リラックス効果が高いことで知られるラベンダーのお花で、ドライフラワーを作りました。作り方はヒモで束ねて吊るすだけの簡単作業です。
ラベンダーの花の香りを長く楽しみたいときや、ポプリやサシェにして使いたいときにおすすめですよ。
ラベンダーの旬の時期は6月〜8月。
岩手県でも5月くらいからラベンダーが咲き始め、6月には見頃になります(11月でも咲いているのを見かけます)。
もともと水分が少なく、切り取って乾燥させてもラベンダーのフレッシュな甘い香りが長続きするので、ドライフラワー作りにもってこいなお花なんです。
ドライフラワーにしてそのままインテリアに、香りが弱くなったら精油を付け足したりと、自由に楽しめますよ。
ドライフラワーの作り方〜ラベンダーを吊るして乾燥させるだけの簡単作業♪

用意するのはラベンダー数本と、ラベンダーを束ねる紐だけ。
切るタイミングは咲き始めの頃がベスト。雨の日より、晴れの日に切り取ります。
ラベンダーが乾燥してくると、水分が抜けて茎が細くなってくるので、束ねるときは、きつめに巻きます。

茎を縛って、花を下に向けて吊るし続けること数日。
茎がパリパリしてきて、花もちょっと触るとポロポロ落ちるくらいになったら、ドライフラワーの完成です。

NGな干し場所
・直射日光が当たる場所×
・キッチン、浴室など湿度が高い場所×

香りを付け足すなら同じラベンダー精油を

今回はドライフラワーにしても香りが残りやすい、「イングリッシュラベンダー」を使いました。
梅雨に入る前に咲き始めるので、ドライフラワーにするのにちょうど良い品種でもあります。
日本では、梅雨のない北海道がラベンダーを育てるのに適した気候なんですね。

ポプリにもできますが、Karisugiはこの吊るしたラベンダーのフォルムが好きなので、ポプリやサシェには使いません。ですが、もう少しラベンダーの香りが欲しいというときは、同じくラベンダーの精油を使って香りを付け足します。
香り付けも簡単。精油を垂らしたムエットか紙の切れ端を、吊るしたラベンダーに挟むだけです。
たまに、やわらかい風が吹くと、ラベンダーの甘くやさしい香りが届いて、無意識のうちに緊張した心と体をときほぐしてくれます♪
ドライフラワーの寿命〜どれくらい保存できる?
ドライフラワーの寿命は保管状態にもよりますが、一般的に半年〜1年くらいと言われています。
ちなみに今回のラベンダーのドライフラワーは、カビることなく余裕で1年持ちました。香りも残っています。
左が1年経ったラベンダー、右が新しく摘んだラベンダーです。 ↓↓


画像ではあまりわかりませんが、1年吊るしたラベンダーは茎の根元や花にホコリがぺったり付いています。
この状態ではポプリにもできないので、もったいないのですが処分しました。
ホコリがつかないように吊るし続けるのって、難しい・・・。
まとめ
ドライフラワー作りといっても、難しいことは何もしません。失敗もナシです。
切り取ったラベンダーを紐でまとめて吊るすだけで、簡単にドライフラワーが作れます。
ラベンダーの花を長く楽しみたいときや、ポプリやサシェに使いたいときに試してみてはいかがでしょう☆