メディカルアロマセラピストとは、病院や介護・福祉施設など医療関係の現場や美容系のサロンなどで、精油を使用した処置を行う人のことをいいます。
メディカルアロマセラピストになるには、各協会が認定するカリキュラムの受講と資格試験に合格することが必要です。
一般的なアロマテラピーの学習内容のほかに、精油成分の科学的な根拠や、心身への働きについて深く学習します。
リラクゼーションはもちろん、心身の不調改善や自然治癒力を高めることを目的としているので、「統合医療」として、一般の学習者だけでなく、看護師や介護職員など医療従事者からの関心も高まっているんです。
看護師など医療従事者にも人気のメディカルアロマの資格を取るなら、自分のペースで学べてコスパも良い通信講座がおすすめ。
医療行為・治療目的で精油を使用することはできませんが、患者やその家族の心身の痛みや不安などのサポートに役立ちます。もちろん、自分自身のケアにも取り入れることができます。
1.メディカルアロマセラピストになるには?おすすめの資格通信講座
1-1.メディカルアロマの通信講座|おすすめポイント
1-2.メディカルアロマの通信講座|何を学ぶ?
2.メディカルアロマとアロマテラピーの違い・共通点
3.メディカルアロマorアロマテラピー どっちがどんな人におすすめ?
4.メディカルアロマ×看護師
5.メディカルアロマセラピストとしての働き方
6.おわりに:国家資格ではないけれど、資格は必要
メディカルアロマセラピストになるには?おすすめの資格通信講座

メディカルアロマの資格がとれる通信講座でおすすめなのが、
内閣府認証の日本統合医学協会が実施している『メディカルアロマ検定』と『メディカルアロマインストラクター』の2資格に対応した講座です。
オンラインで資格認定試験が受けられるので、仕事で通学できない方やまとまった時間がとれない方には学びやすいのではないでしょうか。
ちなみに、『メディカルアロマ検定』では、精油の使い方や安全性、心身の不調改善に役立てるのに必要な知識を学びます。
『メディカルアロマインストラクター』では、メディカルアロマセラピーのメカニズム他、一般の方にアロマの健康維持への役立て方や利用方法の伝え方など様々な科目を学びます。
メディカルアロマの資格通信講座|おすすめポイント

知識が全くない初学者からでも資格取得が目指せる。
オンライン(動画)講座なので教材を持ち運ぶ必要がなく、PC・スマホからいつでも、どこでも、何度でも学習できる。
教材も携帯から見られるから便利。
受講も資格試験もオンラインで完結。
スクール(通学)に劣らない内容の質・レベル。
スクール(通学)と比較して学習時間・コストがかからない。
医療機関などで使える知識とスキルが習得できる。
内閣府認証の協会が実施する資格認定試験が受けられる。
自分だけじゃなく、家族や身近な人のケアにも役立てられる!
講師としてアロマの魅力を伝えられる。
病院や訪問看護など、医療や福祉にも活かせる。

メディカルアロマの通信講座|何を学ぶ?

精油についての正しい知識・安全性・注意点
精油成分の心身への働き・毒性(体のどこに、どのように作用するのか)
禁忌事項
症状別のブレンドレシピやクラフト作り
精油の知識にプラスして、ハーブ学、心理学、カウンセリング学、医療健康への応用など全12科目がしっかり学べます。

メディカルアロマとアロマテラピーの違い・共通点
→ 違い → 共通点
メディカルアロマ
リラクゼーションはもちろん、心身の不調改善や自然治癒力を高めることを目的とした代替医療の1つとしても用いられる。
精油を選ぶときに、100%天然であることはもちろん、どんな芳香成分が入っているかなど特定の薬理成分を見て選ぶ。
看護師や介護職員など医療関係者からの関心も高く、受験者も多い。
医療現場などで精油を用いたアロマトリートメント等を行う場合は、各協会の認定する資格が必要。
精油を医療行為・治療目的で使用することはできない。
カリキュラム内容の、精油についての正しい知識・安全性・注意点・禁忌事項・症状別のブレンドレシピやクラフト作りを学ぶ点は同じ。

