普段マスクをつけないのに長時間マスクをするようになって、顔がかゆい、かぶれた、など肌荒れの経験をされた方も多いと思います。
マスクで肌荒れやかゆみを起こすのは、マスクをはずしたときに起こる肌の乾燥と、それを繰り返すことによる肌のバリア機能の低下が原因かもしれません。
花粉症などのアレルギーやウイルス対策にマスクは欠かせませんが、こうした肌トラブルはできれば避けたいですよね。
マスクによるかゆみや肌荒れの予防・対策や、顔がかゆくなりにくいマスクをご紹介します。
■ マスクで顔がかゆくなる原因
■ マスクで顔がかゆいときの5つの対策
・顔がかゆくなりにくいピッタマスクや布マスクを使う
・肌を乾燥させない
・マスクの内側にガーゼを挟む
・自分に合ったサイズのマスクを使う
・敏感肌用マスクを使う
■ まとめ
マスクで顔がかゆくなる原因

マスクの中でも、特に不織布マスクは一回使い切りで衛生的なのは良いのですが、マスク内が蒸れやすく、はずしたときに、内にこもった水分が蒸発し、肌の水分まで奪います。
空気が乾燥している季節なら、余計に肌の乾燥も進むため、かゆみの原因になったり、赤み・ブツブツなど肌荒れの原因になることも。
また、マスクでおおわれた部分や、ゴムひもとマスクの接着部分が頰を刺激し、かゆみが出ることがあります。

マスクで顔がかゆいときの5つの対策

1.顔がかゆくなりにくいピッタマスクや布マスクを使う
特にアレルギー体質でもなく、肌が弱い・敏感というわけでもないのに、マスクをつけると顔がかゆくてしょうがない、という方におすすめなのがPITTA MASK(ピッタマスク)や布マスクです。
PITTA MASK(ピッタマスク)は花粉・風邪・ホコリ・UVカット等に対応した、立体型のポリウレタンマスクです。
布を一切使わず、耳かけの部分までスポンジのような素材でできているので伸びが良く、耳が痛くなりにくいです。
さらに、洗って使えるという優れモノ。
公式では、3回洗ってもフィルター性能は変わらないとのことです。

2.肌を乾燥させない

普段のスキンケアで保湿を十分に行うことも、かゆみ予防になります。
マスク内の水蒸気で蒸れていたのが、はずしたときに肌の水分まで奪ってしまうことで乾燥が進みますが、これを繰り返すと肌のバリア機能も低下して、乾燥しやすい肌になってしまいます。
マスクをはずしたら、乳液などを少量ずつこまめに塗って肌の乾燥対策をするといいですね。
特に肌の乾燥がひどいときにおすすめなのが、『カルテHD 乳液』やセラミド配合の『ベビーバランス クリーム
』です。
ちなみに、メイクの上から保湿したいときは、ミストスプレーよりも乳液のほうが、肌が乾燥しすぎるのを防いでくれますよ。
3.マスクの内側にガーゼを挟む
不織布マスクと同じくらいの大きさに切ったガーゼをマスクの内側に挟むだけ。
ガーゼがマスクより小さいと、呼吸のたびに唇にガーゼが貼りついたり、パサパサと肌にあたってかゆくなるので、マスクと同じ大きさに切るようにしましょう。
マスク内が蒸れにくくなり、乾燥予防になります。

4.自分に合ったサイズのマスクを使う

自分の顔に対してマスクが小さすぎても大きすぎてもいけません。
マスクがずれたり擦れたりした時に、肌に刺激となり、かゆみや赤み、かぶれなどが起きやすくなります。
また、花粉やウイルスをブロックするためにも、自分に合ったサイズのマスクを使うようにしましょう。
5.敏感肌用マスクを使う
コロナ以降どんどん新しいマスクが発売されているので、もちろん敏感肌用のマスクもあります。
"マスクで顔がかゆくなる"人が多いことがわかりますね。
まとめ

時々なら大丈夫でも毎日長時間ともなれば、マスクで覆われた部分や、ゴムひもとマスクの接着部分が当たる部位にかゆみが出ることがあります。
不織布マスクは一回使い切りで衛生的なのは良いのですが、マスク内が蒸れたり、寒いときはビショビショになるくらい水滴ができることも。
これでは肌の乾燥も進んで、赤み、かゆみ、ブツブツの原因にもなります。
マスクで顔がかゆくなる原因
●マスクを外すときに、マスク内にこもった水分が蒸発し、肌の水分まで奪うことで肌が一気に乾燥し、かゆみの原因になる。
●マスクでおおわれた部分や、ゴム紐とマスクの接着部分が頰を刺激し、かゆみが出る。
マスクで顔がかゆいときの5つの対策
1.顔がかゆくなりにくいピッタマスクや布マスクを使う。
2.肌を乾燥させない。
3.マスクの内側にガーゼを挟む。
4.自分に合ったサイズのマスクを使う。
5.敏感肌用マスクを使う。
肌が弱い方、乾燥肌がひどくても毎日マスクをしなければならない方、顔のかゆみが心配な方の参考までに・・・。