朝と比べて夕方の足のむくみやだるさが強い日でも、翌朝には元に戻っているなら良いのですが、むくみが解消できないときもあります。
今回は、むくみ、だるさ解消におすすめのアロマケア&精油のブレンドレシピをご紹介します。
むくみの原因を知り、対策を行なった上で、プラスαとしてアロマを役立ててみてはいかがでしょう。
ご紹介するアロマケア&ブレンドレシピは、むくみだけじゃなく、だるさを感じる(病気以外の)ときにもおすすめです。
◇ 足のむくみ・だるさ解消に役立つアロマケア&ブレンドレシピ
● むくみ解消とだるさ軽減に役立つ精油
● むくみ解消とだるさ軽減におすすめのアロマブレンドレシピ
● むくみ解消とだるさ軽減におすすめのアロマケア
*足浴+アロマトリートメント(マッサージ)
*アロマバス(半身浴)
◇ むくみの原因と対策
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介した材料
足のむくみ・だるさ解消に役立つアロマケア&ブレンドレシピ
むくみ解消とだるさ軽減に役立つ精油


むくみ解消とだるさ軽減におすすめのアロマブレンドレシピ

むくみ解消とだるさ軽減に役立つ精油のブレンドレシピをご紹介します。
ジュニパーやサイプレス、パチュリの香りが苦手な場合でも、ブレンドすることでだいぶ印象が変わりますよ。
どのブレンドレシピも、トリートメントオイルとして使いやすい香りになっていますが、最後まで残るのがパチュリのオリエンタルな甘い香りです。
どうしてもパチュリの香りが苦手な場合は無理に使わず、レシピ内の精油にプラスして、合計12滴になるように調整してみてください。
ブレンドレシピ1
スイート・マージョラム:4滴
ペパーミント:1滴
レモンFCF:5滴
パチュリ:2滴

ブレンドレシピ2
グレープフルーツ:4滴
ジュニパー:2滴
パチュリ:1滴
レモンFCF:5滴

ブレンドレシピ3
グレープフルーツ:5滴
サイプレス:3滴
パチュリ:2滴
ペパーミント:2滴

むくみ解消とだるさ軽減におすすめのアロマケア
むくみを解消したい方はもちろん、毎年夏バテでダウンするという方や、いつまでも疲れを引きずるという方におすすめなのが、足浴+アロマトリートメント(マッサージ)とアロマバス。
使うのは水分の排泄を助け、むくみや体のだるさを軽減してくれる精油です。
1日の終わりにアロマバスにゆっくり浸かってじんわり汗をかいたり、オイルトリートメントをして体の余分な水分を流します。
これらのアロマケアは、むくみ解消だけでなく、自律神経や胃腸の調子を整えたり、スムーズな入眠をサポートしてくれますよ。
足浴+アロマトリートメント(マッサージ)
足浴の流れ
1. タライに熱めのお湯を入れます。
2. 1にバスソルト大さじ1杯と、むくみ解消とだるさ軽減に役立つ精油からお好きなものを2〜3滴垂らし、かき混ぜます。
3. 2に足を5〜10分つけます。
4. 終わったら水気をふき取ります。
トリートメント(マッサージ)オイルの作り方
30mlの遮光瓶に、ホホバオイル30mlと、精油(むくみ解消とだるさ軽減におすすめのアロマブレンドレシピを参考に)を12滴入れて、よく振り混ぜます。
出来上がったアロマオイルで、むくみが気になるところを流していきましょう。
足のトリートメント(マッサージ)のやり方
足のむくみが気になるときは、足首から膝、膝から足の付け根に向かって流すのを繰り返してみてください。この時、力を込めて揉みこむのではなく、優しくなでるように流しましょう。
ふくらはぎがぱんぱんになっているときは、優しく流したあと、足首から膝に向かって手のひら全体で圧をかけながら流し、最後にまた優しく流すのがおすすめ。
トリートメント前に足浴をするとなお◎
もちろんアロマトリートメントだけでもOKです。
トリートメント後は、肌に残った余分なオイルをペーパータオルやティッシュなどで優しくふき取ってください。オイルが肌に残ったままだと衣類についたとき、においが残ってしまいます。

