体を温めながら、筋肉のコリをほぐしたりリラックスできるなど疲労回復に役立つアロマバス。普通に入浴するだけでも良さそうですが、なぜアロマバス?
それは、精油の香りや作用を効率的に取り入れることができるから。
お風呂に入ることで体が温まったり、リフレッシュできたりしますが、これにアロマの香りが加われば、相乗効果が期待できます。
アロマバスにおすすめの精油や、アロマバスソルト・バスオイルの作り方、アロマバスを行うときの注意点もあわせてご紹介していきます。
入浴の習慣がある方には取り入れやすいのではないでしょうか。
◇ 手作りアロマバスで疲労回復〜おすすめ精油やバスソルト・バスオイルの作り方
● アロマバスにおすすめの精油
● アロマバスオイルの作り方、使い方(使い切り1回分)
● アロマバスソルトの作り方、使い方(使い切り1回分)
◇ アロマバスで肌がピリピリ?原因と対処法
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介した材料
手作りアロマバスで疲労回復〜おすすめ精油やバスソルト・バスオイルの作り方

アロマバスにおすすめの精油
クラリセージ:ホルモンバランスを整えたいとき、心身の緊張をやわらげたいときに。
ゼラニウム:ホルモンバランスを整えたいとき、ストレスをやわらげたいときに。
マージョラム:体を温めたいとき、筋肉のコリをほぐしたいときに。
ユーカリ・ラディアータ:のどや鼻に違和感があるとき、感染症対策に。
ラベンダー:リラックス効果を得たいとき、1日の疲れを癒したいときに。
ローズマリー・カンファー:筋肉のコリをほぐしたいとき、リフレッシュしたいとき、お風呂後もシャキッとしたいときに。

アロマバスソルトの作り方、使い方(使い切り1回分)

材料
● 天然塩:大さじ2
● お好きな精油:5滴
作り方は、天然塩にお好きな精油を5滴入れて、よくかきまぜたら出来上がり!
天然塩には発汗効果もあるので、カラダがポカポカして温まります。汗をしっかりかきたい、体の芯から温まりたい、というときはバスソルトが好相性です。
バスソルトは、浴槽を傷めない、追い焚き可能なエプソムソルトをおすすめします。普通の天然塩を使う場合は追い炊きはせず、入浴後は浴槽の掃除を忘れずに!お茶パックにバスソルトを入れて使うと、溶けなかったソルトの回収がラクです。
アロマバスオイルの作り方、使い方(使い切り1回分)

材料
● ホホバオイル:5ml
● お好きな精油:5滴
作り方は、ホホバオイルにお好きな精油を5滴まで入れて、よくかきまぜたら出来上がり!
お風呂に入れたら、よくかきまぜながら入りましょう。
お肌もしっとりしますよ♪
追い炊きは風呂釜の故障の原因になることがあるのでやめましょう。入浴後は浴槽の掃除を忘れずに!

アロマバスで肌がピリピリする原因と対処法

よくアロマバスの入り方で、「精油を◯滴、お風呂に垂らす」と紹介されているものがありますが、精油は水には溶けないので混ざりにくく、肌に直接付いてしまうと、敏感肌の方にはピリピリとした刺激となったり、赤みやかゆみなど肌トラブルの原因になることがあります。
精油をそのまま湯船に垂らすのは、皮膚刺激の原因になるのでNG。
アロマバスを行うときは、キャリアオイルかバスソルトのような基材に混ぜて使いましょう。
皮膚刺激を避ける方法、注意点
- 1回に使う精油の滴数は最大5滴までです。
- 精油は希釈(ホホバオイルなどと混ぜて精油の濃度を薄める)してから使いましょう。
- オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンといった柑橘系の精油は、希釈したものであっても、お肌の弱い方や敏感肌の方には刺激となることがあります。
- 柑橘系以外にも、ブラックペッパーやローズマリーは肌を刺激することがあるので、滴数を調整しながら使いましょう。
- 寒い季節やお肌が乾燥しているとき、体調によっては、今までなんともなかった精油でも刺激を感じることがあります。
- 希釈したアロマオイルを使ったお風呂の残り湯は、油が混ざっているので洗濯に使えません。
- アロマオイルを使用後、追い焚きしても良いかどうかは、メーカー説明書をご確認ください。

まとめ
アロマバスに入るときは、精油を原液のままお風呂に入れないように注意しましょう。
精油はそのままでは水に溶けません。なじませるために、キャリアオイル(ホホバオイルなど)やバスソルトなどを使うと良いですよ。
お肌の弱い方や敏感肌の方にはピリピリとした刺激となったり、赤みやかゆみなど肌トラブルを起こすことがあるので、それを避けるためにも、事前のパッチテストは行ったほうが安心です。
正しく使って、アロマバスを1日の疲労回復やリフレッシュ&リラックスに役立ててください。
アロマバスがお肌に合わないときは使用を中止しましょう。
3歳未満の乳幼児、妊娠中の方はアロマバスは控えましょう。
今回ご紹介した材料