アロマテラピー
リラクゼーションを目的としていて、アロマ芳香浴など誰でも楽しむことができる。
精油を選ぶときは、芳香成分の薬理作用を考えるより、自分が心地よいと感じる香りかどうかで選ぶ。100%天然で純粋なオイルであるか確認するのはメディカルアロマと同じ。
アロマセラピストの資格を取る場合、メディカルアロマ的な内容を含む学習ができる講座とそうでない講座があるので、幅広く活動したい人はカリキュラム内容を要チェック!
精油を医療行為・治療目的で使用することはできない。
カリキュラム内容の、精油についての正しい知識・安全性・注意点・禁忌事項・症状別のブレンドレシピやクラフト作りを学ぶ点は同じ。
メディカルアロマorアロマテラピー どっちがどんな人におすすめ?

メディカルアロマがおすすめな人
『どうしてイライラしたり、ストレスがあるときにこの香りを嗅ぐと落ち着くんだろう』、『この精油はどこにどう働きかけているんだろう』
というように、精油成分の科学的な根拠や、心身への働き・毒性(どこに、どのように作用するのか)を知りたい方には、メディカルアロマがおすすめです。
「香り」成分が脳や体にどのように働きかけているのか・・・嗅覚のメカニズムや臨床例に興味がある方、これからメディカルアロマを学ぶ方の参考になる1冊がこちら。 ↓↓
具体的にどんな症例にどの精油を使っているのか知りたい方や、すでにアロマの知識があるけれど『セルフケア』に活用できていない、という方の参考になる1冊がこちら。 ↓↓
アロマテラピーがおすすめな人
「ストレスや疲れを感じているとき、自分の好きな香りをかぐといくらか和らいで、リラックスできた・元気が出た」
というように、香り自体に魅力を感じ、「こういう時はコレ!」と自分で精油をブレンドして、とことん香りを楽しみたい方におすすめです。
メディカルアロマ×看護師

海外ではすでに医療機関でメディカルアロマを導入しているところもあります。
日本では精油は雑貨扱いなので、医療行為・治療目的で使用することはできません。
ですが、心身の痛みや不安、ストレスなどを和らげるためのお手伝いはできます。
医療行為・治療では取り除ききれない心身の痛みや不安を始め、患者やその家族が抱える孤独感や疲れ・ストレスをやわらげ、安心感・安らぎを与えられるよう、働きかけることのできる存在は必要です。
日本でも病院や介護施設など医療現場などでも取り入れられるようになってきましたが、まだまだ安全性などを伝えられる人や、実際ケアにあたることができる知識とスキルを持った人は圧倒的に少ないのです。
メディカルアロマの資格は、医療機関などでも使える知識とスキルの修得を証明するものとして、一般の人だけでなく、看護師・介護職員など医療従事者からも注目度が高く、実際、受験している人も多いんです。

メディカルアロマセラピストとしての働き方
医薬品のような治療ではなく、体に穏やかに作用するアロマケアは、医療福祉のほか、ご自身やご家族、介護やボランティア活動にも活かすことができます。
どこで活かされてる?
【心療内科】
うつ症状や不安、不眠症などの緩和
【産婦人科】
PMS(月経前緊張症)、更年期障害、出産時・出産後の痛みの緩和
【緩和ケア】
痛みや不安の緩和
【訪問看護やリハビリ】
アロマトリートメント(マッサージ)でリハビリの回復力を高める
【自分やご家族のケアに】
【介護施設やボランティア活動に】
【美容系のサロンに】 etc...
おわりに:メディカルアロマは国家資格ではないけれど、資格取得は必要

メディカルアロマもアロマテラピーも、プロのアロマセラピストとして「専門的な知識とスキルを学ぶことができる」という点と「医療行為・治療目的でアロマを使うことはできない」という点は共通です。
どちらが優れている、ということはありません。
ただ、メディカルアロマのほうがより精油成分の科学的な根拠や、心身への働きについて深く学習できる、という点が違います。
西洋医学では行き届かないメンタル面の癒し、リラクゼーション効果を期待した代替医療の1つとして、メディカルアロマが注目されています。
国家資格ではありませんが、「メディカルアロマ」の安全性などを伝えられ、実際ケアに当たることができる専門知識と技術を証明するものとして、資格は必須です。
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