手作り化粧水のメリットは、防腐剤を使わないので肌への負担が少ないことと、自分の肌質や肌の状態にあわせて調整ができることです。
保湿効果があるグリセリンと精製水で作る化粧水は、シンプルにそのまま使っても、アロマをプラスしてもOK。
自分だけのオリジナル化粧水作りにぜひ役立ててみてください。
▷ グリセリンと精製水で作るシンプル化粧水
・材料
・作り方
・使い方
・注意点
▷ 精油を直接肌につけるのはNG?
▷ まとめ
▷ 今回ご紹介した材料
▷ 関連記事
アロマ化粧水の作り方
材料
50mlスプレー容器
グリセリン:5ml
精製水:45ml
精油:5滴(ティートリー2滴、ラベンダー3滴)
今回はニキビ対策に役立つティートリーとラベンダーの精油で作ります。
スプレー容器は、グリセリンと精製水のみで作る場合は化粧品・アルコール対応のプラスチック製のもので○。精油もプラスする場合は遮光ガラス製のスプレー容器が望ましいです。
作り方
1. 遮光瓶にグリセリンを入れ、次に精油を垂らします。
2. グリセリンと精油が混ざるように、ボトルを軽く左右に振ります。
3. 精製水を入れたら、ボトルのふたをしめ、上下によく振り混ぜます。これで完成です。
精油を入れない場合は、「グリセリン+精製水→混ぜる」だけで作れます。
手作りアロマ化粧水は使用期限が短い(冷蔵保管で2週間)ので、シールや紙に『作成日と使用期限日』を書いて遮光瓶に貼ったり、メモ帳に記録して期間内に使い切りましょう。
使い方
精油が分離しやすいので、使う前によく振ってください。
さっぱりした使用感が好きな方は、グリセリンの代わりに無水エタノールを使うこともできます。ただ、アルコールに敏感だという方は、様子見しながら使ってくださいね。
化粧水のあとは乳液やクリームなど、普段のスキンケアをしてOKです。しっかりお肌にふたをして乾燥しないようにしましょう。
顔を洗うときはぬるま湯か水で。肌に必要な水分や皮脂まで落としてしまうのを防いでくれます。
注意点
・グリセリンを高濃度で使うとベタつきやニキビ、かゆみの原因になり、かえって刺激になることがあります。グリセリンの量は、作る化粧水の分量に対して最大10%以内に抑えるようにしましょう。例えば、100mlの化粧水を作りたいときは、グリセリンの量は5〜10ml(最大10%濃度まで)にします。
・使う前にアレルギーテストをして、お肌に異常がないか確認しましょう。また、赤みやかゆみが出るなどお肌に合わないときは、使用を中止してください。
・作った化粧水は涼しいところに保管し(冷蔵庫がおすすめ)、2週間以内に使い切りましょう。
精油を直接肌につけるのはNG?
精油を直接お肌につけることは推奨されていません。
基本的に精油の原液塗布は肌への刺激が強いため、ホホバオイルや無水エタノールなどと混ぜて使いますが、ティートリー、ラベンダーの精油は少量で部分的になら原液塗布が可能な場合があります。
例えば、傷や炎症に働くティートリーかラベンダーの精油をニキビに1滴、ちょんと塗れば悪化の予防にるという話があります。また、風邪のひき始めにティートリーの原液塗布をすることも。 アロマテラピーは、ストレス緩和やリラクゼーションのほか、乾燥や風邪が気になる季節のセルフケアにも役立ちます。 栄養のあるものを食べて、しっかり睡眠をとり、体をリラックスさせるなど基本的な風邪対策を行 ...
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いずれも肌への刺激が強いため、どうしても原液塗布を試してみたいという方は、自己責任の上でお使いください。
まとめ
グリセリンと精製水、精油だけの、シンプルアロマ化粧水の作り方をご紹介しました。
精油には、お肌の炎症を鎮めたり皮脂バランスを整えるなど、お肌に役立つ働きを持つものが多くあります。毎日のスキンケアはもちろん、ニキビやデオドラント、頭皮ケア、日焼け後のケアに、それぞれ違った精油を使ったアロマケアができます。
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できるだけ肌への負担を抑えたい方や、手作りコスメに興味のある方は、ぜひ試してみてください。
今回ご紹介した材料
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この記事を書いた人
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。