冷え・むくみスッキリ!今日からできるアロマケアとおすすめグッズ

足のマッサージ

仕事終わりに靴がきつい、手足がひんやり冷たい…
それ、冷えやむくみのサインかもしれません。
毎日を心地よく過ごすためには、体の巡りを整えてあげることが大切。

実は、そんなときこそアロマの力が役立ちます!
今回は、冷えやむくみにおすすめのアロマ精油やケア方法、気軽に取り入れられるアイテムをご紹介します。

ナチュラルで心地よいケアで、ぽかぽか&スッキリを目指しましょう。

 

冷え・むくみが起こる原因とは?

下着姿の女性

冷えやむくみは、血行不良や自律神経の乱れ、デスクワークなどによる運動不足が主な原因。

特に女性は、ホルモンバランスの影響や筋肉量の少なさから、冷えやすくむくみやすい体質になりがちです。

そんなとき、体と心にやさしく働きかけるアロマテラピーが頼れる味方に。

香りとタッチのケアで、めぐりをサポートしていきましょう。

体を温めるメリット

両手を上げる女性

体温が1度上がると、一時的に免疫力は5〜6倍、基礎代謝量は約13%アップするといわれています。逆に1度下がると、免疫力は30%下がるといわれています。

体温が上がることで免疫力アップやガン予防が期待できたり、基礎代謝がアップすると太りにくい体になります。

新陳代謝が上がり、肌のターンオーバーがスムーズになることで、シミ予防や健康な髪づくりなど美容面でもメリットが。

また、腸の働きが活発になり、便秘予防にも効果的。血行が悪いことで起こるむくみ、肩こり、頭痛などの緩和にもなります。

冷えが改善されることで、様々な不調も改善されるといったメリットがあるんです。 
 

冷えによる不調

だるい、頻尿、便秘、下痢、頭痛、肩こり、腰痛、太りやすく痩せにくい、むくみやすい、生理トラブル、不眠、肌トラブル、抜け毛、アレルギー、うつ、がん etc...

冷え・むくみにおすすめのアロマ精油とブレンドレシピ

アロマバスオイル

ブレンドレシピ1:ハーバル調の温かみのある香り

スイート・マージョラム:4滴

ペパーミント:1滴

レモンFCF:5滴

パチュリ:2滴

Karisugi
スイート・マージョラムは体を温めたいときにブレンドしたい精油です。

ブレンドレシピ2:柑橘のフレッシュな香り

グレープフルーツ:4滴

ジュニパー:2滴

パチュリ:1滴

レモンFCF:5滴

ブレンドレシピ3:ミントの甘くスッキリした香り

グレープフルーツ:5滴

サイプレス:3滴

パチュリ:2滴

ペパーミント:2滴

Karisugi
サイプレス、ジュニパー、パチュリ、ペパーミント、グレープフルーツ、レモンは、体の中にたまった余分な水分の排出を助け、むくみによる頭痛や胃腸の不調に役立ちます。

ブレンドレシピ4:スパイシーなハーブ系の香り 

スイート・マージョラム:3滴 

ブラックペッパー:1滴 

ローズマリー・カンファー:2滴 

Karisugi
ブラックペッパーやローズマリー・カンファーは、冷えや、冷えによる肩こりなど痛み・だるさにおすすめです。お肌への刺激を考慮し、精油滴数を通常の半分にしました。
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すぐできるアロマケア方法

体の冷えやむくみには、まずは温めて水分代謝をスムーズにすることが大事。
すぐにできるアロマケア方法として、足湯(フットバス)やセルフマッサージ、温湿布のやり方をご紹介します。

足湯(フットバス)

フットバス(足湯)

入浴が難しいときは、足だけお湯につけるフットバス(足浴)がおすすめです。
洗面器にお湯を張り、アロマバスソルト、またはサイプレスやグレープフルーツの精油を1~2滴垂らして足を温めるだけ。香りと温熱で巡りをサポートします。

足浴のやり方 

1. タライに熱めのお湯(42〜45℃)を入れます。

2. 1に、アロマバスソルトを大さじ1杯入れて、かき混ぜます。バスソルトはお茶パックに入れて使うと、片付けるときラクです。

アロマバスソルトのレシピ

器にバスソルト大さじ2と、精油5滴(サイプレス、ジュニパー、ペパーミント、グレープフルーツ、レモンを各1滴ずつ)を入れて、ぐるぐるかき混ぜれば完成!

