ミルセンには、α-ミルセンとβ-ミルセンがありますが、α-ミルセンは天然には存在しません。
なので、精油の成分分析表に「ミルセン」と表示されているものは、「β-ミルセン」を意味します。
香りは、「ツンとする」、「溶剤のにおい」、「ウッディー」、「トロピカルフルーツのよう」などと表現されます。
鎮痛作用やリラックス効果、肌のアンチエイジング効果などが期待できます。
ミルセンとは
精油成分モノテルペン炭化水素類に分類されます。
ヘンプの主要成分のひとつでもあります。
ミルセンの主な作用、期待できる効果
抗菌作用
抗ウイルス作用
抗炎症作用
抗けいれん作用
抗酸化作用
鎮痛作用
鎮静作用
誘眠作用
肌のしわ、たるみなどに
気持ちを強く持ちたい、明るくしたいときに
リラックスしたいときに
なかなか寝付けないときに
ミルセンを含む精油
アカマツ・ヨーロッパ(〜6%)
ジュニパー(4〜7%)
フランキンセンス(4〜6%)
ローズマリー・カンファー(〜4%)
パイン(〜4%)
サイプレス(〜3%)
プチグレン(〜3%)
ホワイトセージ(1〜3%)
ニアウリ(〜2%)
カユプテ(〜2%)
ラヴィンツァラ(〜2%)
ローズマリー・シネオール(〜2%)
オレンジ・スイート(1〜2%)
グレープフルーツ(約2%)
ネロリ(2%前後)
ティートリー(約1%)
セージ(〜1%)
パルマローザ(〜1%)
ブラックペッパー(〜2%)
カルダモン(〜2%)
マンダリン(〜2%)
ローズマリー・ベルベノン(〜2%)
コリアンダー(〜1%)
ジンジャー(約1%)
タイム・リナロール(〜1%)
フェンネル(〜1%)
ローレル(〜1%)
ユーカリ・グロブルス(〜1%)
ユーカリ・ラディアータ(〜1%)
ローズ(〜1%)
バジル(〜1%)
カモミール・ジャーマン(〜1%)
ミルセンの安全性
安全性は高いです。
ですが、初めて精油をお肌に使う場合は、必ずパッチテストをして、アレルギーがないかチェックしましょう。