ローズ精油で“自分を愛する香り習慣”を〜オットーとアブソリュートの違いも比較

ローズ精油で“自分を愛する香り習慣”を〜オットーとアブソリュートの違いも比較

1mlのローズ精油を水蒸気蒸留法で抽出するためには、1000本以上のバラの花びらが必要といわれています。精油1滴(=0.05mlの場合)につき、最低でも約50本は必要ということですね。 
 
ローズ精油は、心を癒し、女性らしさを取り戻す香りの女王。ストレス、不安、孤独感、肌の疲れ—— それらすべてを包み込むようにやさしく整えてくれます。 
 
そんなローズ精油には、ローズオットーと、ローズアブソリュートがあります。 
 
今回はそれぞれの違いを比較一覧にまとめました。 
 
ローズ精油の効果やブレンドの相性、本物とニセモノの見分け方なども詳しくご紹介します。

 

ローズ精油〜オットーとアブソリュートの違い【比較一覧】

ローズ精油〜オットーとアブソリュートの違い【比較】
ローズオットー
ダマスクローズ
ローズアブソリュート
ダマスクローズAbs.
学名Rosa damascenaRosa centifolia
Rosa damascena
科名バラ科バラ科
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法溶剤抽出法
原産国ブルガリアブルガリア、モロッコ
オイルの色薄い黄色濃いオレンジ色
ノートミドルミドル〜ベース
香り甘く華やかなバラの香りバラ本来の濃い香り
成分

シトロネロール:18〜33%
ゲラニオール:16〜21%
・ノナデカン:10〜17%
ネロール:6〜11%
・ヘンイコサン:5〜6%
・ノナデセン:2〜5%
・メチルオイゲノール:1〜2%
・ファルネソール:〜2%
リナロール:〜1%
・フェニルエチルアルコール:〜1%
・オイゲノール:〜1%
・メチルオイゲノール:〜1%

・フェニルエチルアルコール:50〜60%
シトロネロール:8〜13%
ゲラニオール:5〜8%
ネロール:〜2%
・オイゲノール:〜2%
・メチルオイゲノール:〜1%

おすすめの使い方・スキンケアに
・オイルトリートメントに
・アロマスプレーに
・芳香浴に
・アロマバスに
・芳香浴に
・香水作りに
・アロマスプレーに
嗅覚トレーニング

ローズ精油の心と体への効果

精油の心と身体への効果
効果の面で、ローズオットーとローズアブソリュートにそれほど違いはありません。ただ、スキンケアにはローズオットー芳香浴など香りを楽しむときにはローズアブソリュートが適しています。

【心への効果】
・鎮静作用
・抗うつ作用
・抗ストレス作用
・「自己否定」「孤独」「喪失感」など、心の深いところにある傷や疲れを癒す

【身体への効果】
・抗菌作用
・抗炎症作用
・鎮静作用
・強壮作用(循環器系、消化器系、肝臓)
・抗ウイルス作用
・ホルモン調整作用(エストロゲン様作用)
・血圧降下作用
・皮膚弾力回復作用
・瘢痕形成作用
・収れん作用
・冷えの改善、血流促進
・肌のターンオーバー促進
・しみ、たるみなど老化肌に
・PMS(月経前症候群)や更年期の不調緩和に

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ローズ精油とブレンドの相性が良い精油

精油のブレンドの相性と活用法

【ハーブ系】
クラリセージ

【柑橘系(シトラス)】
オレンジ・スイートグレープフルーツベルガモットレモン

【花系(フローラル)】
カモミール・ローマンジャスミンネロリゼラニウムパルマローザラベンダー

【樹木系(ウッディ)】
ローズウッド

【樹脂系(バルサム)】
フランキンセンス

【エキゾチック系(オリエンタル)】
イランイランサンダルウッドパチュリ 
 
ローズ精油は、“精油の女王”と呼ばれるほど、アロマの世界で特別な存在です。

おすすめの組み合わせ:

ベルガモット × ローズ
→ 不安や緊張をやわらげ、心を軽くする。朝の香りに◎。

フランキンセンス × ローズ
→ 心を鎮め、瞑想や夜のリセット時間に。

ゼラニウム × ローズ
→ ホルモンバランスを整えたい女性に。月経前のケアにも。

サンダルウッド × ローズ
→ 深みのあるウッディノートがローズの甘さを引き立てる。

香りの印象が強い場合は、1滴だけ加えるのがポイントです。

おすすめのブレンドレシピと使い方

◆ 自分をいたわる「夜のリセットアロマ」

● ダマスクローズ:1滴
● フランキンセンス:2滴
● オレンジ・スイート:3滴
無水エタノール:5ml
精製水:25ml
30ml スプレー容器

スプレーボトルに入れて、就寝前に枕元へ。心を整える香りが、眠りの質を高めてくれます。
バラの香りには深呼吸を促す効果もあり、冷えや肩こり、緊張型頭痛の緩和にも役立ちます。

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◆ 肌と心を満たす「ローズフェイシャルオイル」

● ローズ・オットー:1滴
● ゼラニウム:1滴
ホホバオイル・クリア:10ml
10ml スポイト付きガラス遮光瓶

手のひらで温め、頬や首筋を包むようにマッサージ。乾燥やくすみが気になる季節にぴったりです。
特にスキンケアでは、乾燥肌・敏感肌・年齢肌のケアに最適。
フェイシャルオイルに1滴加えるだけで、ふっくらとしたハリと透明感がよみがえります。

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ローズ精油の本物とニセモノの決定的な見分け方

ローズ精油(ローズオットー)の本物とニセモノの決定的な見分け方は、低温でオイルが固まるかどうかです。

本物のローズ精油なら、低温(13度前後以下)になるとオイルが固まります。

これは、ローズオットーに天然の「パラフィン」という成分が入っているためです。

固まった場合は瓶ごと手の中で温めれば液体に戻りますし、品質が劣化するということはありません。

冷蔵庫に入れて固まらない場合は、本物ではない可能性が極めて高いです。

ローズ精油を購入する際は、信頼できるブランド・メーカーから選びましょう。

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ローズ精油の禁忌、注意点

● 妊娠中の方は使用を避けましょう。

● 精油を直接肌につけるのはNG。必ず植物油で希釈(希釈濃度1%以下)しましょう。(要パッチテスト)。

● 光毒性はありませんが、柑橘系精油とブレンドしたものは夜の使用が安心です。

● 精油は100%天然のエッセンシャルオイルを使用しましょう。高価な精油のため、安価すぎるものは合成香料の場合があります。

まとめ

ローズ精油には、ローズオットーとアブソリュートがあり、抽出方法や主要成分に違いがあります。効果の面で大きな違いはありませんが、アブソリュートは溶剤が残ってしまうことがあり、お肌に使うことには適していません。

お肌に使いたいときはローズオットーを。芳香浴や香水作りにはローズオットーよりバラの香りが濃く・深いローズアブソリュートが適しています。

ちなみに、値段でいうとローズアブソリュートのほうが安く買えます。自分の目的に合ったほうを選んでみてください。 
 

アロマを深く学びたい方へ

もし、もっとブレンドの奥深さや精油の組み合わせを学びたい方は、アロマテラピー検定用の書籍や精油セットを活用したり、通信講座を受講するのもおすすめです。

精油を実際に手に取りながら学ぶことで、香りの理解がぐっと深まりますよ。 
 

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※ 精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。

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