不眠対策のアロマオイルにはラベンダーが配合されていることが多いですが、無印良品のおやすみブレンドには、ラベンダーは配合されていません。
ですが、ぐっすり眠れると評判が良いですよね♪
使われている精油の効果でしょうか。
無印良品のおやすみブレンドには、エッセンシャルオイル、ロールオンフレグランス、フレグランスミストがありますが、使われている精油は同じです。
配合されている精油にどんな効果があるのか見ていきたいと思います。
◇ 無印良品『おやすみブレンド』の効果〜ラベンダーなしでもぐっすり?
● おやすみブレンドに使われている精油は?
● 無印良品『おやすみブレンド』期待できる効果は?
● 無印良品『おやすみブレンド』はどんな香り?
◇ 番外編:ラベンダーなしで『眠りのアロマオイル』を手作り!使用感は・・・?
◇ ぐっすり眠るための7つの習慣
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介したアイテム&材料
無印良品『おやすみブレンド』の効果〜ラベンダーなしでもぐっすり?
無印良品『おやすみブレンド』使われている精油は?
無印良品『おやすみブレンド』の配合を見ると、オレンジ果皮油、ベルガモット果皮油、イタリアイトスギ葉/実/茎油、クスノキ木油とあります(天然香料部分だけ抜粋)。
● オレンジ果皮油 → オレンジ・スイート
● ベルガモット果皮油 → ベルガモット
● イタリアイトスギ葉/実/茎油 → サイプレス
● クスノキ木油 → ホーウッド
無印良品『おやすみブレンド』期待できる効果は?
安眠効果が期待できるリモネンという成分が、オレンジ、ベルガモット、サイプレス、ホーウッドに含まれています。
また、リラックス効果やストレス緩和が期待できるリナロールという成分が、オレンジ、ベルガモット、ホーウッドに含まれています。
特にホーウッドは、ラベンダーよりリナロールが豊富に含まれていて、鎮静作用に優れています。
さらに、サイプレスに含まれるα-ピネンは、ラベンダーと比べて入眠が早く、睡眠効率も高いという実験結果も。
おやすみブレンドでぐっすり眠れるというのも納得ですね。


無印良品の『おやすみブレンド』はどんな香り?
無印良品のおやすみブレンドは、柑橘の爽やかな甘さのある香りです。
オレンジやベルガモットなど柑橘系精油の香りは、日本人にも馴染み深いので、あまり抵抗がありません。
サイプレスやホーウッドはウッディー系の香りで、好き嫌いが分かれそうですが、実は高いリラクゼーション効果や、ホルモンバランス調整に役立つ精油なんです。
ウッディー感はあまり感じられませんが、実は隠し味的な役割を果たしているのが、サイプレスやホーウッドではないでしょうか。
番外編:ラベンダーなしで『眠りのアロマオイル』を手作り!使用感は・・・?

おやすみブレンドと同じ精油ではありませんが、眠れるアロマオイルとして、手作りロールオンフレグランスを作ってみました。
使うのは、オレンジ・スイート、ベルガモットFCF、サイプレス、ホーリーフの精油。今回ラベンダー精油は使いません。
ホーリーフとホーウッドは、ローズウッドと含有成分や香りが似ているところがあります。
フレグランスということで、精油濃度は少し高めです。あと、ベルガモットは一応フロクマリンフリー(ベルガプテンフリー)を使います(日中に使う場合は光毒性の心配があるので)。
材料
ロールオンボトルにホホバオイル(またはスクワラン)と精油を入れたら蓋をして、上下によくふり混ぜればできあがり♪
使う前によく振って、手首にコロコロ塗って擦り合わせ、ゆっくり香りをかぎます。手首のほか首筋や、爪の保湿にも使えます。
夜中に何度も目が覚める、イライラしている、不安感がある、緊張して体がこわばっているときに良いです☆

ぐっすり眠るための7つの習慣

よく眠れない日が1ヶ月以上続き、眠さやだるさで日常生活に支障をきたしている場合、「不眠症」の疑いがあるとされます。
ちゃんと睡眠時間が取れず、日中眠いというのは不眠症ではなく単なる睡眠不足です。
いずれにしても"眠れない"原因は、不安やストレス、身体の痛み、タバコやコーヒーなどの刺激物、スマホやゲーム、暑い・寒い・周りの生活音がうるさいなど、様々です。
眠れない状態が続けば、日中の眠気のせいで集中できない、気力・記憶力・免疫力が低下する、イライラする、食欲が増して太るなど、いいことがありません。
ぐっすり眠るためには、"眠れない原因"を作る生活習慣を見直すことも必要です。
1.規則正しい生活をする
仕事の日や休日関係なく、毎日寝る時間と起きる時間を同じにするようにします。寝だめや二度寝をせず、いつもと同じ生活リズムを保ちましょう。
2.「◯時間は必ず寝る!」と決めない
睡眠時間は最低7〜8時間は必要とされていますが、短時間でも「日中の活動に支障がなければいいや」と思うくらいがちょうどいいです。
3.眠れない時は無理に寝ない
「寝なくちゃいけない」と思うとますます眠れなくなることがります。眠くなるまで何かをする時は、音楽を聴くか、本を読むなどしてリラックスするのがおすすめです。スマホやテレビ、ゲームは逆に脳が興奮してしまうので×。
4.寝る前はスマホやゲームをしない
早い時間からベッドに横になっても、スマホを夜遅くまでずっと見ていては質の良い睡眠は取れません。寝る1時間くらい前からスマホなどはお休みして、音楽を聴いたり雑誌や本など読むと、リラックスへの切り替えがスムーズにいきますよ。
5.寝る前にタバコを吸わない
気分転換や眠気覚ましにタバコを吸う人もいらっしゃるかと思います。タバコは眠気を覚ますだけでなく、睡眠の質も下げてしまうのでおすすめしません。
6.お風呂はぬるめ(38〜40℃)で、最低でも寝る1時間前にはすませるようにしましょう。
熱いお湯は眠気を覚まして身体をシャキッとさせるので、朝に入るならおすすめです。ぬるめのお湯は身体をリラックスさせて眠りへと誘うので、こちらは夜におすすめ。
7.朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる。
体内時計は朝の太陽の光によってリセットされます。体内時計を正すことで、自律神経やホルモンバランスも整えられます。

まとめ
無印良品のおやすみブレンドは、ラベンダー精油は使われていないものの、安眠効果やストレス緩和、リラックス効果の高い4種の精油が配合されています。成分だけ見れば、ホーウッドはラベンダーより鎮静作用に優れているのではないでしょうか。
睡眠が十分に取れない状態が続くと、心と体の疲れやストレスから回復せず、日中眠くなり集中力が保たず、記憶力の低下にもつながります。
また、自律神経が乱れて調子が悪くなる、というように心身に影響が出てしまいます。
眠れないときは、できるだけ自然に眠れるように睡眠を妨げる悪習慣を見直したり、リラックス効果が期待できるアロマグッズを取り入れてみたりと、工夫しながら自分に合った睡眠習慣を身につけていきましょう。
今回ご紹介したアイテム&材料