アロマテラピーの始め方 - 基本知識、必要なもの、注意点などを解説

アロマテラピーの始め方 - 基本知識、必要なもの、注意点などを解説

「アロマテラピーに興味があるけど、どうやって始めればいいのかわからない…」そんなあなたへ。 

アロマテラピーは、心と体をリラックスさせ、毎日の生活にちょっとした癒しを与えてくれる芳香療法です。 

だけど「何を買えばいいの?」とか「どんなオイルを選べばいいの?」と悩むこともありますよね。 

この記事では、初心者でも簡単にアロマテラピーを楽しめるように、始める時に必要なもの、取り入れ方などを紹介します。

 

アロマテラピーの基礎知識

アロマテラピーとは?

アロマテラピーとは?

アロマテラピーは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)の香りを利用して、心身のリラックスや健康をサポートする芳香療法です。 

例えば、ラベンダーカモミールなどリラックス効果が高い精油は、ストレスや不安を軽減し、心を落ち着かせます。 

また、元気を出したい時や集中力を高めたい時には、ペパーミントレモンのような精油が役立ちます。 

香りを通じて心身にアプローチするアロマテラピーは、日常的に取り入れることで、より良い生活をサポートしてくれますよ。 

香りが心身にもたらす影響やメカニズム、臨床例など、より詳しく知りたい方には下記の書籍が参考になります。

精油の作り方(抽出方法)

精油の作り方(抽出方法)

アロマテラピーで使用する精油は、主に以下の方法で抽出されます。 

  1.  水蒸気蒸留法
  2.  圧搾法
  3.  溶剤抽出法

1. 水蒸気蒸留法
水蒸気で蒸して香りを抽出します。主に植物の花や葉がこの方法で抽出されます。 

2. 圧搾法
果皮を潰してしぼって香りを抽出します。主に柑橘系がこの方法で抽出されます。 

3. 溶剤抽出法
エタノールなどの有機溶剤に花を漬けて、香りを抽出します。主にローズジャスミンがこの方法で抽出されます。水蒸気蒸留法や圧搾法と違って、自然な状態で香りを抽出していません。 

Karisugi
精油の作り方(抽出法)について触れたのには理由があって、特に敏感肌・アレルギーの人にとっては大事なことだからです。

3番目の溶剤抽出法の精油は、抽出の過程で溶剤が残ってしまうことがあります。 

敏感肌・アレルギーを持っている人が、この溶剤抽出法で抽出された精油でトリートメントやスキンケアをすると、肌を刺激することがあるので注意が必要です。

アロマテラピーを始める時に必要なもの

アロマテラピーを始める時の基本の道具は、精油(エッセンシャルオイル)とディフューザーです。これに加えて、自作したいアロマクラフトの材料を少しずつ揃えていくことで、より多様な使い方ができます。

自分のライフスタイルや使用目的に合わせて、必要な道具を選んで楽しんでくさいね!
Karisugi

精油(エッセンシャルオイル)

アロマを始める時に必要なもの 精油

アロマテラピーで最も大切なのが「精油(エッセンシャルオイル)」です。植物から抽出された天然の精油で、リラックス、集中力アップ、気分転換などさまざまな目的に応じた使い方ができます。一般的に以下の精油が人気があります。 

ラベンダー:リラックス効果、睡眠改善
ペパーミント:集中力アップ、頭をすっきりさせる
オレンジ:気分を明るくする、リフレッシュ
ティートリー:空気を清浄にする、風邪の予防 

自分の目的や好みに合わせて選んでみましょう。

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ディフューザー

アロマを始める時に必要なもの ディフューザー

ディフューザーは、精油の香りを部屋に拡散するための道具です。種類には以下のものがあります。

【超音波ディフューザー】
水と精油を混ぜて、超音波でミストを発生させるタイプ。湿度も保てるので、乾燥が気になる季節に便利です。

【ネブライザー】
オイルをそのまま霧状にして拡散させるタイプ。濃度が高いため、香りが強く長持ちします。

【アロマランプ】
灯火を使ってオイルを温め、香りを広げるタイプ。リラックス感が増し、インテリアにもぴったりです。 

このほか、水も火も電気も使わない携帯型ディフューザーもあります。パーソナルスペースで芳香浴を楽しみたい方におすすめです。

キャリアオイル

アロマを始める時に必要なもの キャリアオイル

精油は直接肌に塗ることができません。そのため、精油を使ったマッサージを行いたい場合は、キャリアオイル(植物油など)で薄めて使います。代表的なキャリアオイルには、ホホバオイルやスイートアーモンドオイル、アルガンオイル、グレープシードオイルなどがあります。精製されていないキャリアオイルは栄養価が高いですが、アレルギーが心配な方や、敏感肌の方、精油の香りを優先したい方は、精製されたキャリアオイルを使うことをおすすめします。

アロマスプレー(精製水、無水エタノール)

アロマを始める時に必要なもの アロマスプレー

アロマスプレーは、精油を精製水無水エタノールで希釈してスプレーにしたものです。空間にシュッと吹きかけるだけで、手軽に香りを楽しめます。外出先や仕事中にも使えるので便利です。精油のブレンド次第で、ピローミストやスキンケア、デオドラント、虫除け、消臭、掃除などに応用できるのが魅力です。