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アロマバス(半身浴)

むくみのほか、夏バテで疲れやだるさが残ってしまう人におすすめなのが、アロマバスです。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かってじんわり汗をかくだけでもだいぶ違います。
足浴と同じく、バスソルトを使います。体の芯から温まりたいときや汗をじっくりかきたいときに◎
アロマの香りをプラスすることでリラックス効果も期待でき、心地よい眠りへと導いてくれます。

step
1バスソルト大さじ2杯に、むくみ解消とだるさ軽減に役立つ精油からお好きなものを5滴入れてぐるぐるかき混ぜます。
step
2お茶パックに1のアロマバスソルトを入れて、湯船に入れ、かき混ぜながら入ります。

お風呂から上がったあと、スースーした清涼感が欲しいときはハッカ油がおすすめ。ただし、ハッカ油は入れすぎるとお風呂上がりでも寒い思いをするので、2滴〜試してみると良いですよ。

むくみの原因と対策

水分を控えているのにむくむ
原因
血のめぐりが悪い。→ 血のめぐりが悪いと、いくら水分を控えても根本的なむくみ解消は期待できません。
対策
体を温める(ストレッチや入浴、マッサージなど)。
デスクワークで長時間座りっぱなし、逆に立ちっぱなしで足がむくむ
原因
リンパの流れが下半身(特にふくらはぎ)で滞り、老廃物が溜まることが原因です。
対策
かかとの上げ下げや足踏みなどをして、長時間同じ姿勢でいないようにする。
冷房や冷たいもののとりすぎでむくむ
原因
夏のむくみは体の冷えが原因です。体を冷やしすぎて血行が悪くなると、体の中の水分代謝も悪くなり、むくみやすくなります。
対策
むくみを解消するには、まずこの体の冷えを取り除くことが大切です。
夏の暑さのなか常温水は無理!というときは、常温に近いものを。キンキンに冷えていないものを飲む、水分補給はしっかりとりつつもガブ飲みはしないなど、少しでも体を冷やさないように意識するだけでだいぶ違います。
冷房の効いた室内での仕事が多い場合は、首、手首、足首を冷やさないようにする(ネックウォーマーやスカーフ、リストバンド、レッグウォーマーなどの活用)。
お酒を控えているのにむくむ
原因
お酒を控えているのにむくむのは、塩分たっぷりの食べ物と、お酒を飲んだあとすぐに寝るという行動が原因です。
"お酒だけ"飲む方はお分かりかと思いますが、アルコールは利尿作用が強くトイレの回数も増え、むしろ体の中の水分はちゃんと出ていますよね。
なのにむくむのは、お酒と一緒に塩分が多いおつまみなどを食べることが原因の1つ。塩分は水をため込む性質があるので、それを食べてお酒も飲んですぐ寝てしえば、当然体の中に水分が溜まってしまいます。
対策
お酒のおつまみはカリウムを多く含んだアーモンドやアボカド、トマトサラダ、枝豆などを。塩分の吸収を抑えて排泄を助けてくれます。
ダイエットを頑張っているのにむくむ
原因
栄養バランスを無視した食事制限ダイエットは、逆にむくみが出ることも。むくみ以外にも、肌のハリ・ツヤがなくなったり、筋肉が衰えたり、貧血になったりと、体に良いことがありません。

対策
偏った食事制限に頼ったダイエットをしないことです。たんぱく質やビタミン、ミネラル(カリウム、カルシウムなど)が不足しないように栄養バランスを考えて、適度な運動やマッサージを取り入れた方が体への負担も少なく、むくみにも効果的です。
まとめ
今回ご紹介したアロマケア&精油のブレンドレシピは、むくみだけじゃなく、だるさを感じる(病気以外の)ときにもおすすめです。
むくみの原因を知り、対策を行なった上で、プラスαとしてアロマを役立ててみてはいかがでしょう♪
今回ご紹介した材料