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呼吸が深まる香り〜ローズマリー・シネオール精油の効果【ブレンド相性、使い方レシピも紹介】

呼吸が深まる香り〜ローズマリー・シネオール精油の効果【ブレンド相性、使い方レシピも紹介】

朝の通勤前や、午後の仕事中。気づけば頭がぼんやりしていたり、呼吸が浅くなっていませんか? 
 
そんなとき、ローズマリー・シネオール精油のシャープで清々しい香りが呼吸を楽にし、集中力を高め、気持ちを切り替えるサポートをしてくれます。 
 
この記事では、ローズマリー・シネオール精油の成分や効果、ブレンドの相性が良い精油や日常での使い方まで詳しくご紹介します。

 

ローズマリー・シネオール精油とは?

精油の基本情報、特徴

ローズマリーにはいくつかのケモタイプがあり、その中でもシネオール(1,8-シネオール)を多く含むタイプは、すっきりとした香りと呼吸器系への働きで知られています。

また、頭をスッキリさせる働きが強く、現代の私たちの生活にもぴったりフィットする精油です。

◆ 基本情報

精油名ローズマリー・シネオール
学名Rosmarinus officinalis CT(Cineol)
科名シソ科
和名万年郎(マンネンロウ)
抽出部位全草
抽出方法水蒸気蒸留法
原産国モロッコ
オイルの色透明
ノートトップ〜ミドル
香りシャープで清々しい香り

ローズマリー・シネオール精油の主な成分と期待できる効果

主な成分は1,8-シネオールで、呼吸を楽にし、集中力をサポートしてくれます。 
 
1. 呼吸器サポート
シネオールには去痰作用があり、欧州では咳や鼻づまりのケアに利用されてきました。季節の変わり目や花粉シーズンに役立ちます。

2. 集中力・記憶力アップ
2012年の研究で、ローズマリーの香りが認知機能にポジティブな影響を与えることが示されています。勉強や仕事中におすすめ。

3. 疲労感の軽減
スッとした香りは気持ちを切り替えるサポートに。午後の眠気防止にも。

◆ 主な成分

精油成分

1,8-シネオール:45〜46%

α-ピネン:12〜15%

カンファー:12〜15%

β-ピネン:4〜7%

カンフェン:4〜5%

β-カリオフィレン:3〜4%

● ボルネオール:〜3%

リモネン:2〜3%

α-テルピネオール:〜2%

リナロール:〜1%

ミルセン:〜1%

◆ 心と身体への効果

精油の心と身体への効果

【心への効果】
・心が疲れているときや弱気になっているときに
・やる気が起きないときに
・集中力や記憶力が必要なときに
・前向きな心を取り戻したいときに

【身体への効果】
・抗菌作用
・抗ウイルス作用
・抗炎症作用
・消化促進作用(食欲がないとき、消化が悪いときなどに)
・鎮痛作用(頭痛、筋肉痛、リウマチなどに)
・抗カタル作用(鼻水・鼻づまりなどに)
・免疫力アップに


ローズマリー・シネオール【フロリハナ公式】

ローズマリー・シネオール精油とブレンドの相性が良い精油

精油のブレンドの相性と活用法

【ハーブ系】
クラリセージスイート・マージョラムスパイクラベンダーセージタイムペパーミント、ローズマリー(カンファーベルベノン)

【柑橘系(シトラス)】
オレンジ・スイートグレープフルーツプチグレンベルガモットマンダリンユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)レモンレモングラス

【花系(フローラル)】
ゼラニウムヘリクリサムラベンダー

【樹木系(ウッディ)】
アカマツ・ヨーロッパカユプテサイプレスシダーウッドジュニパーティートリーニアウリパイン、ユーカリ(グロブルスラディアータ)、ローレル

【樹脂系(バルサム)】
フランキンセンス

【スパイス系】
クローブ、シナモン、ブラックペッパー
 
精油はブレンドすることでさらに力を発揮します。特にローズマリー・シネオールと相性が良いのは次の精油です。

ユーカリ・ラディアータ:呼吸器系サポートに相乗効果
ティートリー:免疫サポートにプラス
レモン:集中力を高める爽快な香り
ラベンダー:神経系の緊張をやわらげる

「スッキリしたいけど刺激が強いのは苦手」という方は、ラベンダーと組み合わせると柔らかい香りになります。
Karisugi


アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】

おすすめのブレンドレシピと使い方

◆ 花粉や鼻づまりが気になるときの吸入法

1)マグカップに熱湯を注ぎ、ローズマリー・シネオールを1〜2滴落とす。
2)目を閉じ、立ちのぼる蒸気を深く吸い込む。

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◆ 勉強・仕事前の集中スプレー

● ローズマリー・シネオール:6滴
● レモン:8滴
● ユーカリ・ラディアータ:6滴
無水エタノール:10ml
精製水:40ml

スプレーボトルに入れてよく振り、机周りにシュッとひと吹き。

◆ 疲労回復アロマバス

● ローズマリー・シネオール:3滴
● ラベンダー:2滴
バスソルト:大さじ2

バスタブに溶かし、15分ほどリラックス。心も体もスッキリ整います。

ローズマリー・シネオール精油の禁忌、注意点

● 妊娠中、授乳中、乳幼児、てんかん、高血圧の方は使用を避けましょう。

● 皮膚に使用する場合は低濃度(希釈濃度1%以下)から試しましょう(要パッチテスト)。

● 光毒性はありませんが、柑橘系精油とブレンドしたものは夜の使用が安心です。

● 精油は100%天然のエッセンシャルオイルを使用しましょう。

 
 
アロマを深く学びたい方へ

ローズマリー・シネオールは日常に取り入れやすい精油のひとつですが、アロマの世界はもっと奥が深いです。

同じローズマリーでもカンファーやベルベノンタイプでは、また違った効果があります。

精油を正しく選び、適切に使うことがアロマを楽しむ最大のコツ

もし「もっと知識を深めたい」と思ったら、アロマテラピー検定のテキストやオンライン講座を利用してみるのもおすすめですよ。 
 
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※ 精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。

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