ロールオンボトル

アロマを始める時に必要なもの ロールオンボトル

部分的なマッサージや保湿ケアに便利なのが、ロールオンボトルです。手のひらサイズで携帯しやすく、ローラーから少しずつオイルが出るので、塗りすぎる心配もありません。リラックスやリフレッシュのほか、頭痛、肩こり、かゆみなどのプチお悩みに合わせて、自分だけのお守りアロマとして持ち歩くのも良いですね。

バスオイルやバスソルト

アロマを始める時に必要なもの バスソルト

アロマテラピーはお風呂にも取り入れることができます。精油を加えたバスオイルやバスソルトは、リラックス&リフレッシュしたい時にぴったりです。バスタイムをより充実した時間にしてくれます。

アロマ収納ケース(収納ボックス)

アロマを始める時に必要なもの 収納ケース

精油や小物類を整理して保管できる収納ケースも便利です。精油は直射日光を避け、立てて保管するのが基本なので、収納ケースやボックスを用意しておくと、使い勝手が良くなります。

アロマテラピーを安全に楽しむためのポイント

アロマテラピーは心と体に良い影響を与えてくれますが、気をつけておきたいこともあります。以下のポイントを押さえて、安全に楽しくアロマを楽しんでくださいね。

  • 1. 精油は100%天然のもの、オーガニックのものを使う
  • 2. 香りが強すぎる時は換気を
  • 3. 肌に使う時はキャリアオイルで薄めて
  • 4. 苦手な香りは無理に使わない
  • 5. 精油の保管場所に注意

1. 精油は100%天然のもの、オーガニックのものを使う

精油は100%天然のもの、オーガニックのものを使う

精油とアロマオイルは同じものと思われがちですが、全く違こともあります。 

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹脂、樹皮、根、種子などから抽出された100%天然由来の液体で、芳香浴のほか、希釈してオイルマッサージや化粧水などアロマクラフトに使用できます。 

これに対し、アロマオイルは、精製水やエタノールなどであらかじめ希釈され(薄められ)ており、主に芳香浴(香りを楽しむ)を目的に作られています。100%天然ではないアロマオイルの場合、手作りのマッサージオイルや化粧水といったアロマクラフトには使用できません。 

聞き馴染みがあり、親しみが持てるのは「アロマオイル」のほう、という人も多く、「精油=アロマオイル」とすることもあります。なので、100%天然の精油かどうか見分ける時は、必ず学名や抽出部位、抽出方法などが記載されていることを確認しましょう。また、精油を購入する際は、信頼できるメーカー(ブランド)のものを選ぶと安心です。

2. 香りが強すぎる時は換気を

アロマディフューザーを使う場合、もし香りが強すぎると感じたら、少し換気をして香りを調整してみましょう。強い香りが苦手な場合は、オイルの量を少し減らしてみてくださいね。 

3. 肌に使う時はキャリアオイルで薄めて

精油をそのまま肌に塗るのはNG。必ずキャリアオイル(植物油)で薄めて使うようにしましょう。

また、初めて使う精油で、アロマクラフトにしてお肌に塗布する場合は、必ずパッチテストを行いましょう。

Karisugi
精油に対するアレルギーや肌トラブルを避けるために必要なことです。

妊娠中・授乳中や特定の病歴がある場合は、事前に医師に相談することをおすすめします。

4. 苦手な香りは無理に使わない

アロマテラピーでは苦手な香りは無理に使わない

アロマの香りの印象は、使う人のその時の気分や健康状態、体質の変化などによって変わります。 

アロマテラピーでは、苦手な香りを無理に使う必要はありません。ただひたすら自分にとって心地よい香りかどうかを基準に精油を選んでください。 

「苦手な香りだけど、どうしても使いたい」そんな時には、精油同士をブレンドしたり、キャリアオイルなどで希釈する(薄める)ことで、香りの印象が良いほうに変わることがあります。苦手な精油もブレンド次第で、とってもいい香りだと感じるようになるかもしれません。 

また、一度試して苦手な香りだと思っても、「もう無理」と決めつけず、たまに匂いをかいでみるといいですよ。体調や体質の変化によっても香りの印象がガラッと変わるのが、アロマの不思議な魅力の1つです。 

5. 精油の保管場所に注意

精油は直射日光を避けて、冷暗所に保管しましょう。精油は光・熱・空気に弱く、長時間日光に当たる場所に置いたり、ボトルの蓋を開けっぱなしにすると劣化を早めてしまいます。

これらのポイントを意識するだけで、安全にアロマテラピーを楽しむことができます。自分のペースで無理なく取り入れ、心地よい時間を過ごしてくださいね!
Karisugi

アロマテラピーの取り入れ方

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まとめ

今回は、初心者でも簡単にアロマテラピーを楽しめるように、始める時に必要なものや注意点、取り入れ方などを紹介しました。 

アロマテラピーで使用する精油は日本では「雑貨」扱いですが、植物の花・葉・果皮などから抽出した100%天然のオイルがギュッと詰まっています。 

香りを楽しむ芳香浴以外で使う場合はいくつか注意点もあるので、そこだけ気をつけつつ、安全に楽しくアロマを楽しんでくださいね。 
 

この記事を書いた人

この記事を書いた人Karisugi
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。

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