ポビドンヨードが使えない私が選んだ自然派ケア|甲状腺疾患でも安心なアロマうがい&喉スプレー

ポビドンヨードが使えない私が選んだ自然派ケア|甲状腺疾患でも安心なアロマうがい&喉スプレー

私karisugiは甲状腺機能に心配なところがあり、ポビドンヨードを含むうがい薬の常用は避けています。

けれど、喉の違和感や風邪の予防には、やはり日常的なケアが必要。そんなとき出会ったのが「精油(アロマ)を使ったうがい」でした。

この記事では、karisugiが実践している精油を使ったうがい方法と、喉スプレーのレシピ、安全に使える精油の選び方まで、甲状腺疾患や妊娠中でも安心して使える自然派ケアとしてご紹介します。

 

なぜポビドンヨードが使えないの?

なぜポビドンヨードが使えないの?

ポビドンヨードは強力な殺菌作用を持ちますが、その主成分であるヨウ素は、甲状腺ホルモンに影響を与えるため、持病がある人には注意が必要です。

karisugi自身も、甲状腺機能に心配なところがあるため、イソジンうがいはしていません。

また、妊娠中や授乳中も、胎児や乳児への影響を考慮してヨウ素の長期使用は避けるべきとされています。

そんな中、植物の芳香成分である「精油」には、抗菌・抗ウイルス・抗炎症などの性質を持つものがあり、ナチュラルに喉や口腔ケアができるとして注目されていて、以下のような方にもおすすめです。

こんな人におすすめ

  • 甲状腺に疾患があり、ヨウ素を避けている
  • イソジン系うがい薬を使いたくない
  • ポビドンヨードの代用としてナチュラルなケア方法を探している
  • 妊婦や家族のために安全なうがい・喉ケアを探している

精油(エッセンシャルオイル)でできる安心ケア

ポビドンヨードを使えないからといって、喉のケアをあきらめる必要はありません。

植物の力を活かした「アロマうがい」や「喉スプレー」は、自然な成分で喉を清潔に保ち、粘膜をいたわる優しい選択肢です。

karisugiも「香りで癒されながら喉をケアできる」この方法を知ってからは、安心して毎日のケアに取り入れています。

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甲状腺・妊娠中にも配慮したおすすめ精油

精油名主な作用使用のポイント
ティートリー抗菌・抗ウイルス妊娠中期以降・1滴までの使用が目安
ラベンダー(真正)抗炎症・鎮静・粘膜ケア刺激が少なく、最も安心感のある精油
妊娠中期以降
フランキンセンス粘膜修復・抗炎症呼吸器系をやさしく整える香り
カモミール・ローマン抗炎症・アレルギーケアキク科アレルギーの人は注意が必要
妊娠中期以降
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私が実践しているアロマうがいレシピ

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【材料(1回分)】
* ぬるま湯:100ml
* 自然塩:小さじ1/4
* 無水エタノール:1ml(精油の希釈用)
* 精油:1滴(ラベンダーやティートリーなど、気分で選んでいます)

【やり方】
1. コップに無水エタノールと精油1滴を混ぜ、ぬるま湯と塩も加えてよく混ぜる。
2. 30秒ほど「がらがらうがい」をし、必ず吐き出す
3. 朝晩や外出後のケアとして取り入れています。

1日1〜2回がおすすめ。最初は香りや刺激に慣れないかもしれませんが、karisugiは数日で違和感なく使えるようになりました。
Karisugi
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喉の乾燥が気になるときは…精油のスプレーも便利!

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【レシピ(30mlボトル)】
* 精製水:25ml
* 無水エタノール:5ml
* 精油:1~2滴(ラベンダー or フランキンセンス)

外出先や就寝前に喉へシュッとひと吹き。
私は作業の合間や、気分転換したいときに愛用しています。ひと吹きで喉がしっとりし、呼吸もラクになります。

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使用上の注意

● 作った喉スプレーは冷蔵庫で保管し1週間以内で使い切る。
● 妊娠初期(16週未満)は精油の使用を控える。
● 精油は必ず信頼できるメーカーの100%天然のものを使う。
● 内服・経口摂取は絶対に避ける。
● アルコールアレルギーの方は無水エタノールの使用を控える。
● 子どもへの使用は精油濃度に注意(芳香浴が安全)。

アロマケアはあくまで補助的な自然療法です。医師の指導を優先し、体調に合わせて使ってください。
Karisugi

自然の香りで、喉と心をいたわるケアを

ポビドンヨードのような薬剤が使えない立場になって初めて、「自分に合う、安心できるケア方法を見つける大切さ」に気づきました。

アロマうがいは、karisugiにとって「喉を守るケア」であると同時に、「自然とつながる時間」「香りに癒されるセルフケア習慣」でもあります。

同じようにヨウ素を避けている方、妊娠中の方にとって、この方法が安心して取り入れられるひとつの選択肢となれば嬉しいです。

さらに深く学びたい方へ

高齢者や持病のある方にも配慮できる、安全な使い方・精油選び・禁忌の理解を、初心者でも無理なく学べる講座が多数あります。

アロマの知識をもっと深めたいと感じたら、クリニカルアロマやメディカルアロマなど、信頼できる資格講座の受講もおすすめです。

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今回ご紹介した精油&材料

※ 精油(エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
精油は医薬品ではないため、薬の代わりや治療を目的に使用することはできません。当ブログに掲載されているのは一般的な精油の効果・効能であり、使用した人の心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。とはいえ、精油の芳香成分は、心身の健康に良い影響をもたらすことがわかっています。精油を使う際は、ご自身の体調や体質に合わせて取り入れてみてください。
 

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この記事を書いた人

この記事を書いた人Karisugi
主にアロマテラピーやCBDを用いたセルフケアに関する記事を発信。医療系、アロマテラピー、CBDの資格保持。人間の大敵「ストレス」を緩和する方法やアイテムを紹介している。ほかにも美容・健康、資格に関することなどのんびり更新中。

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