アロマスプレー作りには無水エタノールが欠かせませんが、"消毒用エタノールで代用できるものならしたい"と思ったことはありませんか?
絶対無水エタノールでなければいけないわけではありませんが、消毒用エタノールだと少し使い勝手が悪いこともあります。
アロマスプレー作りは無水エタノールの代わりに消毒用エタノールで代用できる?
結論からいうと、アロマスプレーは消毒用エタノールで代用可能です。
ただ、濃度調整がしやすく、使用用途も広い無水エタノールの方が、使い勝手が良くおすすめです。
無水エタノールは、手作りのアロマスプレーや化粧水には、"防腐"と"精油となじませる"ことを目的に使われます。
精油は水には溶けませんが、アルコールにはとてもよくなじみます。
「ならば消毒用エタノールでもいいじゃないか」と思いますよね。

確かに消毒用エタノールは、エアーフレッシュナーやルームスプレーのように、直接肌につけなければ、無水エタノールの代用として使えなくもないのですが・・・
希釈して(薄めて)使おうとしたとき濃度計算が分かりづらいのと、そのまま薄めず使うとアロマの良い香りよりもアルコール臭のほうが気になったりします。また、アルコール濃度が高いので、肌にも刺激になります。
お肌にも使えるアロマスプレーとして使うなら、精油の香りを邪魔せず、濃度調整も簡単にできる無水エタノールで作ることをおすすめします。
(例:100mlでアロマスプレーを作る場合、無水エタノール10ml:精製水90mlで濃度10%のアルコール水になります。)

まとめ
アロマスプレー作りには、消毒用エタノールより、精油の香りを邪魔せず、濃度調整も簡単にできる無水エタノールがおすすめです。
消毒用エタノールでアロマスプレーを作るときは、掃除やルームスプレー、エアーフレッシュナーなど肌に直接つけないものとして使うと良いですよ。
ただ、精油の香りよりアルコールのにおいのほうが気になるかもしれません。
化粧水(ローション)や虫除け・デオドラントスプレーなど、肌に直接つける場合は無水エタノールで作りましょう。
無水エタノールで濃度調整したアロマスプレーは、精油の香りを邪魔することなく、濃度も低く調整できるのでお肌にも安心して使えます。