ストレスに長くさらされていると、自律神経の乱れや不眠、免疫力の低下など、体の不調につながります。
自律神経には、日中にはたらく交感神経と夜間にはたらく副交感神経がありますが、ストレスにより日中から夜間への切り替えがうまくできなくなると、心身にさまざまな影響が・・・。
アロマテラピーは、精油の芳香成分を直接脳に届けることで、緊張や不安、鬱々とした気分などストレス緩和に、またストレスによる動悸や不眠にもはたらきかけてくれます。
◇ ストレスが自律神経の乱れに!アロマで効率的にリラックス習慣を
◇ 自律神経を整えたいときにおすすめの精油とは?
◇ 自律神経の乱れに役立つブレンドレシピとアロマケア
◇ まとめ
◇ 今回ご紹介した精油&材料
ストレスが自律神経の乱れに!アロマで効率的にリラックス習慣を
- 疲れがたまってきたとき
- 不安や心配事、イライラなどストレスがあるとき
- 寝不足のとき
- 生理中
- 気温と湿度が高いとき
- 低気圧のとき
↑のように、生活習慣や食習慣だけじゃなく、自分ではどうにもできないことでも自律神経が乱れる原因になります。
意識的に心身を休ませたいときに、アロマのリラクゼーション効果が役に立ちますよ。
自分が心地よいと感じる香りの精油を見つけてみてください☆彡
Karisugi経験談
実際の経験談ですが、人間関係のストレスが長引きピークに達したとき、首の後ろに玉こんにゃくみたいなグニャっとしたしこりができたことがあります。
いきなりできたんです。そして嘘みたいな話なんですが、そのストレス源がなくなった日の夜には、なんと、しこりもなくなっていました・・・。
ストレスで不整脈や吹き出物が出るのは慣れていますが、いきなりしこりができて、ストレス源がなくなったその日のうちに消えるなんて経験をしたのは初めてです。
"ストレスは多少あったほうが良い"という人もいますが、「いや、ないほうが良いに決まってる!」と改めて感じた出来事でした。
自律神経を整えたいときにおすすめの精油とは?

ストレスによる自律神経の乱れには、鎮静作用、抗けいれん作用、血液凝固阻止作用、自律神経調整作用のある精油がおすすめです。
精油成分でいうとリナロール、酢酸リナリル、シトロネロール、テルピネン-4-オール、ゲラニオール、β-ジオンなど。
単品でも嗅ぎやすい香りの精油は、ベルガモット、ラベンダー、ゼラニウム、スイート・マージョラム、カモミール・ローマン、ネロリ、ローズです。「単品で嗅ぐとクサイ」と感じる精油とのブレンドにも重宝します。
副交感神経を優位にすることで、緊張や不安、鬱々とした気分などストレス緩和に、またストレスによる動悸や不眠にも役立ちます。
"安眠効果だけ気になる"という人は、無印良品のおやすみブレンドも参考にしてみると良いですよ。"ラベンダーなしでもぐっすり眠れる" と好評のようです。
自律神経の乱れに役立つブレンドレシピとアロマケア

芳香浴に
ハンカチやティッシュ、アロマシールにお好みの精油1〜2滴を垂らして、鼻の近くで嗅ぎます。お部屋に香りを拡散できるディフューザーも◯。
オイルトリートメントに
数種類の精油をブレンドして作ったアロマオイルを、みぞおちや胸まわりに塗ります。お風呂上がりや寝る前の使用がおすすめです。
全身のトリートメントや、ハンドトリートメントにも使えます。
作ったアロマオイルをロールオンボトルに小分けにして持ち歩けば、使いたいときにサッと取り出せて便利ですよ☆
材料とブレンドレシピ例
● ホホバオイル、スクワラン、スイートアーモンドオイルなど、精油を希釈するキャリアオイル:20ml
● 精油:合計8滴(精油濃度2%)
【ブレンドレシピ1】
* ヘリクリサム(イモーテル):1滴
* スイート・マージョラム:2滴
* クラリセージ:2滴
* ゼラニウム:3滴
【ブレンドレシピ2】
* ヘリクリサム(イモーテル):1滴
* イランイラン:1滴
* ベルガモットFCF:2滴
* ラベンダー:4滴
【ブレンドレシピ3】
* イランイラン:1滴
* ゼラニウム:1滴
* ベルガモット:3滴
* ラベンダー:3滴
遮光瓶にキャリアオイルと精油を入れて、蓋をしたらよく振り混ぜます。これで手作りアロマオイルの完成です!


まとめ
ストレスによる自律神経の乱れにおすすめの精油とアロマケアについてご紹介しました。
アロマテラピーは、精油の芳香成分を直接脳に届けることで、緊張や不安などストレスをやわらげたりリラックスさせてくれます。また、ストレスによる動悸や不眠にもはたらきかけてくれます。
ストレスを感じやすい方は、ぜひ取り入れてみてください。
今回ご紹介した精油&材料