年齢とともに感じる肌の変化——乾燥やハリ不足、くすみなど、鏡の前で「なんだか元気がない…」と感じたことはありませんか?
そんなとき、肌と心にやさしく働きかけてくれるのが“アロマのちから”。
今回は、スキンケア初心者でも無理なく取り入れられる、年齢肌にやさしいアロマケア方法をご紹介します。
▷ 年齢肌ってどんな状態?
・年齢肌ってなに?
・年齢肌のサインとは?
▷ アロマのちからで肌と心を整える
▷ 年齢肌におすすめのアロマ精油5選
▷ 毎日のスキンケアにアロマを取り入れる方法
・アロマ化粧水(手作りもOK)
・アロマオイル美容液
▷ 注意点と安全な使い方
▷ まとめ
▷ 今回ご紹介した精油・材料
年齢肌ってどんな状態?

年齢を重ねると、「なんだか肌の調子が前と違う…」と感じる瞬間が増えてきませんか?
それは“年齢肌(エイジングサイン)”の始まりかもしれません。
年齢肌ってなに?
年齢肌とは、加齢によって起こる肌の変化やトラブルのこと。
年齢を重ねることで、肌の水分量や皮脂量の減少、ハリや弾力の低下、細胞の再生力の衰えなどが目立ち始めます。
これは、体の自然な変化であり、誰にでも起こることです。
年齢肌のサインとは?
以下のような変化が現れたら、年齢肌のサインかもしれません。
- 肌の乾燥が慢性的に続く
- シワやたるみが気になってきた
- くすみや肌のトーンダウンが目立つ
- 毛穴が広がってきた、形が変わった気がする
- 化粧ノリが悪くなった/朝起きても肌にハリがない
こうした変化は、肌のターンオーバー(再生サイクル)の遅れや、コラーゲン・エラスチンの減少、皮脂・水分量の低下、ホルモンバランスの減少、紫外線ダメージの蓄積(光老化)によって引き起こされます。
アロマのちからで肌と心を整える
アロマケアとは、精油(エッセンシャルオイル)を使って、肌と心をケアする自然療法のひとつ。植物の花や葉、樹脂などから抽出された精油には、保湿や鎮静、抗酸化などの美容効果があります。
さらに、精油の香りは脳に直接働きかけ、リラックスやストレス緩和にも効果が期待できます。年齢肌のケアにとって、肌だけでなく「心の整え」が同時にできるのは大きなメリットです。
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年齢肌におすすめのアロマ精油5選

アロマ精油は香りだけでなく、美容効果も期待できる頼もしい味方。とくに年齢肌には、肌の弾力や保湿をサポートしてくれる精油がぴったりです。
年齢肌にやさしく働きかける精油の中でも、特におすすめしたいのがこちらの5つ。
1. フランキンセンス(乳香)
細胞の再生促進、シワ・たるみ予防に。古代から“若返りのオイル”として重宝され、ハリを失った肌やくすみ肌のケアにぴったりです。
深く神聖な香りで心も穏やかに。
2. ローズ・オットー(またはローズ・アブソリュート)
保湿、女性ホルモンのバランス調整、抗酸化作用があります。
高価ですが、エイジングケアに最も信頼される精油のひとつ。香りのリッチさも◎。
3. ネロリ
皮膚細胞の活性化、乾燥肌の改善、心の安定に。
年齢肌特有の“ゆらぎ”に寄り添う穏やかさ。敏感肌にも優しい精油です。
4. ラベンダー(真正)
皮膚の修復、炎症の緩和、リラックスに。
万能精油として、どんな肌タイプでも使いやすい!ほかの精油とのブレンドベースにも◎で、初めての人にも扱いやすいです。
5. サンダルウッド
乾燥肌・老化肌のケア、保湿・炎症ケア、精神安定に。
深みのあるウッディ調の香りが心を落ち着かせ、夜のスキンケアにも最適。
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毎日のスキンケアにアロマを取り入れる方法

「特別なケアは続かない…」という方も、毎日のスキンケアに自然にアロマを取り入れる方法なら気軽に始められます。
アロマ化粧水(手作りもOK)
・50mlスプレー容器
・精製水:50ml
・グリセリン:3ml
・精油:5滴(フランキンセンスやラベンダーなど)
※ 精油が分離しやすいので、使う前によく振ってください。 肌に直接使う化粧水、できれば安心できる成分で手作りしたいと思いませんか? そんなナチュラル派の方におすすめなのが、精油(エッセンシャルオイル)を使った「アロマ化粧水」。 植物の力をまるごと取り入れなが ...
※ 手作り化粧水は冷蔵庫保存で2週間以内に使い切ってください。
精油で簡単手作り!肌にやさしいアロマ化粧水の作り方とおすすめレシピ
ニールズヤード『フランキンセンスハイドレイティングフェイシャルミスト』は、フランキンセンスやネロリのハーバル&フローラルの香り。保湿や乾燥対策に◎。
アロマオイル美容液
◆ ハリUPフェイシャルオイル
・アルガンオイル:10ml
・フランキンセンス:1滴
・ローズ:1滴
♪ 夜のスキンケアの最後に優しくマッサージ。
◆ 乾燥・小ジワの集中ケアオイル
・ホホバオイル・クリア:10ml
・フランキンセンス:1滴
・ネロリ or ラベンダー:1滴
♪ 夜の洗顔後に1〜2滴を手に取り、顔全体になじませてください。
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アロマオイルの作り方【精油の希釈濃度・滴数、ブレンドレシピ付き】
Karisugiはじめに・・・ ここでご紹介するアロマオイルは、精油とキャリアオイル(精油を薄めるときに使うオイル)を混ぜて作ったものです。 アロマディフューザーなど芳香浴に使うアロマオイルではあ ...
注意点と安全な使い方
● 直接肌につけず、必ずキャリアオイルで希釈する。 精油には、香りによるリラックス効果や、肌のケア、さらには気分の改善など多くの健康効果が期待できますが、その使用にはいくつか注意が必要です。 正しく使用すれば、精油は心身に良い影響を与えますが、誤った ...
● 初めて使う精油は必ずパッチテストをする。
● 毎日でなく、肌状態に合わせて使う。
● 妊娠中・授乳中・持病のある方は医師に相談を。
精油の安全な使用方法と注意点|購入時に気をつけたいポイントも紹介
まとめ
年齢肌ケアで大切なのは、「足りないものを無理に補う」ことではなく、「本来の力を引き出してあげる」こと。
アロマの香りと自然のちからで、毎日のケアがほっと癒される時間に変わります。
今日から少しずつ、「肌と心をいたわる時間」を始めてみませんか?
今回ご紹介した精油・材料
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。
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この記事を書いた人

主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。