私karisugiは甲状腺機能に心配なところがあり、ポビドンヨードを含むうがい薬の常用は避けています。
けれど、喉の違和感や風邪の予防には、やはり日常的なケアが必要。そんなとき出会ったのが「精油(アロマ)を使ったうがい」でした。
この記事では、karisugiが実践している精油を使ったうがい方法と、喉スプレーのレシピ、安全に使える精油の選び方まで、甲状腺疾患や妊娠中でも安心して使える自然派ケアとしてご紹介します。
▷ なぜポビドンヨードが使えないの?
▷ 精油(エッセンシャルオイル)でできる安心ケア
▷ 甲状腺・妊娠中にも配慮したおすすめ精油
▷ 私が実践しているアロマうがいレシピ
▷ 喉の乾燥が気になるときは…精油のスプレーも便利!
▷ 使用上の注意
▷ 自然の香りで、喉と心をいたわるケアを
▷ 今回ご紹介した精油&材料
なぜポビドンヨードが使えないの?

ポビドンヨードは強力な殺菌作用を持ちますが、その主成分であるヨウ素は、甲状腺ホルモンに影響を与えるため、持病がある人には注意が必要です。
karisugi自身も、甲状腺機能に心配なところがあるため、イソジンうがいはしていません。
また、妊娠中や授乳中も、胎児や乳児への影響を考慮してヨウ素の長期使用は避けるべきとされています。
そんな中、植物の芳香成分である「精油」には、抗菌・抗ウイルス・抗炎症などの性質を持つものがあり、ナチュラルに喉や口腔ケアができるとして注目されていて、以下のような方にもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 甲状腺に疾患があり、ヨウ素を避けている
- イソジン系うがい薬を使いたくない
- ポビドンヨードの代用としてナチュラルなケア方法を探している
- 妊婦や家族のために安全なうがい・喉ケアを探している
精油(エッセンシャルオイル)でできる安心ケア
ポビドンヨードを使えないからといって、喉のケアをあきらめる必要はありません。
植物の力を活かした「アロマうがい」や「喉スプレー」は、自然な成分で喉を清潔に保ち、粘膜をいたわる優しい選択肢です。
karisugiも「香りで癒されながら喉をケアできる」この方法を知ってからは、安心して毎日のケアに取り入れています。
-
薬に頼りすぎない!喉の痛みに自然派が選ぶアロマオイルTOP5
風邪のひき始めや季節の変わり目に起こりやすい「喉のイガイガ」。 薬に頼る前に、自然の力でやさしくケアしたい――そんな方におすすめなのが、アロマオイル(精油)を使ったセルフケアです。植物の持つ抗炎症・抗 ...
甲状腺・妊娠中にも配慮したおすすめ精油
精油名 | 主な作用 | 使用のポイント |
ティートリー | 抗菌・抗ウイルス | 妊娠中期以降・1滴までの使用が目安 |
ラベンダー(真正) | 抗炎症・鎮静・粘膜ケア | 刺激が少なく、最も安心感のある精油 妊娠中期以降 |
フランキンセンス | 粘膜修復・抗炎症 | 呼吸器系をやさしく整える香り |
カモミール・ローマン | 抗炎症・アレルギーケア | キク科アレルギーの人は注意が必要 妊娠中期以降 |
-
信頼できる精油メーカーと選び方 - メディカルアロマに使える精油も紹介!
良質な精油を選ぶためには、信頼できるメーカーの製品を選び、目的に応じて自分に合った精油を選ぶことが大切です。 精油は心身に良い影響を与えると言われていますが、正しい選び方をしないとその効果を最大限に ...
私が実践しているアロマうがいレシピ

【材料(1回分)】
* ぬるま湯:100ml
* 自然塩:小さじ1/4
* 無水エタノール:1ml(精油の希釈用)
* 精油:1滴(ラベンダーやティートリーなど、気分で選んでいます)
【やり方】
1. コップに無水エタノールと精油1滴を混ぜ、ぬるま湯と塩も加えてよく混ぜる。
2. 30秒ほど「がらがらうがい」をし、必ず吐き出す。
3. 朝晩や外出後のケアとして取り入れています。

-
喉を守る新習慣!アロマうがいでスッキリ整う自然ケア
乾燥や季節の変わり目、花粉や風邪が気になる時期に、喉のケアは欠かせません。 マスクや加湿ももちろん大切ですが、毎日の「うがい」に植物の力をプラスしてみませんか? 今回ご紹介するのは、精油(アロマオイル ...
喉の乾燥が気になるときは…精油のスプレーも便利!

