保冷剤と重曹を使った、かんたんアロマ消臭剤の作り方をご紹介します。
ハッカ油の大量消費にも使えるので、おうちに余っているものがあれば、ぜひ試してみてください☆
◇ 保冷剤と重曹でアロマ消臭剤を手作り〜ハッカ油の大量消費にも使える♪
* 保冷剤を使ったアロマ消臭剤の作り方
* 重曹を使ったアロマ消臭剤の作り方
◇ アロマ消臭剤作りにおすすめの精油
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介した材料
保冷剤と重曹でアロマ消臭剤を手作り〜ハッカ油の大量消費にも使える♪
保冷剤を使ったアロマ消臭剤の作り方、使い方
私たちが使っている保冷剤には2種類あります。1つは冷やすと固まる保冷剤、もう1つは冷やしても固まらない保冷剤です。
アイス、ケーキ、生鮮食品などに付いてくる、冷やすと固まり、常温でジェル状のものがありますよね。それが高吸収性ポリマーの保冷剤です。

対して、熱を出したときに使うアイスノンで、冷凍庫でも完全に固まらない保冷剤は、エチレングリコール、プロピレングリコールが主成分の保冷剤です。
エチレングリコールやプロピレングリコールの保冷剤には消臭効果はなく、体の中に入ると有害なため、アロマ消臭剤として使用できませんし、中身をあけることもおすすめできません。
アロマ消臭剤作りに使うのは、冷やすと固まる高吸収性ポリマーの保冷剤です。
材料

● 保冷剤(高吸収性ポリマー)
● 保冷剤を入れる容器
● 精油:(参考 >> 消臭剤作りにおすすめの精油)
小さい保冷剤1個に対し5〜10滴、ハッカ油など食品グレードの場合は10〜20滴ほど使います。
小さい保冷剤で約40〜50gあります。今回は保冷剤300g、ハッカ油120滴使用しています。
精油がない場合はアロマオイルや香水で代用可。
作り方
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1ジェル状になった保冷剤をハサミでカットし、中身を容器に入れます。
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2精油を垂らし、割り箸などでグルグルかき混ぜます。


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3容器の底をテーブル上でトントンして、ジェルが平らになるようにします。
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4これで完成としても良いし、不織布のペーパーやガーゼなど通気性の良いものをかぶせてひもで結んでも良いです。

使い方

においが気になるところ(靴箱や流し台の下、トイレ、クローゼットの中など)に置きます。
アロマの香りは、種類や滴数にもよりますが、3日〜7日ほどで香りが弱くなります。精油を追加すれば香りがまたつきます。

保冷剤の消臭効果は2〜3週間ほど。香りとは関係なく、保冷剤のジェルが乾燥してカサが減ってきたら替え時(処分)です。最初はぷるんとしていたジェルも、乾燥してカサが減ります。
処分するときは、燃えるゴミとして捨ててください。

重曹を使ったアロマ消臭剤の作り方、使い方
材料

● 重曹:100g
● 重曹を入れる容器
● お茶パック(小分けにして使う分を用意する)
● 精油:10滴(参考 >> 消臭剤作りにおすすめの精油)
今回は重曹300g、ハッカ油60滴使用しています。
作り方
step
1重曹を容器に入れ、精油を垂らしたら、グルグルかき混ぜます。


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2これで完成としても良いし、不織布のペーパーやガーゼなど通気性の良いものをかぶせてひもで結んでも良いです。

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3複数箇所に置きたい場合は、お茶パックに小分けにしても◎。↓↓ではお茶パックを2枚重ねにして使っています。通気性の良い布か小袋に入れてサシェにするのも良いですよ。



使い方

重曹は消臭剤のほか、除湿剤にもなります。においや湿気がこもりやすいところ(靴箱や流し台の下、クローゼットなど)に置くのがおすすめです。
衣装ケースやタンスの引き出しに入れる場合は、一番上に置くようにします。こうするとアロマの香りが上から下にうつります。
湿気の多いところでは、なるべく下のほうに置きます。
重曹だけで消臭効果は1〜3ヶ月ほどもちますが(気温や湿度にもよる)、アロマの香りは3〜7日ほどで弱くなります。
精油を入れて混ぜればまた香りがつきます。
使い終わった重曹は、キッチンクレンザーなど掃除に使えます。また、水100mlに重曹5g混ぜれば重曹スプレーになります。換気扇やガス台の油汚れの洗浄、拭き掃除など、無駄なく使いきれますよ。
アロマ消臭剤作りにおすすめの精油

アロマ消臭剤作りにおすすめなのが、抗菌作用のある精油や空間の浄化に役立つ精油です。
目的別に精油を使い分けても良いですね。例えば、レモングラスは靴箱や靴の消臭が得意だし、ペパーミントやハッカ油は虫除け効果が期待できます。
ほかにも、みんな大好き柑橘系の香り、清涼感のある香りなど、好みの香りで作っても◎です。
オレンジ・スイート
まとめ
保冷剤と重曹を使った、かんたんアロマ消臭剤の作り方をご紹介しました。
なんとなく取っておいた保冷剤は消臭剤に、重曹は使い終わったあとも掃除に利用でき、ただ捨てるのではなく最後まで有効活用できるのが良いですね。
ハッカ油の大量消費にも使えるので、おうちに余っているものがあれば、ぜひ試してみてください。
今回ご紹介した材料