ジャスミンは重厚で深みのある花の香りで、「精油の王様」に例えられています。
香りが強く、また、加熱すると香りが変化することから、アロマバスや加熱式ディフューザーには適していません。また、溶剤抽出法で抽出しているので、皮膚に刺激になることがあります。
ジャスミン精油の使い方としては、低濃度でのスキンケアやオイルトリートメント(敏感肌の方は要注意)、アロマスプレー作り、香水作り、加熱せずに使える芳香器の使用(ティッシュに1滴垂らして嗅ぐだけでもOK)などがおすすめです。
どの精油の香りともブレンドしやすいですが、先ほどもお伝えした通り、香りが強いので、ブレンドする際はごく少量で試してみると良いですよ。
◇ ジャスミン精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性
● ジャスミンの香り
● ジャスミンの成分
● ジャスミンの効能、禁忌
● ジャスミンとブレンドの相性が良い精油
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ジャスミン精油|香り、成分、効能、ブレンドの相性
学名:Jasminum officinale
Jasminum grandiflorum
科名:モクセイ科
抽出部位:花
抽出方法:溶剤抽出法
オイルの色:濃いオレンジ色
ジャスミンの香り
重厚で深みのある花の香り。
ジャスミンの成分
● 酢酸ベンジル
● 安息香酸ベンジル
● フィトール
● イソフィトール
● リナロール
● α-ファルネセン
● オイゲノール
● ジャスモン
● インドール 他
ジャスミンの効能、禁忌
鎮静作用。
抗うつ作用。
抗炎症作用。
鎮痛。
分娩促進作用(子宮の収縮促進、苦痛の軽減に)。
ホルモン調整作用。
加温作用。
皮膚軟化作用。
催淫作用。
眠れないときに。
気分を明るくしたいときに。
* 集中したいときは使用を控えましょう。
* 溶剤抽出法のため、皮膚に刺激になる場合があります。敏感肌の方で皮膚に使用する場合は注意しましょう(要パッチテスト)。
* 香りが強いので、ブレンドする際は低濃度に留めましょう。
ジャスミンとブレンドの相性が良い精油
◎ グレープフルーツ
◎ ベルガモット
◎ マンダリン
◎ レモン
◎ プチグレン
◎ イランイラン
◎ ゼラニウム
◎ ネロリ
◎ ラベンダー
◎ ローズ
◎ クラリセージ
◎ サンダルウッド
◎ ローズウッド
◎ フランキンセンス