CBDはどれくらい使えば実感できる?効果的な摂取方法と製品の選び方

CBDディスペンサリー

「CBDが気になるけど、どの製品を選べばいいの?」「CBDを実感するにはどれくらい使えばいいの?」そんな疑問を持っているあなたへ。 

CBDはリラックスや睡眠の質向上、ストレス緩和など、さまざまな健康効果が期待されていますが、CBDを実感するには自分に合った製品選びや摂取量、摂取タイミングが大切です。 

この記事では、CBDを実感するために必要な摂取量CBDの効果を引き出すための摂取タイミング自分に合ったCBD製品の選び方について解説していきます。

 

CBDはどれくらい使えば実感できる?

CBD

CBDを実感できる最適な摂取量には個人差があります。そのため、まずは自分に合ったCBD摂取量を知ることが大切です。 

CBD摂取量の目安としては、初めて使う場合は少量(5〜10mg)からスタートし、体調に合わせて徐々に増やす方法が良いとされています。そして、いつ、どれくらいの量を摂取したか、摂取後の体感はどうだったかをメモします。1週間ほど続けてみて、物足りないと感じたらCBD摂取量を増やしていきます。

Karisugi
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10〜20mgからスタートしても良いのですが、CBDの実感には個人差があるため、少量でちょうど良い方もいれば、全く何も感じない方もいます。 

また、一度の摂取ではCBDの実感というものがわからない場合もあるので、数日から1週間は継続して摂取しましょう。 

「CBD初心者ではないけれど、自分に合った摂取量がわからない」という方には、CBD最適量を簡単に計算できるNaturecanの摂取量計算機(無料)がおすすめです。身体の不調の有無や程度、体重、性別、妊娠の有無、年齢を入力すると、おすすめのCBDの摂取スタート量や製品が分かります。ぜひ参考にしてみてください。

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一般的には、少量摂取でマイルドな覚醒作用、高用量(40mg以上)でリラックス効果があると言われています。自分が求める効果が実感できるまで、量を調整しながらちょうど良いと感じる量を探ってみてください。

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CBDの摂取タイミングはいつが最適?

タイミング

CBDは薬ではないので、「◯時に◯mg摂取すれば効果を実感できる」ということはありません。また、「好きな時間に好きなだけ摂取すればCBDを実感できる」というわけでもありません。CBD摂取量の時と同様に、「CBDの効果を実感するために最適なタイミング」も、それぞれが自分で試しながら探っていくことになります。 

とはいえ、これだけではCBD使用のイメージがつかないと思うので、いくつかおすすめの摂取タイミングについて紹介します。 

例えば、CBDオイルやベイプなど、製品によってCBDの効果が現れるまでの時間には違いがありますが、「CBDオイルを使ってぐっすり眠りたい」なら、寝る30分くらい前に多めに摂取するというように、期待する効果が現れてほしい時間から逆算してCBDを摂取します。 

また、脂質の多い食事中 or 食後の摂取はCBDの吸収効率を上げ、CBDの効果を最大限に活かせるのではないかと言われています。

飲み物や食べ物にかけて摂取したい人には嬉しいですね!
Karisugi

一般的に経口摂取は舌下摂取と比べてCBDの吸収効率が下がりますが、この方法ならCBDオイルのような舌下摂取が苦手な方でも取り入れやすいのではないでしょうか。 

逆に、お腹が空いている時の摂取にはメリット・デメリットがあります。まずデメリットは、胃腸の弱い方で空腹時に摂取すると、胃の不快感やお腹が緩くなるなどの副作用が現れることがあります。これはCBD摂取後に水分をとることで防げる可能性があるので、「空腹時に摂取する時は水分もセットで」と覚えておくと良いでしょう。メリットは、空腹時のほうがCBDを早く実感できることがあるので、特に胃腸に心配がなければ空腹時に摂取しても良さそうです。 

運動後の筋肉痛対策にCBDバームを使う場合は、運動後すぐに気になる部分に塗っておくと、翌日がだいぶラクです。 

このように、CBDの効果を最大限に活かすタイミングにはちょっとした積み重ねやコツがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

自分に合ったCBD製品の選び方

リラックスする女性

CBD製品の種類や摂取方法によって、体感や、CBDを実感するまでにかかる時間が変わります。 

CBDを選ぶときは、自分がCBDに何を期待するのかどんな使い方をしたいのかライフスタイルに取り入れやすい製品かで選んでみると良いですよ。
- 例えば、毎日の習慣として摂取するなら「CBDオイルやグミ、カプセル」を。スポーツ後のリカバリーが目的なら「CBDバームかクリーム」を。より早くCBDを実感したいときは「CBDベイプ」というふうに。- 