3. 2に足を5〜10分つけます。

4. 終わったら水気をふき取ります。改めて洗い流さなくてOKです。 

Karisugi
足浴は、"足先が冷たくて入眠に時間がかかる" という人や、"足の臭いが気になる" 人にもおすすめです。

セルフマッサージ

アロマオイル

セルフマッサージをすることで、冷え・むくみ解消のほか、体のだるさ・疲労を癒したり、自律神経や胃腸の調子を整えたり、スムーズな入眠をサポートしてくれます。

使うのは水分の排泄を助け、むくみや体のだるさを軽減し、体を温めてくれる精油です。
キャリアオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドなど)に精油を混ぜて、足首から膝に向かってやさしくマッサージ。夜のリラックスタイムにおすすめです。

マッサージオイルの作り方 

1. 30ml遮光瓶に、ホホバオイル・クリア(またはスイートアーモンドオイル)を30ml入れます。

2.冷え・むくみにおすすめのアロマ精油とブレンドレシピ』からお好みのレシピを1に入れ、ふたをして上下によく振り混ぜたら完成です。

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使い方 

作ったアロマオイルを、冷えやむくみ、痛みのあるところにぬって温めたり、やさしくさするようにマッサージします。

特にむくみが特に気になるときは、リンパケアを取り入れてみると良いですよ。

また、冷えによる下痢のときはお腹まわり・腰まわりを中心に。頭痛があるときはこめかみや肩、デコルテを中心にマッサージすると◎。

アロマ温湿布

アロマ温湿布

温湿布はお湯につけて作ることも、レンジでチンして時短で作ることもできます。今回は時短でできる温湿布を作ります。

温湿布のやり方 

1. ハンドタオルを濡らして、軽く絞ったらサランラップで包むか、ポリ袋に入れて、電子レンジで30〜60秒温めます。

2. チンしたタオルをしっかり絞って(火傷に注意!)、精油を1滴垂らしてなじませるように手早く揉みます。

3. 精油がついた面が内側になるようにたたみ、温めたい場所に当てます。肩や首の後ろは温めながら優しく揉むと気持ち良いです。

冷え・むくみに◎ おすすめ温めグッズ

ホット&スチームパッド

冬は電子レンジで加熱して温めて、お腹、首・肩、腰、足に乗せてリラックス&ぽかぽか。
夏は冷凍庫で冷やして氷マクラのように使える!季節や体調によって繰り返し使い分けができ、経済的です。

アロマバスソルト

発汗・巡りUPを狙えるジンジャー×シトラスのバスソルト。半身浴にもぴったり。

マッサージオイル

外出先でもさっと塗れるスリムタイプ。むくみやすいふくらはぎにぬってリフレッシュ!

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アロマケアを行うときの注意点

● 手作りアロマオイルは、使う前に腕に少量塗って、肌に赤みやかゆみがあらわれないか確認しましょう( >> パッチテスト)。また、使用中お肌に異常がみられた場合は、使用を中止してください。

グレープフルーツは光毒性の心配があるので、手作りアロマオイルを塗った肌に日光が当たらないように注意しましょう。また、レモンはFCF(フロクマリンフリー)の精油を使います。

● パチュリは衣類等に付くとにおいが取れません。オイル塗布後、肌に残った余分なオイルは使い捨てのペーパーかホットタオルでやさしくふき取るようにしてください。

● 作ったアロマオイルやバスソルトは高温多湿・直射日光を避け、2ヶ月以内を目安に使い切りましょう。2ヶ月以内であっても、香りに変化がある場合(ex.古くなった油のようなにおい)は処分してください。また、ホホバオイルは低温で固まるので、常温で保管してください。

まとめ|香りでめぐりケア、心地よく続けよう

冷えやむくみは、放っておくと体調不良や疲れの原因に…。

まずはおうちでできるアロマ足湯やマッサージからはじめてみませんか?

今回ご紹介したアロマケア&精油のブレンドレシピは、冷えやむくみだけじゃなく、だるさを感じるときにもおすすめです。

心まで温まる香りに包まれながら、毎日をもっと快適に過ごしましょう! 
 

今回ご紹介した材料

 

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この記事を書いた人

この記事を書いた人Karisugi
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。

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