アロマハンドトリートメントは、アロマの香りと相手の手に触れて優しくトリートメント(マッサージ)することで、心地よさを感じてもらえるリラクゼーションの1つです。
手は体の中でも多くの神経・ツボがあるので、トリートメントにより血行も良くなり、手のコリを解きほぐしたり、疲れやストレスを癒す効果が期待できます。
人の手の温もりと優しい施術にアロマの香りがプラスされれば、安心感とリラックスで、ついウトウトしてしまうくらい心地良い時間になりますよ。
露出はひじまでで済むし、10〜15分くらいの短時間で施術できるので、手軽に取り入れることができます。
また、ハンドトリートメントは、自分でするのもいいですが、相手に行うときはコミュニケーションのきっかけにもなり、信頼関係を築くことにも役立ちます。
■ アロマハンドトリートメントの効果
■ ハンドトリートメント用|アロマブレンドレシピ
■ ハンドトリートメント用|手作りアロマオイルの作り方
■ まとめ
■ 今回ご紹介した材料
アロマハンドトリートメントの効果
「手のケアに何の効果があるの?」と思われるかもしれませんが、手にはたくさんの神経やツボが集まっていて、アロマの香りとともにここを刺激することで、身体が温まって緊張やコリがやわらいだり、眠くなるくらいリラックスできます。
精油によっては、脳を活性化する、ストレスや不安感をやわらげリラックスさせる、自律神経のバランスを整える、などの働きがあるので、目的に合った精油を選んでハンドトリートメントすると、さらに相乗効果が期待できるんです。
また、癒し効果が高いアロマハンドトリートメントは、災害等で長引く避難生活の疲れやストレス、不安、不眠にも役立ちます。
普段の生活に手軽に取り入れられるので、ストレスをやわらげたい方やリラクゼーションを求める方におすすめです。
ご家族に、ボランティア活動に、介護に、アロマを使った癒しのハンドトリートメントはいかがでしょう。
美容院やネイルサロンでも取り入れやすいし、手はコリやすい部分なので、気軽にできるハンドトリートメントは喜ばれますよ。
ハンドトリートメント用|アロマブレンドレシピ
アロマハンドトリートメントにおすすめのブレンドレシピを6つ、ご紹介します。目的に合わせてお好みのものをお試しください。
ブレンドレシピ1
〜ぐっすり眠りたいとき〜
・ゼラニウム:2滴
・ラベンダー:2滴
・ローズウッド:2滴
ブレンドレシピ2
〜リラックスしたい、元気が欲しいとき〜
・オレンジ・スイート:2滴
ブレンドレシピ3
〜頭をシャキッっとさせたいとき〜
・ペパーミント:1滴
・ローズマリー・カンファー:2滴
ブレンドレシピ4
〜体の緊張やコリを解きほぐしたいとき〜
・オレンジ・スイート:2滴
・ラベンダー:3滴
・ローズマリー・カンファー:1滴
ブレンドレシピ5
〜リフレッシュしたいとき〜
・オレンジ・スイート:3滴
・ペパーミント:1滴
ブレンドレシピ6
〜ストレスが溜まっているとき〜
・ラベンダー:2滴
・ローズウッド:2滴
日中も気を使わず柑橘系の精油を楽しみたいときは、光毒性の成分を取り除いたFCF(フロクマリンフリー)がおすすめです。
ハンドトリートメント用|手作りアロマオイルの作り方
準備するものは作ったアロマオイルを保存するボトル(ガラス遮光瓶がおすすめ)と、精油を希釈するホホバオイル・クリア20ml、目的に合わせた精油だけです。
今回はお試しとして少量で作ります。
1.ボトルにホホバオイル・クリアを20ml入れます。
2.1に【ブレンドレシピ1〜6】の中からお好きなレシピの精油を垂らします。
3.ボトルのフタを閉めて、よく振り混ぜれば完成です。
精油を希釈せず、"原液のまま手のひらに垂らしてすり込む" という使い方はできませんのでご注意ください。
精油をお肌に使うときはパッチテストをして、アレルギーがないか確認しましょう。また、赤みやかゆみが出たときは使用を中止し、水かぬるま湯で洗い流してください。
ハンドトリートメント(マッサージ)のやり方は下記を参考までに ↓↓ アロマハンドトリートメント(マッサージ)のやり方を手順イラストとともにご紹介します。 精油(エッセンシャルオイル)を使ったアロマハンドトリートメント(マッサージ)は、相手の手を包みこみ優しく ... 続きを見る
アロマハンドトリートメント(マッサージ)のやり方【手順イラスト】
まとめ
アロマハンドトリートメントは、アロマの香りと、人の手で優しくマッサージすることで、高いリラクゼーション効果やストレス・不安の軽減に役立ちます。
アロマオイルが作れないときは、お手持ちのハンドクリームでもOKです。使い慣れたもので行うほうがリラックスできるということもあります。
血行が良くなるので冷えをやわらげたり、乾燥した肌をしっとりやわらかく仕上げてくれますよ。
ハンドトリートメントは場所をとらず、露出は肘までなので、誰でも簡単にケアできます。
自分に、ご家族に、お客様に、介護やボランティアに、癒しのハンドトリートメントを取り入れてみてはいかがでしょう。
今回ご紹介した材料