1. CBD製品の種類から選ぶ

CBDの種類にはアイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラムがあります。 

よりCBDを実感したい方は、CBDのほか、レアカンナビノイドと言われるCBGやCBN、テルペン類が配合された「CBDブロードスペクトラム」がおすすめです。 

それぞれの特徴を簡単に紹介します。 
 

CBDアイソレート

CBDアイソレートは、THC、テルペン類など他の成分を一切含まない純度の高いCBDで、アスリートも使用できる製品です。ただし、CBD以外の成分を含まないため、アントラージュ効果(相乗効果)は得られません。

 

CBDブロードスペクトラム

CBDブロードスペクトラムは、CBD以外のカンナビノイド(CBNやCBGなど)、テルペン類を含み、アントラージュ効果(相乗効果)が期待できます。

 

CBDフルスペクトラム

CBDフルスペクトラムは、麻に含まれている成分をすべて含んでいます。アントラージュ効果が期待できるものの、THCも含まれているため、日本では所持・使用ができません。 

ただ、THC以外の全てのカンナビノイド、テルペン、フラボノイド等を含んだものを「フルスペクトラム」として販売するブランドもあるので、もしフルスペクトラムとして販売されている製品を購入する場合は、THCフリーであることを必ず確認するようにしましょう。

2. CBD製品の摂取方法から選ぶ

CBDグミ

CBD製品にはベイプ、オイル、グミ、クッキー、カプセル、クリーム、バーム、化粧品などさまざまな形に加工されたものがあり、摂取方法もそれぞれ異なります。 

より早くCBDを実感したいときはCBDベイプを。非喫煙者またはCBDベイプが苦手な方はCBDオイルを。CBDオイルの味や使用感が苦手な方はCBDエディブルを。皮膚に使いたいときはCBDクリームなどを。 

使用目的によって使い分けてみてください。 
 

CBDベイプ

CBDベイプは電子タバコを用いて吸入摂取し、肺から吸収させます。
数秒〜10分ほどでCBDを実感でき、吸収効率も25〜60%と高い反面、持続時間が1〜2時間程度と短いです。
とはいえ、早く実感できるCBDベイプはイライラや不安の緩和、気分転換に使いたい方に好まれます。
タバコと違ってニコチン、タールなど有害物質を含まないことから、禁煙補助アイテムとして取り入れたいときにもおすすめです。

 

CBDオイル

CBDオイルはキャリアオイルにCBDを混ぜたもので、口の中にオイルを1〜2分留めてから飲み込むことでCBDを吸収させます。
吸収効率は20〜35%、摂取後15〜30分ほどでCBDを実感でき、4〜8時間ほど持続します。
CBD摂取量の調整がしやすいので、自分に合ったCBD量を探りたい方、少量からCBDを試したい方、ゆっくりCBDを実感したい方におすすめです。

 

CBDエディブル(グミ、クッキー、サプリメント、ドリンク)

食品や飲料にCBDを配合したものをCBDエディブル(グミ、クッキー、チョコレート、サプリメント、ドリンクなど)と呼び、口から摂取し、消化管で吸収させます。
吸収効率は6~20%程度。CBDを実感するまで30分〜2時間ほどかかりますが、持続時間は最大6〜12時間と持ちます
CBDベイプやCBDオイルと比べると吸収効率は低く、CBDを実感するまでの時間は長くなります。ですが、持ち運びに便利で簡単に摂取できるCBD特有の風味が軽減されている一度の摂取量が明確で自分で量を調整しなくて良いというメリットがあります。 
ゆっくりCBDを楽しみたい方や手軽にCBDを摂取したい方はCBDエディブルがおすすめです。

 

CBDクリーム、バーム、化粧品

CBDクリームなど皮膚に塗るタイプのものは、他の摂取方法と違って全身に作用することはなく、塗った部分への局所的な効果となります。
運動後のリカバリーやお肌の悩みなど、「局所的な効果で十分」という方におすすめです。

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3. CBD濃度から選ぶ

CBD製品には、必ずCBD濃度や配合量が記載されています。 

なんとなく濃度が高いほど効果があるんじゃないかと思ってしまいますが、そうではありません。 

CBD濃度(%)というのは、その製品にどれくらいのCBD量(mg)が配合されているかの割合を示すものです。 

一度に摂取するCBD量が多い方はCBD濃度が高いほうが使いやすく、逆に少量で十分だという方はCBD濃度が低いほうがコスパが良いと感じます。

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CBD濃度から選ぶというより、自分が摂取しやすいかどうかで選んだほうが良いかもしれません。

まとめ:自分に合った製品を見つけて、CBDを実感しよう!

CBD製品は、目的やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。CBDを実感するまでに時間がかかることもあるため、最低でも1週間は継続してみてください。慣れてくれば、CBDの効果的な摂取タイミングもわかってきて、よりCBDを楽しめるはずです。 

その人にとって最適なCBD量や、体感には個人差があるので、まずは自分に合ったCBD量を探っていきましょう。
 
 

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この記事を書いた人

この記事を書いた人Karisugi
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。

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