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香りのスパイスで心も温まる『カルダモン精油』の魅力とブレンド術

香りのスパイスで心も温まる『カルダモン精油』の魅力とブレンド術

冷えが気になる季節。「温かい飲み物を飲んでも、なんだか心まで温まらない」 
 
そんなとき手に取ってほしいのが、カルダモン精油です。 
 
スパイス特有のスッとした香りの中に、ほんのり甘さを感じる上品な香り。体の芯からあたためてくれるようなその香りは、冬の冷えやストレスでこわばった心をゆるめ、やさしく包み込んでくれます。 
 
この記事では、カルダモン精油の特徴・効果・ブレンドのコツ・おすすめの使い方を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

 

カルダモン精油とは?

精油の基本情報、特徴

カルダモンはショウガ科の植物で、“スパイスの女王”と呼ばれるほど香り高いスパイス。料理やお菓子作り、香水にも使われています。

精油は、カルダモンの種子を水蒸気蒸留法で抽出して得られます。その香りは、スパイシーで甘く、レモン様の香りも感じられます。男女問わず好まれる香りです。

◆ 基本情報

精油名カルダモン
学名Elettaria cardamomum
科名ショウガ科
和名小豆蔲(ショウズク)
抽出部位種子
抽出方法水蒸気蒸留法
原産国グアテマラ
オイルの色薄い黄色
ノートトップ〜ミドル
香りスパイシーな香りのなかに、わずかにレモンに似た甘さもある

カルダモン精油の主な成分と期待できる効果

カルダモン精油に多く含まれる成分は、1,8-シネオール、酢酸テルピニル、リモネンなど。
これらの成分が、心身への幅広い作用を支えています。

1,8-シネオール:呼吸器系をサポートし、集中力を高める。
酢酸テルピニル:神経の緊張を緩め、リラックス効果をもたらす。
リモネン:気持ちを明るくし、ストレスをやわらげる。

◆ 主な成分

精油成分

● 酢酸テルピニル:37〜43%

1.8-シネオール:27〜33%

酢酸リナリル:5〜6%

● サビネン:3〜5%

リナロール:2〜5%

リモネン:2〜4%

ミルセン:1〜2%

α-ピネン:1〜2%

テルピネン-4-オール:〜1%

◆ 心と身体への効果

精油の心と身体への効果

【心への効果】
・ストレスやプレッシャーで気持ちが重くなったときに
・不安感をやわらげたいときに

【身体への効果】
・抗ウイルス作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・鎮痙作用
・鎮静作用
・神経強壮作用
・血行促進作用
・健胃作用
・消化促進作用
・去痰作用
・発汗作用
・デオドラント作用
・口臭予防に
・冷え、消化不良などに
・眠気やだるさを感じるときに
・集中したいときに


カルダモン【フロリハナ公式】

カルダモン精油とブレンドの相性が良い精油

精油のブレンドの相性と活用法

【柑橘系(シトラス)】
オレンジ・スイートベルガモットユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)レモン

【花系(フローラル)】
ネロリローズ

【樹木系(ウッディ)】
ウィンターグリーン、シダーウッド(アトラスバージニア)、パインローズウッド

【樹脂系(バルサム)】
フランキンセンス

【スパイス系】
ジンジャー

【エキゾチック系(オリエンタル)】
イランイラン 
 
カルダモンはスパイス系の中でも香りの調和力が高く、ブレンドしやすい精油です。
単体でも深みがありますが、他の香りと組み合わせることで、温もりや奥行きを増します。

柑橘系(オレンジ、ベルガモット):明るく軽やかに。リラックス&リフレッシュ。
ウッディ系(シダーウッド):落ち着きのある大人の香りに。
フローラル系(ネロリ、ローズ):やわらかく上品に。ストレスケアに最適。
スパイス系(ジンジャー、ブラックペッパー):冷え対策や活力アップに◎。

寒い日の朝は、カルダモン+オレンジ+シダーウッドのブレンドがおすすめ。甘くスパイシーで、気持ちがスッと前向きになる香りです。
Karisugi

おすすめのブレンドレシピと使い方

◆ 朝のやる気スイッチブレンド

● カルダモン:2滴
● オレンジ・スイート:3滴
● シダーウッド:1滴

ディフューザーで焚くと、頭がすっきりして仕事モードに切り替わります。

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◆ 冷え・だるさを感じる夜に

● カルダモン:1滴
● ジンジャー:1滴
● ネロリ:2滴
ホホバオイル・クリア:10ml
10ml スポイト付きガラス遮光瓶

キャリアオイル(ホホバオイルなと)10mlにブレンドして、ふくらはぎやお腹をやさしくマッサージ。
香りとともに血行が促され、じんわり温まります。

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◆ 心をほぐしたいときのバスブレンド

● カルダモン:2滴
● ベルガモット:3滴
● フランキンセンス:1滴
天然塩(エプソムソルトも可):大さじ2

天然塩大さじ1に精油をよく混ぜてから湯船に。
まるでスパのような香りに包まれて、1日の疲れが溶けていくよう...。

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カルダモン精油の禁忌、注意点

● 妊娠中は使用を避けましょう。

● 精油を直接肌につけるのはNG。必ず植物油で希釈(希釈濃度1%以下)しましょう。(要パッチテスト)。

● 光毒性はありませんが、柑橘系精油とブレンドしたものは夜の使用が安心です。

● 精油は100%天然のエッセンシャルオイルを使用しましょう。

 
 
アロマを深く学びたい方へ

カルダモン精油は、

前向きな気持ちを引き出す香り
冷え対策や血行促進
心の緊張をほどくリラックス効果

を兼ね備えた、寒い季節の心強い味方。スパイス系なのに上品で、初心者でも取り入れやすい精油です。

もし、もっとブレンドの奥深さや精油の組み合わせを学びたい方は、アロマテラピー検定用の書籍や精油セットを活用したり、通信講座を受講するのもおすすめ。

精油を実際に手に取りながら学ぶことで、香りの理解がぐっと深まりますよ。 
 

\アロマをオンラインで学べる講座はこちら/
メディカルアロマ検定 公式サイト

 

※ 精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。

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