マスクのせいで顔が痒い!原因と今すぐできる対策・おすすめアイテムまとめ

マスク

長引くマスク生活。

外出時に欠かせない存在になりましたが、「マスクをしていると顔が痒くなる」「マスクの下が赤くただれてしまった」…そんな経験はありませんか?

実はマスクによる肌トラブルは、摩擦・蒸れ・乾燥・アレルギー反応など、さまざまな原因が複雑に絡み合って起こっています。

そのまま放置しておくと、症状が悪化し、慢性的な肌荒れにつながることも。

この記事では、マスクによる顔の痒みの原因と、今すぐできる対策、さらに敏感肌でも安心のおすすめアイテムまで、わかりやすくまとめました!

「もうマスク生活でも肌ストレスを感じたくない!」そんなあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容です。

 

なぜマスクで顔が痒くなるの?原因まとめ

マスクの女性

摩擦による刺激
マスクが肌に触れるたび、微細な摩擦が起こります。
特に頬骨や鼻周りなど、突出した部分は擦れやすく、バリア機能が低下して痒みや赤みを引き起こします。 
 
蒸れと雑菌繁殖
マスク内は呼吸や汗で湿度が高くなりがち。
この蒸れた環境は、雑菌の繁殖を助長し、ニキビや炎症の原因にもなります。 
 
乾燥・バリア機能の低下
マスクを外した後、急激に肌の水分が奪われる「隠れ乾燥」が進行することも。
乾燥は痒みを悪化させる大きな要因です。 
 
素材や化学物質によるアレルギー反応
マスクの素材に使われる化学繊維、接着剤、防腐剤などに肌が反応して、かゆみや湿疹を起こすことがあります。
敏感肌の人は、天然素材(シルク・コットン)のマスクがおすすめです。

Karisugi
「敏感肌だけどウイルス対策で不織布マスクをしたい」という人には、敏感肌用のマスクもあります。

マスクによる顔の痒みを防ぐための5つの対策

マスクをした女性

マスクによる顔の痒みを防ぐためには、毎日の小さなケアが大切!

肌にやさしい素材のマスク選び
保湿の徹底
マスクは清潔&こまめに交換
メイクは軽めに
顔はなるべく触らない

この5点を意識するだけでも、マスクによる肌トラブルはぐっと減らせます。

1. 肌にやさしい素材のマスクを選ぶ

マスクによる「摩擦刺激」は、肌のバリア機能を壊してしまう原因のひとつ。
特に敏感になっている肌には、シルク、コットン(綿100%)、オーガニックコットンなど、柔らかくて通気性がいい天然素材のマスクが◎。

ポイント
●「不織布マスク」は長時間使用するなら内側にガーゼを挟むのもアリ!
● 洗える布マスクも、洗剤残りに注意!

Karisugi
Karisugiも1年中マスクをしていますが、特に不織布マスクをつけたときに顔がかゆくなるので、内側に布マスク(orピッタマスク)、外側に不織布マスクの二重マスクにしたところ、息苦しくはありますが、かゆみは軽減しました。

コロナ以降どんどん新しいマスクが発売されているので、もちろん敏感肌用のマスクもあります。"マスクで顔がかゆくなる" 人が多いことがわかりますね。

2. こまめに保湿して肌を守る

マスクの中は実は乾燥しがち。
呼吸による蒸気で一時的に潤ったように感じても、マスクを外すと一気に水分が蒸発します。
これが『肌の乾燥 → バリア機能低下 → 痒み』の悪循環に!

ポイント
● 朝のスキンケアはしっとり系クリームを使う。
● メイク前にも保湿ミストでうるおい補給。
● 外出先でもミスト+手軽な乳液orクリームで保湿をこまめにおこなう。

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3. マスクは清潔&こまめに交換

長時間使ったマスクには、雑菌や皮脂・汗、化粧品の成分がたっぷり付着していて、これが肌への刺激源に!
汗をかいたり、マスクが湿ったらできるだけ交換しましょう。

ポイント
● 予備のマスクを持ち歩く。
● 布マスクなら毎日必ず洗濯&しっかり乾燥させる。

4. メイクは薄めにする

ファンデーションなどの油分がマスク内にこもると、毛穴詰まりや摩擦による刺激が増します。
マスク着用前提なら、薄付き&軽い仕上げがおすすめ。

ポイント
● 下地+フェイスパウダーだけのナチュラルメイクや、肌負担の少ない「ミネラルリキッドファンデ」、「ミネラルファンデ」の使用も◎。

5. 手で顔を触らない

痒いとつい無意識にマスクや顔を触ってしまいがち。
でもこれは、手の雑菌や汚れを肌に押し付ける原因に!

ポイント
● 痒みを感じたら「保湿ミスト」で落ち着かせる。
● できるだけこまめに手洗い・消毒を!

顔が痒いときにおすすめのケアアイテム

白い布で顔が隠れる女性

肌のバリア機能が低下して敏感になると、痒みやピリピリとした刺激を感じやすくなり、水やぬるま湯さえもしみることがあります。

普段使っている化粧品でもかぶれたり炎症を起こすことも。

顔が痒いときのスキンケアやメイクはどうすればいいのか、肌に負担をかけないためのケアについてご紹介します。

低刺激洗顔料

顔が痒いからといって、ゴシゴシとこするようなクレンジングや洗顔は、肌にダメージを与えます。
洗顔などは、とにかくこすらず短時間で終えるようにしましょう。
石鹸や洗顔料は「弱酸性」「無添加」「低刺激」のものを選び、よく泡立て、泡で軽く包むように洗います(手が直接肌に触れないくらいふわふわにするのが理想)。
泡立てるのが苦手な方は、泡で出てくる洗顔料がおすすめです。

敏感肌用保湿クリーム

マスクによる摩擦や乾燥から肌を守るには、バリア機能をサポートする低刺激の保湿クリームがおすすめ。
特に、「セラミド配合」「無香料・無着色」など、敏感肌向けに作られたものを選びましょう。

保湿スプレー(ミスト)

マスクを外せない環境でも、顔の乾燥を感じたらシュッと使えるのが保湿ミスト。
肌に負担をかけず、こまめな水分補給ができます。

肌に優しいマスク

毎日長時間使うものだから、素材選びも大切です。
シルクやコットンなど、天然素材でできたマスクは、肌への摩擦を軽減してくれます。

 

症状がひどいときはどうする?皮膚科受診の目安

鏡を見て悩む女性

  • かゆみが続いて夜も眠れない
  • 赤みや腫れがどんどん広がっている
  • 市販薬(保湿・抗炎症)を使っても改善しない
  • ジュクジュクしてきた、かさぶたができた

こういった症状が出た場合は、自己判断せず皮膚科を受診するのがおすすめです。

放置すると、慢性的な湿疹や色素沈着を招くことも。

皮膚科では、炎症を抑える軟膏やアレルギー対応の内服薬が処方され、早期回復につながります。

まとめ|マスク生活でも快適な肌を守ろう

マスクによる顔の痒みは、誰にでも起こりうる身近なトラブルです。

しかし、肌への負担を減らす工夫と、こまめなスキンケアで、かなり防ぐことができます。

肌にやさしい素材のマスクを選ぶ
摩擦・乾燥を防ぐスキンケアを徹底する
症状が悪化したら早めに専門医へ相談

この3つを意識するだけで、マスク生活をもっと快適に過ごせるはずです。

日々のちょっとしたケアを取り入れて、大切な肌を守っていきましょう! 
 

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この記事を書いた人

この記事を書いた人Karisugi
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。

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