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カモミール・ジャーマン精油で心と肌をやさしく整える|効果・使い方・ブレンド術を解説

カモミール・ジャーマン精油で心と肌をやさしく整える|効果・使い方・ブレンド術を解説

カモミール・ジャーマン精油は、心を落ち着け、肌を整えるやさしい精油。

不眠やストレス、敏感肌など、現代人の悩みに寄り添ってくれる頼もしい存在です。

香りを楽しむというより、メディカルアロマとして活用する印象で、私自身、肌が荒れていた時期に、この香りに支えられました。

この記事では、カモミール・ジャーマン精油の特徴や効果、ブレンド術、注意点をわかりやすく解説します。

 

カモミール・ジャーマン精油とは?

精油の基本情報、特徴

カモミール・ジャーマン精油は、キク科の一年草「ジャーマンカモミール」の花から水蒸気蒸留法で抽出されます。

オイルは濃い青色が特徴で、これはカマズレンという成分によるものです。

カモミール・ローマン精油と違って、独特のえぐみのある香りです。

抗炎症作用や抗アレルギー作用が期待できるため、皮膚のかゆみをやわらげたいときにおすすめ。ただし、キク科アレルギーのある方は注意が必要な精油です。

◆ 基本情報

精油名カモミール・ジャーマン
学名Matricaria recutita
Matricaria chamomilla
科名キク科
和名カミツレ
抽出部位
抽出方法水蒸気蒸留法
原産国フランス、エジプト、スロベニア
オイルの色青色
ノートミドル
香り草っぽい香り、独特のえぐみのある香り

ムエットに付けて3日以上香りが持ちます。カモミール・ジャーマンの特徴的な色がこちら ↓↓

カモミール・ジャーマン精油の色

青色というより紺色に近いです。ガラススポイトに付いた色と匂いを落とすため、使用後は無水エタノールで洗っています。

カモミール・ジャーマン精油の主な成分と期待できる効果

カモミール・ジャーマン精油に多い成分、カマズレン、ビサボロールには抗炎症作用があり、アレルギーによる皮膚のかゆみに良いといわれています。
 
心のケア
→ 神経の高ぶりを鎮め、安眠をサポート。不安や緊張をやさしく解放してくれます。

身体のケア
→ アトピーや湿疹、日焼け後の炎症を緩和。消化不良や月経痛のサポート。

美容面
→ 敏感肌の赤みを落ち着け、肌荒れ予防。スキンケアオイルに少量加えることでバリア機能をサポートします。

◆ 主な成分

精油成分

● ビサボロールオキシドA:4〜46%

● β-ファルネセン:24〜46%

● バイシクロゲルマクレン:〜10%

● ビサボロールオキサシドB:4〜6%

● ビシクロゲルマクレン+α-ファルネセン:〜6%

● ゲルマクレンD:3〜6%

● ビサボレンオキシド:〜5%

● カマズレン:2〜4%

● α-ビサボロール:〜2%

● trans-β-オシメン:〜2%

◆ 心と身体への効果

精油の心と身体への効果

【心への効果】
・イライラ、緊張、不安に
・眠れないときに
・リラックスしたいときに

【身体への効果】
・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・鎮静作用
・皮膚再生
・抗酸化作用
・解熱作用
・鎮痙作用
・去痰作用
・抗ウイルス作用
・かゆみのある皮膚に
・月経トラブルや更年期に
・免疫力アップに


カモミール・ジャーマン【フロリハナ公式】

カモミール・ジャーマン精油とブレンドの相性が良い精油

精油のブレンドの相性と活用法

【ハーブ系】
スイート・マージョラムスパイクラベンダー

【柑橘系(シトラス)】
オレンジ・スイートグレープフルーツプチグレンベルガモットマンダリンレモン

【花系(フローラル)】
カモミール・ローマンジャスミンゼラニウムラベンダーネロリパルマローザローズ

【樹木系(ウッディ)】
アカマツ・ヨーロッパサイプレスシダーウッド・アトラスティートリーブラックスプルースローズウッド

【樹脂系(バルサム)】
フランキンセンス

【エキゾチック系(オリエンタル)】
イランイランサンダルウッドパチュリ 
 
香りの個性が強いカモミール・ジャーマンは、相性の良い精油とブレンドすることで使いやすくなります。

ラベンダー:安眠・ストレスケアの王道コンビ。
ベルガモット:爽やかさをプラスし、気持ちを明るくしてくれる。
フランキンセンス:深い落ち着きと瞑想的な空気感を演出。
ゼラニウム:女性のホルモンバランスサポートに。

柑橘系やフローラル系の精油と香りの相性が良いので、カモミール・ジャーマン独特の匂いが苦手な方は、ブレンドして使用してみてください。
Karisugi

おすすめのブレンドレシピと使い方

◆ 敏感肌用フェイス&ボディオイル

● カモミール・ジャーマン:1滴
● カモミール・ローマン:1滴
● スパイクラベンダー:1滴
ホホバオイル・クリア:20ml
30ml スポイト付きガラス遮光瓶

アトピーやアレルギーによる肌のかゆみにおすすめ。
清潔な皮膚に、適量、塗布してください。オイルが苦手な方は、アロエジェルに代えてもOKです。
冷暗所に保管し、1〜2ヶ月以内に使い切りましょう。

◆ 安眠アロマバス

● カモミール・ジャーマン:2滴
● ラベンダー:3滴
天然塩(エプソムソルトも可):大さじ2

ぬるめのお湯に入れて入浴すれば、神経の緊張をほどき、深い眠りをサポートしてくれます。

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カモミール・ジャーマン精油の禁忌、注意点

● 妊娠中の方は使用を避けましょう。

● キク科アレルギーがある方は注意が必要です。使用前に必ずパッチテストを行いましょう。

● 小さなお子さんには、濃度を低く(0.5%以下)設定しましょう。

● 布地に付くとシミになってしまう場合があるので気をつけましょう。

● 精油を直接肌につけるのはNG。必ず植物油で希釈(希釈濃度1%以下)しましょう。(要パッチテスト)。

● 光毒性はありませんが、柑橘系精油とブレンドしたものは夜の使用が安心です。

● 精油は100%天然のエッセンシャルオイルを使用しましょう。

 
 
アロマを深く学びたい方へ

カモミール・ジャーマン精油は、アロマテラピーの中でも奥深い存在。単品でも力を発揮しますが、ブレンドによって新しい表情を見せてくれます。

もし「もっと体系的に学びたい」「資格を取ってみたい」と感じたら、アロマスクールや通信講座を検討するのもおすすめです。

精油の知識が増えると、暮らしの質そのものが変わりますよ。 
 
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※ 精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。

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