今回は、柑橘系の精油とティーツリー、そしてハッカ油(またはペパーミント)の手作りマウスウォッシュ&喉スプレーのご紹介です。
マウスウォッシュも喉スプレーも、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用が期待できるアロマ精油を使っているので、うがいや口臭対策、風邪予防、喉の違和感があるときにおすすめ。
マウスウォッシュは水に薄めて使いますし、喉スプレーも濃度を低くしているので、喉への刺激が心配だという方でも使いやすいのではないでしょうか。
口の中を清潔に保つことは、虫歯や口臭予防だけじゃなくウイルス対策にもなるので、積極的に行いたいケアです。
▷ 精油でマウスウォッシュ&喉スプレーを手作り!【ブレンドレシピ付き】
・手作りマウスウォッシュにおすすめのアロマ精油は?
・手作りマウスウォッシュの材料、作り方、使い方
▷ マウスフォッシュの材料はそのままに、喉スプレーにも応用!
・喉の違和感や口臭対策にも使える!手作り喉スプレーの材料、使い方
▷ まとめ
▷ 今回使った材料
精油でマウスウォッシュ&喉スプレーを手作り!【ブレンドレシピ付き】
手作りマウスウォッシュにおすすめのアロマ精油は?
マウスウォッシュや喉スプレーに使う精油は、抗菌作用、抗炎症作用、抗ウイルス作用が期待できるものがおすすめです。
今回は、ティーツリー、レモンFCF、ベルガモットFCF、ハッカ油(またはペパーミント)を使います。
手作りマウスウォッシュの材料、作り方、使い方
材料
※ 香りの強さが心配な方は、ハッカ油1滴、ティーツリー2滴、レモン2滴、ベルガモット1滴で作ってみて、口に含んだとき不快ではないか、刺激が強すぎないか確認してみてください。
※ ハッカ油の代わりにペパーミント、レモンの代わりにユーカリ・ラディアータでも代用できます。
マウスウォッシュの作り方
1. 容器に無水エタノールを入れます。
2. 精油を垂らしたら、ふたをしてよく振り混ぜます。
これで完成です!
まずは6滴から入れてみて、口でゆすいだときに不快でなければ、滴数を12滴以内で調整するといいですよ。
マウスウォッシュの使い方
朝起きたときや寝る前、普段のうがいに使います。
1. 手作りマウスウォッシュをよく振ります。
2. コップに水を入れたら、手作りマウスウォッシュを5〜6滴垂らします。
3. 口に含んでうがいをしたり、ゆすぎます。
ゆすいだあとは、改めて水でゆすぐ必要はありません。
ハッカ油の清涼感とレモンの香りが爽やかです。ティーツリーが苦手な方でも使いやすいマウスウォッシュになったと思います!
作ったマウスウォッシュは必ず薄めてから使いましょう。
ブレンドする際、ハッカ油は清涼感が強いので、入れすぎないようにしましょう。
合わないと感じたら無理に使わないようにしましょう。
無水エタノールと精油だけで作っているので、容器はプラスチック素材ではなくガラス製のものをおすすめします。
マウスフォッシュの材料はそのままに、喉スプレーにも応用!
喉の違和感や口臭対策にも使える!手作り喉スプレーの材料、使い方
先ほどのマウスウォッシュのアルコール濃度を変えれば喉スプレーにも使えます。
口の中をスッキリさせたいときや、口臭予防としても◎
材料
・30mlスプレーボトル(遮光ガラス推奨)
・度数の高いウォッカ(スピリタスなど):1ml
・精製水orミネラルウォーター:29ml
・ティーツリー:2滴
・レモンFCF:2滴
・ベルガモットFCF:1滴
(アルコール濃度約0.3%、精油濃度1%で作っています。)
作り方
スプレーボトルに度数の高いウォッカ → 精油 → 精製水orミネラルウォーターの順に入れて、ふたをしてよく振り混ぜれば完成です。 アロマテラピーは、ストレス緩和やリラクゼーションのほか、乾燥や風邪が気になる季節のセルフケアにも役立ちます。 栄養のあるものを食べて、しっかり睡眠をとり、体をリラックスさせるなど基本的な風邪対策を行 ...
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使い方
口の中や喉に向かってスプレーします。
アルコール濃度を通常より低くして作っているので、1週間以内に使い切りましょう。
マスクの裏表にスプレーすることもできます。アルコールに敏感でなければ、全身に使えるスプレーです。
30mlはけっこうあるので、惜しみなくじゃんじゃん使ってください。
気持ちを明るくしたり、頭をスッキリさせたいときにも役立つ香りです。気分転換したいときに、空間にスプレーしてほのかな香りを楽しむのも良いですよ。
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アロマで作る喉スプレーに抵抗がある方、アルコールに過敏な方は無理に使わないでください。
初めて精油を使う方はパッチテストを行い、アレルギーがないことを確認してから使いましょう。
精油は薬ではありません。また、アロマテラピーは医療行為・治療を目的に行うものではありませんのでご注意ください。
まとめ
ティーツリーやレモン、ベルガモットは抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用が期待できるので、うがいや喉スプレーに◎。
ティーツリーの香りが苦手でも、柑橘系の精油とハッカ油(またはペパーミント)を混ぜることで、あの独特の香りが気にならなくなります。
また、フレッシュですっぱいレモンや清涼感のあるミントの香りは、食欲がないときやリフレッシュしたいときにもおすすめですよ。
ミント系の香りは歯磨き粉や食品にも使われているので、すごく嫌いというわけじゃないなら、抵抗感なく使えると思います。
飽きないように少量ずつ作って、いろんな香りを楽しんでみるのもいいですね。
オーラルケアやウイルス対策に、アロマで作るマウスウォッシュ&喉スプレーを普段使いに役立ててみてはいかがでしょう。
今回使った材料
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この記事を書いた人
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。