芳香療法ともいわれるアロマテラピーにも、人によっては禁忌だったり控えたほうがよい精油もあります。
例えば、ローズマリー、ペパーミント、ユーカリ、タイム、セージ、ホワイトセージの精油。
集中したいときや眠気覚ましにも役立つ精油ですが、血圧を上げる作用もあるので、高血圧の人が使うことは禁忌または控えるようにとされています。
ただ、絶対使っちゃいけないというのではなく、あくまでも「高濃度」でなければOK。
「じゃあ高濃度って何パーセントから?」と思いますよね。
例えば、手作りアロマオイル・クリーム・化粧水などは、数種類の精油をブレンドして作ります。
このアロマクラフトでいえば、精油濃度2%以内を目安に作る分には、高血圧だからといって、使いたい精油を我慢する必要はないかと思います。
また、香りを拡散させる芳香浴も、少しもかいじゃダメということはないです。
とはいえ、「禁忌として挙げられているし、ちょっと心配・・・」という方は、控えて正解です。
ビクビクしながら使って血圧を気にするくらいなら、ほかの精油でアロマテラピーを楽しみましょう♪
そもそも血圧が高い人は、ラベンダーやイランイランのような、甘いお花のような香りを好むことが多いそう。
どちらも鎮静作用や血圧降下作用があり、高血圧の人にはおすすめの精油なんですよ。
香りとは不思議なもので、その人の身体が求める香りを「いい匂い」と認識するんですね。
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この記事を書いた人
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。