季節の変わり目にあらわれる症状の1つに、寒暖差アレルギーがあります。
1日の温度差が7℃以上になると、寒暖差(温度差)により自律神経が乱れやすくなり、鼻水・鼻づまりの他に、身体のかゆみや頭痛、疲労感などの症状があらわれます。
風邪や花粉症と似ているところがありますね。
ですが、風邪や花粉症と違い、発熱もなく、目のかゆみもありません。
なので、風邪や花粉症のように積極的に薬などで治療するよりも、普段の生活や、自律神経のバランスを整えるといったセルフケアの方が重要になります。
この記事では、寒暖差アレルギーの予防や対策として具体的に何をすれば良いのか、簡単なセルフケア方法をご紹介していきます。
◇ 寒暖差アレルギーは治らない?
◇ 具体的に何をすればいいの?
*寒暖差を少しでも小さくする工夫をする
*飲み物や食事を見直す
*適度に体を動かす・筋肉をつける
*アロマを取り入れる
◇ まとめ
寒暖差アレルギーは治らない?
寒暖差アレルギーは、アレルギー物質やウイルスによるものではないので、確実な治療法はありません。
あらわれている症状をやわらげる対症療法が中心となります。
なので、毎日のセルフケアで自律神経のバランスを整えることが、寒暖差アレルギーの予防・対策になるんです。
具体的に何をすればいいの?
1.寒暖差を少しでも小さくする工夫をする
マスクや薄手の羽織ものなどを活用するのがおすすめ。
また、3つの首「首・手首・足首」を温めることも、冷え対策に効果的です。
2.飲み物や食事を見直す
身体の中から温めるには、冷たい飲み物より温かいものを、食事も血行を良くする食べ物を意識してとりましょう。
ショウガ、ネギ、ニンニクなどの薬味は新陳代謝アップと免疫力アップにも有効なので、積極的に取り入れたいですね。
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3.適度に体を動かす・筋肉をつける
特に女性は筋肉がつきにくく、低体温の人も多いです。
背筋をピンと伸ばす、歩くときは早足で、階段を使う、というように、運動が苦手でも、これくらいなら自分の意識次第で毎日できますよね。
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4.アロマを取り入れる
手軽に簡単にできる芳香浴やアロマバスを取り入れてみてはいかがでしょう。
自律神経のバランスを整えたり、冷えの緩和に役立ちます。
使う精油はお好みのもので良いのですが、特にラベンダー、オレンジ・スイート、ゼラニウムが、寒暖差による不調をやわらげたいときに役立ちそうなアロマです。ぜひ参考にしてみてください。
参考 >> 寒暖差の影響とアロマテラピーに関する調査
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まとめ
寒暖差アレルギーの予防や対策として具体的に何をすれば良いのか、簡単なセルフケア方法をご紹介しました。
寒暖差アレルギーは風邪や花粉が原因で起こるものではないので、「確実に治す」というより、今あらわれている症状をやわらげる「対症療法」が中心となります。
自分でできることとしては、
1. 寒暖差を少しでも小さくする工夫をする。
2. 飲み物や食事を見直す。
3. 適度に体を動かす・筋肉をつける。
4. アロマを取り入れる。
など、自律神経のバランスを整えることや免疫力を高めるための行動が、寒暖差アレルギー対策になります。
言葉で言うのは簡単ですが、すぐに乱れてしまう自律神経のバランスを整えるには、毎日のセルフケアが大切です。
「忙しいから」「面倒だから」と放置せず、自分に合った方法を少しずつでも習慣化していきたいですね。