たった10秒アロマの香りを嗅ぐだけでも、心身のリラックスやリフレッシュに役立ちます。
『こんな時はこの精油』という自分だけのアロマを見つけて、芳香浴に取り入れてみてはいいかがでしょう。
アロマテラピーには、手軽に香りをかぐだけの芳香浴から、自分で手作りしたアロマオイルでトリートメントしたりと楽しみ方はいろいろ。
精油の香りは鼻から脳へ直接届けられます。このとき、香りの情報が自律神経系、免疫系、内分泌系を司る大脳辺縁系の視床下部、下垂体に伝わることで、心と体のバランスを整えたり、ちょっとした不調に働きかけてくれるんです。
現代人はとにかく忙しく、疲れやストレスの多い日々を送っている方がほとんどですよね。そんな時間がない方でも、たった10秒間、香りをかぐだけの簡単な芳香浴なら続けやすいのではないでしょうか。
こんな時はこの精油〜たった10秒香りをかぐだけの簡単アロマ芳香浴
副交感神経から交感神経への切り替えをスムーズにしてくれるレモンは朝におすすめ。
まだ少しぼーっとする、集中力が欲しい時はローズマリーやユーカリ。
やる気が出ない時、精神的に疲れた時はペパーミントやブラックペッパー、ジュニパー。
生理前の気分の落ち込みやイライラで疲れる時はゼラニウムやクラリセージ。
不安感やストレスにはラベンダーやネロリ、オレンジ・スイート。
幸せな気分になりたい時はイランイランやグレープフルーツ、ローズ。
精油はバッグに数本入れても邪魔にならないサイズの小瓶なので、お気に入りの数本を持ち歩くこともできますよ。
精油は『立てて』保管する〜収納・持ち運びにおすすめの木箱・ポーチを紹介
精油はプラスチックを溶かす性質があることから、保管だけじゃなく持ち運びの際も立てておくのがおすすめです。 今回は、精油(またはアロマオイル)収納に適した木箱や、持ち運びに便利なバニティバック型の ...
続きを見る
精油購入時の注意点
購入する時は、「アロマオイル」ではなく、「精油(エッセンシャルオイルorブレンドエッセンシャルオイル)」と記載された100%天然のものを選びましょう。 メディカルアロマは、精油に含まれる特定の薬理成分を活用して、心身のちょっとした不調をやわらげたり、自然治癒力を高めることを目的に使われることが多いです。 もちろん、香りを楽しんだり(芳香浴)、リ ... 続きを見る
アロマオイルは合成香料が入っていたり、すでに希釈されていたりします。
いい匂いでリラックス感は得られますが、精油本来の香りや効果は感じにくいです。
アロマ専門のショップや信頼のおけるメーカーのものを正しく使うようにしましょう。
メディカルアロマにもおすすめの信頼できる精油メーカーは?
まとめ
「香りをかぐだけで何かあるの?」と思いますよね。 アロマテラピーで使う精油について、『精油名』『香り』『精油成分』から探せるようにまとめました。香りや成分、効果・作用、ブレンドの相性、使い方などの参考までに。精油に含まれる成分「テルペン」はCBDとも ... 続きを見る
実は精油成分の中には抗菌作用や抗ウイルス作用があるものが多く、感染症対策や認知症予防にも活用されています。
また、ローズの香りをかぐと、ストレスが緩和されたり、女性ホルモンのバランスを整えるのに役立つことも分かっています。
まずは自分が好きな香りから試してみて、慣れてきたら気になる効能を持つ精油を取り入れていくといいですよ。
精油と成分
今回ご紹介した精油