ニキビの原因にもいろいろありますが、特に乾燥や生理前のニキビが気にるときや、皮脂バランスを整えたいときに役立つ精油を使った、シンプルアロマ化粧水の作り方をご紹介します。
使うのはグリセリンと精製水、そして精油だけです。
◇ グリセリンで作るシンプルアロマ化粧水|材料・作り方・注意点
◇ できてしまったニキビには原液塗布も可(敏感肌・アレルギーの人は注意)
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介した材料
グリセリンで作るシンプルアロマ化粧水|材料・作り方・注意点

手作り化粧水は材料もシンプルに
<材料>
グリセリン:5ml
精製水:45ml
精油:5滴(アロマブレンドレシピ参照)
生理前や乾燥によるニキビ対策に〜アロマブレンドレシピ
生理前や乾燥によるニキビ対策としてアロマでできることは、お肌の傷や炎症を鎮めたり、皮脂バランスを整えることです。
特に生理前の赤く熱を持ったニキビができるのは、普段の生活が不規則だったり、ストレスが溜まっていたり、食事のバランスが悪いことが主な原因と考えられます。
お肌の炎症を鎮めつつ、気持ちもリラックスさせたいときに使えるアロマレシピです。フレッシュで甘酸っぱい香り♪
アロマブレンドレシピ


シンプルアロマ化粧水の作り方
1. 遮光瓶にグリセリンを入れ、次に精油を垂らします。
2. グリセリンと精油が混ざるように、ボトルを軽く左右に振ります。
3. 精製水を入れたら、ボトルのふたをしめ、上下によく振り混ぜます。これで完成です。
手作りアロマ化粧水は使用期限が短いので、シールや紙に『作成日と使用期限日』を書いて遮光瓶に貼ったり、メモ帳に記録したりすると忘れないです。

シンプルアロマ化粧水の使い方
精油が分離しやすいので、使う前によく振ってください。
さっぱりした使用感が好きな方は、グリセリンの代わりに無水エタノールを使うこともできます。ただ、アルコールに敏感だという方は、様子見しながら使ってくださいね。
顔を洗うときはぬるま湯か水で。肌に必要な水分や皮脂まで落としてしまうのを防いでくれます。
化粧水のあとは乳液やクリームなど、普段のスキンケアをしてOKです。しっかりお肌にふたをして乾燥しないようにしましょう。
注意!
使う前にパッチテストをして、お肌に異常がないか確認しましょう。
精油が分離しやすいので、使う前によく振りましょう。
作った化粧水は涼しいところに保管し(冷蔵庫がおすすめ)、2〜3週間以内に使い切りましょう。
赤みやかゆみが出るなどお肌に合わないときは、使用を中止してください。
シンプルアロマ化粧水の使い心地
グリセリンで作るシンプル化粧水は、粘度はなくさらりとした使い心地で、ホホバオイルで作る化粧水よりもさっぱりしていますが、無水エタノールで作るよりしっとりしています。
敏感肌でも使いやすいように、精油滴数は0.5%と低めに設定しましたが、ふわりと香るアロマの優しい匂いに癒されます。

できてしまったニキビには原液塗布も可(敏感肌・アレルギーの人は注意)

できてしまったニキビには、傷や炎症に働くティートリーやラベンダーの精油を、ニキビに1滴、ちょんと塗れば、悪化の予防にもなります(敏感肌の人はかえって刺激になることがあるので注意!)。
基本的に精油の原液塗布は肌への刺激が強いため、ホホバオイルや無水エタノールなどと混ぜて使いますが、ティートリー、ラベンダーの精油は少量で部分的になら原液塗布が可能なんです。ただ、やはりティートリーは肌への刺激が強いということもあり、キャリアオイルに混ぜて使うほうが安全です。

まとめ
グリセリンと精製水、精油だけで作る、シンプルアロマ化粧水の作り方をご紹介しました。
この記事ではアロマを使った化粧水をご紹介しましたが、"無臭が良い" という方は、グリセリンと精製水だけで作ってもOKです。
乾燥やニキビ対策に、肌への刺激を極力抑えたいときに、ぜひ取り入れてみてください☆
今回ご紹介した材料