン精油のおすすめの使い方
芳香浴
ローズマリー・ベルベノン精油には精神的な緊張や不安、疲れなどをやわらげ、リラックスさせてくれるα-ピネンが含まれています。
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頭皮ローション
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アロマオイル
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