乾燥や季節の変わり目、花粉や風邪が気になる時期に、喉のケアは欠かせません。
マスクや加湿ももちろん大切ですが、毎日の「うがい」に植物の力をプラスしてみませんか?
今回ご紹介するのは、精油(アロマオイル)を使った「アロマうがい」。
抗菌・抗ウイルス作用をもつ天然の精油を用いることで、喉の粘膜をやさしく守りながらスッキリ整えることができます。
この記事では、アロマうがいの正しいやり方や注意点、目的別おすすめ精油、初心者でも簡単に作れるレシピまで、丁寧にご紹介します。
▷ アロマうがいとは?どんなときにおすすめ?
▷ アロマうがいにおすすめの精油 5選
▷ アロマうがいの正しいやり方【簡単3ステップ】
▷ アロマうがいの注意点とQ&A
▷ アロマうがいで、毎日をやさしく整える習慣を
▷ 今回ご紹介した精油&材料
アロマうがいとは?どんなときにおすすめ?

「アロマうがい」は、精油のもつ抗菌・抗ウイルス・抗炎症作用を活かし、うがいによって口腔や喉の粘膜をケアする方法です。
特におすすめのタイミング:
外出後のうがいに
喉が乾燥しやすい時期に
風邪・インフルエンザ・花粉のシーズンに
人混みに行った日や声をたくさん使った後に
天然成分で喉まわりを整えられる、ナチュラル志向のセルフケアとして注目されています。
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アロマうがいにおすすめの精油 5選

ティートリー
殺菌・抗ウイルス作用で知られるティートリーは、風邪・喉ケアの定番精油。喉のイガイガ、風邪予防、感染症対策に。
ラベンダー・アングスティフォリア
鎮静・抗炎症に優れ、喉の炎症やかすれ声が気になるときにおすすめ。マイルドで安心感のある香りです。
ユーカリ・ラディアータ
去痰・抗ウイルス作用があり、鼻〜喉の通りをスッとクリアにしたいときにおすすめ。刺激が少なく初心者にも◎。
ペパーミント
抗菌作用、清涼感があり、口の中をスッキリ整えるのにぴったり。暑い季節や声のケアにも◎。
フランキンセンス
粘膜をやさしく保護し、呼吸を整える働きがあります。慢性的な乾燥による喉の違和感にも◯。
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アロマうがいの正しいやり方【簡単3ステップ】

【用意するもの】
● ぬるま湯:100ml
● 塩(天然塩):小さじ1/4
● 無水エタノール:1ml(精油の希釈用)
● 精油:1滴
【手順】
1)コップにぬるま湯100mlを入れる。
2)塩を加えて混ぜる(殺菌&粘膜保護)。
3)精油を1滴たらし、よくかき混ぜてうがいする。
【ポイント】
* 飲み込まないこと。
* うがいは喉の奥でしっかり「がらがら」。
* 1日2〜3回が目安。
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アロマうがいの注意点とQ&A
Q. どんな精油でも使っていいの? 良質な精油を選ぶためには、信頼できるメーカーの製品を選び、目的に応じて自分に合った精油を選ぶことが大切です。 精油は心身に良い影響を与えると言われていますが、正しい選び方をしないとその効果を最大限に ...
→ いいえ。食用や口腔ケアに適したグレードの100%天然の精油、信頼できるブランド・メーカーの精油を使用しましょう。
信頼できる精油メーカーと選び方 - メディカルアロマに使える精油も紹介!
Q. 子どもや妊婦でも使える?
→ 基本的に3歳未満や妊娠中は控えた方が安全です。芳香浴など別の方法でケアを。
Q. 飲んでしまったら?
→ 少量であれば基本的に大きな問題はありませんが、体調に異変があればすぐ医療機関へ。
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精油の安全な使用方法と注意点|購入時に気をつけたいポイントも紹介
精油には、香りによるリラックス効果や、肌のケア、さらには気分の改善など多くの健康効果が期待できますが、その使用にはいくつか注意が必要です。 正しく使用すれば、精油は心身に良い影響を与えますが、誤った ...
アロマうがいで、毎日をやさしく整える習慣を
「薬に頼りすぎたくない」「ナチュラルに、でもしっかりケアしたい」ーー
そんな思いに寄り添ってくれるのが、"アロマうがい" という方法です。
今日から始められるシンプルな習慣で、喉の調子を整え、風邪の季節も快適に乗り越えましょう。
植物の力を借りて、自分のからだをもっと好きになれるケアを、ぜひあなたの毎日に...。
今回ご紹介した精油&材料
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。
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この記事を書いた人

主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。