低血圧で「眠い・だるい・集中できない」という活力不足な人におすすめのアロマの香りをご紹介します。
低血圧は、最高血圧がいつも110mmHg以下(病院によっては目安が異なることがあります。)を指しますが、高血圧と違い、命に関わるようなものではないためか、あまり重要視されていないので、「自分、低血圧でつらいんです(泣)」と言ったところで、あまりわかってもらえません。
低血圧も人によって状態が違いますが、今回は"うつ"とはまた違うなんにもする気が起きない、眠い・ぼーっとする、だるい・集中できないといった「活力不足」を補いたいときに役立つアロマテラピーをご紹介します。
◇ 低血圧の人におすすめのアロマ精油とは?
◇ 低血圧におすすめのアロマテラピー〜集中力・記憶力アップにも◎
◇ 逆効果?【眠い・だるい・集中できない】時には不向きな精油
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介した材料
低血圧の人におすすめのアロマ精油とは?

低血圧で「眠い・だるい・集中できない」ときにピッタリの精油がローズマリーです。
ローズマリーはしみ通るようなハーブの香りが特徴で、肉料理のくさみを消して香り付けする時にも使われていますよね。
アロマケアとしては、血行を促進したり、脳の血流を良くする働きがあるので、低血圧で眠さやだるさがあったり、集中力が足りない時はもちろん、認知症対策にも役立つ精油です。
同時に、血圧を上げる作用もあるため、高血圧の方には高濃度での使用は禁忌とされています。
また、レモンやペパーミントも、眠気覚ましや集中力アップに◎。ローズマリーといっしょに使いたい精油です。
低血圧におすすめのアロマテラピー〜集中力・記憶力アップにも◎

1番簡単な方法は、ティッシュやハンカチを使った芳香浴です。ローズマリーの精油を1〜3滴垂らして嗅ぐか、身近に置いてゆっくり香りを拡散させます。
お部屋全体にしっかり香りを広げたいときは、ネブライザー式アロマディフューザーの出番です。精油本来の香りをそのまま感じられるので、おうちで勉強や仕事をするときに。
乾燥した時期には湿度を保ちつつウイルス対策もできる超音波タイプがおすすめです。
手作りのロールオンアロマを手首などにコロコロ塗って香りを嗅ぐのも良いですよ。
ロールオンアロマの作り方
● ホホバオイルorスクワランオイル:8〜10ml
●【単品で作る場合】ローズマリー:2滴
●【ブレンドして作る場合】
ローズマリー:1滴+レモンFCF:3滴
ロールオンボトルにホホバorスクワランと精油を入れて、よく振り混ぜれば完成です。
マスクを使うなら、直接1滴マスクの表側に垂らすのもいいし、アロマシールに精油を染み込ませてマスクに貼っても◎
マグカップに熱いお湯を入れたら2滴垂らして吸入(吸入中は蒸気が目に入らないように、目を閉じて行ってください)するのもいいですね。心なしか鼻の通りも良くなって、呼吸が楽になります。
逆効果?【眠い・だるい・集中できない】時には不向きな精油

眠気を覚ましたい時や集中したい時に控えたいのが、イランイランやラベンダーのような甘いお花の香り。
特にイランイランは、高血圧の方が好む香りというだけあって、リラックス効果が高いです。
イランイランもラベンダーも、緊張をほぐしたい時や寝る前などには最適なので、シーンに合わせてうまく使い分けましょう☆

まとめ

ローズマリーの精油は脳の血流を良くしたり、血圧を上げる効果が期待できるので、低血圧で「眠い・だるい・集中できない」というときにおすすめです。
<眠い・だるい・集中できないときのアロマテラピー>
ローズマリーの精油をティッシュに1〜3滴垂らす。
マスクの表側に1滴垂らす。またはアロマシールをマスクに貼る。
ネブライザー式か超音波式のアロマディフューザーを使う。
ロールオンアロマを使う。
マグカップに熱いお湯を入れたら2滴垂らして吸入する。
など。
肌に直接精油を垂らして塗るなどの行為は、肌トラブルの危険があるのでやめましょう。
集中力・記憶力を高めたいときに役立つアロマ精油はいくつかありますが、特にローズマリーの精油は頭をスッキリさせて、集中力とやる気を取り戻してくれます。
レモンやペパーミントはローズマリーとブレンドの相性も良いので、手作りロールオンアロマにおすすめです。
日常に取り入れやすいものから試してみてはいかがでしょう♪
今回ご紹介した材料