目的別アロマブレンドレシピ集｜お悩み・シーンに合わせて選べる精油組み合わせ

「今の気分にぴったりな香りが欲しい」「目的に合わせたブレンドを試してみたい」という方へ。

精油は組み合わせによって、香りの印象や効果が大きく変わります。この記事では、目的別にすぐ使えるアロマブレンドレシピをご紹介。初心者でも手軽に楽しめる配合と、スプレー・バス・マッサージなど活用方法付きです。

リラックスしたいときのブレンド

安眠・ストレスケアにおすすめの香り

● ラベンダー：2滴
● オレンジ・スイートまたはゼラニウム： 2滴
● フランキンセンス：1滴

【おすすめの使い方】
● スプレー(無水エタノール5ml＋精製水20ml)
● お風呂に(キャリアオイル大さじ1に混ぜて)

【香りの特徴】
フローラル × 柑橘のバランスがよく、心をほぐしてリラックスさせてくれる香りです。

集中力を高めたい・気分を切り替えたい

仕事・勉強前にぴったりの香り

● ローズマリー・シネオール：2滴
● レモン：2滴
● ペパーミント：1滴

【おすすめの使い方】
● ルームスプレー
● ディフューザー
● ハンカチに垂らして持ち歩く

【香りの特徴】
シャープでクリア。頭をスッキリさせたいときに◎。

疲れた体を癒してエネルギーを与えてくれるブレンド

肩・腰がだるいとき、運動後のケアにおすすめの香り

● ローズマリー・カンファー：4滴
● ユーカリ・グロブルス：3滴
● レモングラス：5滴

【おすすめの使い方】
● クリームやバーム
● トリートメントオイル(ホホバオイル30mlに対し合計12滴)

【香りの特徴】
目が覚めるようなすっきりとした香り。　
　
スポーツ専用に作られたアロマオイルやバームもあります。

女性特有の不調に寄り添うブレンド

PMS・更年期・情緒不安に

● ゼラニウム：2滴
● クラリセージ：2滴
● ベルガモット：2滴

【おすすめの使い方】
● アロマバス(乳化剤を使うか、キャリアオイルに混ぜて)
● トリートメントオイル(ホホバオイル30mlに対し合計6〜12滴)

【香りの特徴】
ホルモンバランスのゆらぎに寄り添う、温かみのある香り。

季節のお悩みに合わせたブレンド

花粉症・春のムズムズ対策に

● ユーカリ・ラディアータ：2滴
● ティートリー：2滴
● ラベンダー：1滴

夏の暑さ・においケアに

● ペパーミント：3滴
● レモングラス：1滴
● ラベンダー：2滴

秋冬の乾燥対策に

● サンダルウッド：2滴
● フランキンセンス：2滴
● ゼラニウム：2滴

頭痛に

こめかみや肩、首にコロコロ塗ってマッサージしつつ、香りに癒されたいときに作るアロマオイル。

鎮静作用、鎮痛作用が期待できる精油をブレンドしたアロマオイルを、ロールオンボトルにINした使い方をご紹介しています。

のどのケアに

のどの違和感や、咳、痰に対するアロマオイルをご紹介しています。

どのブレンドレシピも、甘さのないスッキリした香りです。

蚊に刺されのかゆみに

かゆみ止め用のアロマオイルをロールオンボトルにIN。

少量ピンポイントで塗れて、手も汚れません。

梅雨の時期特有の不調に

梅雨の時期に起こりやすい不調(頭痛や下痢、だるい)におすすめの精油とブレンドレシピをご紹介！

夏に向けて体調を整えておきたいときに・・・。

日焼け後のケアに

日焼けをしたあとの肌はひどく乾燥した状態で、シミ・シワもできやすくなっています。抗酸化作用のある精油を使ったアロマオイルでしっかり保湿を。

フェイス用アロマオイルは、精油濃度低めで作ります。

ネイルケアに

ネイルケアを行うことで、ささくれや乾燥による爪のひび割れ予防に役立ちます。丈夫な爪を作りたいときにもおすすめ。

ホホバオイルの代わりに、ベタつきにくいスクワランを使ったネイル用アロマオイルです。

フェイストリートメントに

健康で明るい肌作りに役立つ精油を使ったアロママッサージオイルです。

フェイス用アロマオイルは、精油濃度低めで作ります。ブレンドレシピも参考までに。

ハンドトリートメントに

手にはたくさんのツボがあり、刺激することで血行が良くなって手や肩の凝りがやわらいだり、脳の血流も良くなるので認知症予防も期待できます。

強すぎず心地よい香りのアロマオイルは、ハンドケアにピッタリ。また、手は肌の老化があらわれやすいパーツでもあるので、ハンドトリートメントをすることで印象もだいぶ変わってきますよ。

全身のトリートメントに

全身のトリートメントやリンパケアは、心身の疲れやストレスからの回復を助けたり、深いリラクゼーション効果が期待できます。

美容や健康維持のセルフケアとして取り入れると◎。

ブレンド活用のワンポイントアドバイス

● 精油の希釈濃度は1％以下が安心(顔まわりは0.5％推奨)

● 香りの揮発度(トップ・ミドル・ベース)を意識するとバランスがよくなる

● 保存期間はスプレー：2〜3週間／オイル系：1ヶ月

おわりに｜目的別に香りを選べば、毎日がもっと豊かに

日々の気分や体調に寄り添う、アロマの力。ぜひ目的に合わせたブレンドを楽しんでみてください。　
　

関連記事

この記事を書いた人

主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。