β-カリオフィレンは、クローブや胡椒のようなハーブ系、スパイス系の精油に含まれている成分です。
鎮痛作用や抗炎症作用、ストレス緩和にも役立ちます。
また、女性特有の不調をやわらげる働きがあり、特にメンタル面への効果も期待できます。
(>>参照:女性ホルモンをアップさせるエッセンシャルオイルを使った実証実験について)
β-カリオフィレンを含む精油や作用、安全性についてご紹介していきます。
β-カリオフィレンとは
精油成分セスキテルペン炭化水素類に分類されます。
スパイシー系の香り。ヘンプにも含まれていて、CBDとの相性が良い成分です。
β-カリオフィレンの主な作用、期待できる効果
抗菌作用
抗ウイルス作用
抗炎症作用
鎮痛作用
鎮静作用
抗けいれん作用
血行促進作用
抗うつ作用(PMS、更年期、マタニティーブルーの抑うつや不安感に)
体液循環促進作用
老廃物の排出を促す効果
胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にする働き
胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を保護する作用
ストレスをやわらげたいときに
寝つきが悪いときに
β-カリオフィレンを含む精油
コパイバ(40〜70%)
ブラックペッパー(〜22%)
イランイラン(16〜18%)
クローブ(〜7%)
シナモン(〜7%)
パイン(〜7%)
セージ(3〜5%)
ローズマリー・シネオール(3〜5%)
ヘリクリサム(イモーテル)(2〜5%)
タイム・リナロール(〜5%)
ローズマリー・カンファー(2〜4%)
パチュリ(3〜4%)
ラベンダー・アングスティフォリア(〜4%)
フランキンセンス(3%前後)
ジュニパー(〜3%)
スイート・マージョラム(〜3%)
ニアウリ(〜3%)
ペパーミント(1〜3%)
アカマツ・ヨーロッパ(〜2%)
オレガノ(〜2%)
カユプテ(〜2%)
シダーウッド・バージニア(〜2%)
パルマローザ(〜2%)
ユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)(〜2%)
レモングラス(約2%)
ジンジャー(〜1%)
バジル(〜1%)
プチグレン(〜1%)
マンダリン(〜1%)
ホーリーフ(〜1%)
ミルラ(〜1%)
ローズマリー・ベルベノン(〜1%)
ローズ(〜1%)
フェンネル(〜1%)
β-カリオフィレンの安全性
毒性はありません。
ですが初めて精油をお肌に使うときは、必ずパッチテストをして、アレルギーがないかチェックしましょう。
今回ご紹介した精油