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体感温度を下げる「メントール」|作用、効果、安全性、活用法

体感温度を下げる「メントール」|作用、効果、安全性、活用法

 
ガムなどの食品にも使われているペパーミントハッカには、「メントール」が含まれています。 
 
「メントール」は体感温度を下げるのと同時に、体を温めようとする機能が働き、代謝が高まるので、ダイエットにも注目されている成分です。 
 
体を冷やしたいけど芯から冷やしたくないというときには、このメントールを含む精油が役立ちますよ。

 

メントールとは

メントールは、精油成分モノテルペンアルコール類に分類されます。 
 
スーッとした清涼感のある香りで、肌に触れるとひんやりとした感じがしますが、実際に体温を下げているわけではありません。また、冷やすだけじゃなく温める作用もあります。 

 

メントールの主な作用、期待できる効果

精油成分の主な作用、期待できる効果

抗菌作用 

抗ウイルス作用 

抗炎症作用 

鎮痛作用 

鎮静作用 

血行促進作用 

線毛の働きを活発にする作用 

蚊、蜂、ダニ、ゴキブリ、ネズミよけに 

においが気になる場所の消臭に 

吐き気や乗り物酔いなどに  

リフレッシュしたいとき、集中したいときに 

鼻やのどにある線毛は、細菌やウイルスなどが肺に入らないようにしたり、体の外に排出したりする働きがありますが、乾燥と寒さでその働きが弱くなります。夏だけじゃなく冬にもメントールを含む精油は役に立ちそうですね。
Karisugi

 

メントールを含む精油

成分を含む精油

ハッカ(インド産)(65%〜) 

薄荷(ジャパニーズミント)(60%〜) 

ペパーミント(30〜50%) 

ハッカ油(和ハッカ)(30%〜) 

 
 

メントールの安全性

精油成分の安全性

毒性はありませんが、お肌に刺激となることがあるので、敏感肌の方は少量から使うことをおすすめします。 

特に目の近くでは使わないように気をつけましょう。 

メントールを含む精油に限らず、初めて精油をお肌に使う場合は、必ずパッチテストをして、アレルギーがないかチェックしましょう。

体感温度を下げる「メントール」の活用法

体感温度を下げる「メントール」|作用、効果、安全性、活用法

体感温度は、体が感じる温度のことですが、気温が下がれば低くなるというものではありません。たとえ気温が下がらなくても、湿度を下げたり、風に当たったり、日差しを避けるだけで体感温度をグッと下げることができるんです。 
 
簡単に即実感できる暑さ対策として、首の後ろ、わきの下、足の付け根、ひざの裏のいずれかを冷やす方法があります。 
 
太い血管やリンパが集中している部分を冷やすことで体温が下がるので、これに体感温度を下げるのに役立つ精油を活用して、濡らしたタオルやハンカチで拭いたり、あてるだけでも汗がスーッと引いていくのがわかりますよ。 
 

メントール活用法1:アロマ冷湿布

体感温度を下げる「メントール」|作用、効果、安全性、活用法

おうちでも出先でも簡単に作れるのがアロマ冷湿布。 
 
水で濡らしたタオルに精油を1〜2滴垂らし、くしゅくしゅ揉むだけで完成です。 
 
これを首の後ろ、わきの下、足の付け根、ひざの裏のいずれかにあてて拭きます。拭いたところがスースーします。ハンディファンや扇風機など風に当てるとさらに涼しく感じますよ。 
 
精油を垂らした箇所が直接肌につかないようにしましょう。ハッカ油は1滴でも十分スースーするので、気持ち良いからといって多量に使わないようにしましょう。 

特に「首」は、温めることで血行が良くなり、冷やすと体全体が冷える部位なので、早く体感温度を下げたいときは、常に露出している首を冷やすのが手っ取り早くおすすめです。
Karisugi

 
 

メントール活用法2:アロマスプレー

体感温度を下げる「メントール」|作用、効果、安全性、活用法

外出先で水がないときや脱げないときは、ハッカ油のスプレーを体に吹きかけてみてください。特に首の後ろにスプレーしたあと風を送ると、簡単にクールダウンできます。 
 
アロマスプレーの作り方は簡単! 30mlのスプレーボトル無水エタノール3mlハッカ油(またはペパーミント精油)を6滴垂らしたら軽く振り、さらに精製水27mlを入れて、よく振ったら完成です。 
 
精油の原液での使用は肌や粘膜を刺激することがあるので、必ず希釈してから使いましょう。

 

アロマに慣れていない方には、既製品のハッカ油スプレーがおすすめ。持ち運び用にも便利な10mlサイズで、食品添加物としても使えるので、万が一口に入っても安心です。 
 
暑さ対策だけじゃなく、虫除けや花粉症、マスクスプレー、おしぼり作りにも◎。 

青系の色を見たり、空間に取り入れるだけでも体感温度が下がるそうです。ちょうど青色のスプレー容器があったので、無水エタノール3mlに精製水25ml、ハッカ油3滴、レモンFCF3滴でアロマスプレーを作りました。レモンには余分な皮脂を抑えたり、肌を引き締める作用があるので、夏にぴったり♪
Karisugi
 
 

メントール活用法3:アロマハンディファン

体感温度を下げる「メントール」|作用、効果、安全性、活用法

風とともにアロマの香りが拡散される、夏の芳香浴にピッタリなアロマハンディファンです。 
 
ハッカ油やペパーミントをアロマシールに垂らして風を送るだけ。風がひんやり感じられて気持ちいいですよ♪

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まとめ

「メントール」は体感温度を下げるのと同時に、体を温めたいときにも役立ちます。 
 
簡単に体感温度を下げるには、太い血管やリンパが集中している部分(首の後ろ、わきの下、足の付け根、ひざの裏のいずれか)を冷やすのが◎ 
 
また、ハッカ油等を使用したアロマスプレーや、持ち運びに便利なハンディファンを活用すれば、爽快感とひんやり感を同時に味わえて、気分もシャキッとします。 
 
夏のムシムシした暑さを快適に過ごすために、クールダウンに役立つアロマを活用してみてはいかがでしょう。 
 

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