頭痛対策におすすめのアロマケアとロールオンの作り方|すーっと和らぐ香りのセルフケア

頭痛対策におすすめのアロマケアとロールオンの作り方|すーっと和らぐ香りのセルフケア

「また頭がズキズキ…」
PCやスマホの使いすぎ、ストレス、緊張、気圧の変化…。私たちの日常には頭痛の原因があふれています。

そんなとき、薬に頼る前に試してみたいのが、天然アロマを使ったセルフケア。実は、ペパーミントやラベンダーなどの精油には、頭痛を和らげる香りの力があるのです。

この記事では、頭痛対策におすすめのアロマ精油と、ロールオンでの活用法・作り方を分かりやすくご紹介。ポーチに1本入れておけば、外出先でも簡単にケアできますよ。

 

頭痛の種類とアロマケアが役立つ理由

頭痛の種類とアロマケアが役立つ理由

頭痛には主に「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3種類があります。
アロマケアが特に効果を発揮しやすいのは、以下の2つのケースです。

緊張型頭痛:肩こり・首こり・精神的なストレスが原因。
片頭痛:自律神経の乱れや血流の変化が原因。

アロマの香りには「筋肉の緊張をゆるめる」「血行を促進する」「自律神経を整える」といった作用があるため、頭痛の予防・緩和のサポートにぴったりです。

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ちなみに、アロマディフューザーなどを使った芳香浴は、片頭痛が起こったときだけじゃなく、起こりそうだなと感じたときにも予防として役立ちます。
参照 >> 片頭痛の発作回数が芳香浴で減少(原著論文「片頭痛患者におけるアロマテラピーの効果.岩波久威、辰元宗人、福島明子、平田幸一.アロマテラピー学雑誌、Vol.15, No.1, 63-67, 2015」)

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頭痛対策におすすめのアロマ精油5選

精油名主な作用向いている頭痛タイプ
ペパーミント(ハッカ油も◯)、血管収縮、鎮痛、リフレッシュ緊張型・片頭痛どちらにも
ラベンダー筋肉の緊張をゆるめる、リラックス緊張型頭痛
カモミール・ローマン鎮静、抗炎症、リラックス片頭痛
スイート・マージョラム血行促進、筋肉の緊張をゆるめる首こり・肩こり由来の頭痛
ユーカリ・グロブルス呼吸器の改善、集中力UP気圧や季節の変化に伴う頭痛
Karisugi
スーッとした香り+リラックス系の精油を組み合わせるとバランスよく働きます。

ロールオンアロマのメリット

ロールオンアロマのメリットとは?

肌に直接塗れるので、狙った部位にピンポイントで使える
小型で持ち運びに便利&外出先でもサッと使える
香りが穏やかに広がるため、周囲に気兼ねせず使える

Karisugi
頭痛時は香りに敏感になることもあるため、ロールオンで“控えめな香り”にするのが◎です。

頭痛ケア用ロールオンの作り方【レシピ付き】

頭痛ケア用ロールオンの作り方【レシピ付き】

【基本のレシピ(10mlロールオン容器分)】
● ホホバオイル・クリア:10ml(またはスイートアーモンドオイル)
● ペパーミント精油:2滴
● ラベンダー精油:3滴
● スイート・マージョラム精油:1滴
● 10mlロールオン容器

【作り方】
1)ロールオン容器にキャリアオイルを入れる。
2)精油を順に加える。
3)容器のボール部分をセットし、よく振って混ぜる。

※ 冷暗所で保管し、1〜2ヶ月以内を目安に使い切りましょう。

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【市販のおすすめロールオンアロマ】
"材料をそろえたり自分で作るのが大変" という方には、『nahrin(ナリン) ハーブオイル33+7 ロールオン』と、『北見ハッカ油ロールオン』がおすすめ。

1. nahrin ハーブオイル33+7 ロールオン
40種類のハーブを配合した、ミントと柑橘のさわやかで清涼感がある香り。毎日のセルフケアに。

2. 北見ハッカ油 ロールオン
ハッカの爽やかな香り。リフレッシュしたいときや、頭痛、虫刺され、鼻づまりなどにもおすすめ。

 

使い方と注意点

● こめかみ・うなじ・肩まわりにくるくる塗布してください。
● 使用後は深呼吸しながら香りを感じてください
● 目の周りは避け、肌が敏感な方はパッチテストをおすすめします。
● 妊娠中・授乳中・小児への使用は、精油選びに注意が必要です。

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まとめ|香りで“ゆるめる習慣”をはじめよう

頭痛は我慢し続けるよりも、早めのセルフケアが大切です。天然のアロマなら、心と身体の両方にやさしくアプローチできます。

毎日の生活の中で「香りでゆるめる習慣」を取り入れて、がんばりすぎない、心地よい時間を過ごしてみませんか? 
 

今回ご紹介した精油&材料

※ 精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。
 

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この記事を書いた人

この記事を書いた人Karisugi
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。

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