【レシピ(30mlボトル)】
* 精製水:25ml
* 無水エタノール:5ml
* 精油:1~2滴(ラベンダー or フランキンセンス)
外出先や就寝前に喉へシュッとひと吹き。
私は作業の合間や、気分転換したいときに愛用しています。ひと吹きで喉がしっとりし、呼吸もラクになります。
-
精油でマウスウォッシュ&喉スプレーを手作り!効果別おすすめレシピ付き【風邪予防・口臭対策にも】
「口の中をすっきり保ちたい」「のどの乾燥が気になる」「自然派のケアを取り入れたい」 そんな方にぴったりなのが、精油を使ったマウスウォッシュ&喉スプレーです。 合成成分を避けて、植物の力で口腔や喉をやさ ...
使用上の注意
● 作った喉スプレーは冷蔵庫で保管し1週間以内で使い切る。
● 妊娠初期(16週未満)は精油の使用を控える。
● 精油は必ず信頼できるメーカーの100%天然のものを使う。
● 内服・経口摂取は絶対に避ける。
● アルコールアレルギーの方は無水エタノールの使用を控える。
● 子どもへの使用は精油濃度に注意(芳香浴が安全)。

自然の香りで、喉と心をいたわるケアを
ポビドンヨードのような薬剤が使えない立場になって初めて、「自分に合う、安心できるケア方法を見つける大切さ」に気づきました。
アロマうがいは、karisugiにとって「喉を守るケア」であると同時に、「自然とつながる時間」「香りに癒されるセルフケア習慣」でもあります。
同じようにヨウ素を避けている方、妊娠中の方にとって、この方法が安心して取り入れられるひとつの選択肢となれば嬉しいです。
さらに深く学びたい方へ高齢者や持病のある方にも配慮できる、安全な使い方・精油選び・禁忌の理解を、初心者でも無理なく学べる講座が多数あります。
アロマの知識をもっと深めたいと感じたら、クリニカルアロマやメディカルアロマなど、信頼できる資格講座の受講もおすすめです。
-
メディカルアロマとは?アロマとの違いやおすすめ資格など詳しく紹介!
現代人が抱える不調のケアや、予防医療が重要視されている今、自然で効果的なアプローチを提供する手段としてメディカルアロマが注目されています。メディカルアロマとは、精油(エッセンシャルオイル)をリラクゼー ...
-
【医療・介護現場で活かせる】クリニカルアロマインストラクター資格講座とは?
癒しの香りだけで終わらない。 “症状に寄り添えるアロマ”を学ぶ人が、今、増えています。 「アロマは好きだけど、もっと専門的に学びたい」「人の役に立つ知識を身につけたい」──そんなあなたにおすすめなのが ...
今回ご紹介した精油&材料
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。
関連記事
-
【咳・たんを楽にするアロマ】呼吸がスーッと軽くなる精油と自宅でできる簡単ケア
「咳が止まらない」「たんが絡んで息苦しい」――そんなとき、薬に頼る前に「香りのチカラ」でやさしくケアしてみませんか? 精油には、去痰(たんを出しやすくする)・鎮咳(咳を抑える)・抗ウイルス・抗炎症とい ...
-
感染対策に役立つアロマは?ケア方法やおすすめグッズを紹介!
アロマテラピーは、ストレス緩和やリラクゼーションのほか、乾燥や風邪が気になる季節のセルフケアにも役立ちます。 栄養のあるものを食べて、しっかり睡眠をとり、体をリラックスさせるなど基本的な風邪対策を行 ...
-
喘息に役立つアロマ精油と避けるべき精油|おすすめのケア方法も紹介!
喘息があると、アロマの香りを楽しむことに不安を感じることがありますよね。ですが、実はアロマテラピーは喘息のケアにも役立ちます。ただし、すべての精油が喘息に適しているわけではありません。 この記事では ...
-
風邪やウイルス対策に「1.8シネオール」の精油|作用・効果・安全性
風邪やインフルエンザ対策のセルフケアとしてよく用いられる「ユーカリ」、「ローズマリー」の精油には、「1.8シネオール」という成分が多く含まれています。 しみ通るようなスッキリした香りが特徴で、清潔感 ...
-
ラヴィンツァラとラベンサラの違い|ウイルス対策に使うのはどっち?
はじめに・・・「ラヴィンツァラ」と「ラベンサラ」は別物です。 ラヴィンツァラはラベンサラと呼ばれていたこともあり、いまだに混同されることがあります。 たくさんの種類がある精油の中から、ラベ ...
-
アロマで花粉症対策〜おすすめの精油とブレンドレシピ
花粉症の原因である花粉は、春だけじゃなく夏から秋にも飛散しています。 鼻のムズムズや鼻づまりをスッキリさせたくて、すでにアロマテラピーを取り入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ただ、 ...
-
精油の正しい希釈濃度まとめ|アロマオイル・スプレー別の早見表つき
「アロマオイルやアロマスプレーって、どのくらい精油を入れればいいの?」 アロマクラフトを始めてみたものの、希釈の濃度に迷う方は多いのではないでしょうか?精油はとてもパワフルな天然成分。 だからこそ、正 ...
-
水・火・電気いらず!どこでも香る“持ち運びアロマディフューザー”おすすめ10選
アロマの香りに癒やされたいけれど、「火を使うのは不安…」「水を入れるのが面倒」「コンセントがない場所でも使いたい」と感じたことはありませんか? そんな方におすすめなのが、水や火、電気を使わない、持ち運 ...
この記事を書いた人

主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。