セルフハンドトリートメント(マッサージ)のやり方を、簡単な手順イラスト付きでご紹介します。毎日酷使する手に癒しの時間を・・・。
手は1番肌の老化が現れやすいパーツでもあるので、ハンドトリートメントでセルフケアすることで印象もだいぶ変わってきますよ。
また、手にはたくさんの神経やツボがあり、刺激することで血行が良くなって手や肩のコリが和らいだり、脳の血流も良くなるので認知症予防も期待できます。
ほかにも自律神経のバランスを整えたりと、手だけじゃなく全身へと働きかけてくれるんです。
特にアロマを使ったハンドトリートメントは、鼻から脳へ香りが直接届くので、体の緊張が解けてストレス軽減にも役立ちます。
ハンドトリートメント(マッサージ)のメリット
ハンドトリートメントは手が温まっている状態で行うと効果アップが期待できるということで、ハンドバスやお風呂上がりがおすすめといわれています。
手から肘までを優しく流すと、筋肉の緊張が解けて肩こりがやわらぎますよ。
本格的にマッサージしなくても、手をもんだりゆっくりツボ押しするだけでも手が温まるし、自分が思っていたよりも凝っていたことに気付いて、ハンドケアを意識するきっかけにもなります。
手のどの部位が凝っているかによって、体の弱っている箇所の目安になることも。
より高いリラックス効果を期待するなら、アロマを使ったハンドケアもおすすめです。
こんなメリットが!
- 手の甲や指先がなめらかになる
- ささくれができにくくなる
- 爪のケアも一緒にできる
- 指のしわが目立ちにくくなる
- 血行が良くなり、手のコリや冷え、むくみの解消が期待できる
セルフハンドトリートメント(マッサージ)の手順
準備するものは、普段使っているハンドクリームか、手作りアロマオイルでOK。 アロマハンドトリートメントは、アロマの香りと相手の手に触れて優しくトリートメント(マッサージ)することで、心地よさを感じてもらえるリラクゼーションの1つです。 手は体の中でも多くの神経・ツボ ... 続きを見る
アロマハンドトリートメントの効果〜目的別アロマブレンドレシピ〜
まずは自分の手で、どこをどうすれば気持ちいいか、力加減や圧のかけ方など、色々試してみてください。
"ツボ押しは苦手" という方は、ツボのあるところを揉んだりさすったり、温めたりするといいですよ。
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1手にクリームかアロマオイルを塗ってなじませます。
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2親指を使って、手のひらにクルクルと円を描くように流したり、横にスライドするようになぞったりします。
特に親指の付け根のコリを感じる人が多いので、念入りに。
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3手のひらのケアが終わったら、「労宮(ろうきゅう)」のツボ押しを試してみてください。
手をにぎったときの、中指と薬指の指先の間が「労宮」にあたります。自律神経のバランスを整えたり、ストレス、不眠に効果的。
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4指のケアは、親指と人差し指を使って、程よい圧をかけながらクルクルと流していきます。
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5指先の両側(爪の両側面)を親指と人差し指でギュッとはさんで圧をかけます。
左手の薬指は心臓につながっているので、強く圧をかけないようにします。
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6手の甲の骨と骨の間を、指の付け根から手首の方向に、なぞるように流していきます。
親指と人差し指の間→人差し指と中指の間→中指と薬指の間→薬指と小指の間
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7手の甲を円を描くように流します。
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8指と指の間の水かきを親指で時計回りにグリグリします。
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9最後に指を引っ張るように伸ばしていきます。親指から小指まで伸ばしたら終了です。
きっと喜ばれますよ♪
ハンド&リフレ&アロマが同時に学べる講座もあります。"もっと詳しく学びたい"、"家族にもケアしてあげたい"、"仕事に活かしたい" という方におすすめです。
初めてツボ押しの本を見るならコレ!
今までみてきたツボ押しの本には、●マークが手の写真の上に乗っかっているようなものばかりでわかりにくく、ちゃんとツボに入っているのか怪しかったのですが、この本では骨の立体的なイラスト+写真により、ツボの位置が格段にわかりやすく示されています。
押し方のコツや、どんなときにどこを押せば効果的か、押したときどういう感覚になれば正解なのかなど、ツボ押しだけじゃなく+αのプチ情報も付いているので、ちょっとした不調時に役立てたい一冊です。