看護師の新しい働き方として「ナースエデュケーター」という仕事があります。
仕事内容・年収について。また、接する主な相手は看護師が中心なので、これまでの看護師としての経験を存分に活かすことができます。
ー・ー・ー もくじ ー・ー・ー
ナースエデュケーターとは
大学病院などの医療機関に出向き、病棟看護師に疾患の啓発、薬剤の管理などについて定期的に説明する仕事です。
出向く病院へのアポイントや、資料作成、実際に説明する内容について準備したりと、病院での働き方とは全く違ったものとなります。
主にMR(医療情報担当者)と連携した活動が多くなります。
看護師としての経験は必須ですが、ナースエデュケーターとして未経験でもしっかりとした研修制度が設けられているところが多いです。
これからのキャリア形成やビジネススキルなど、自身も成長していけるお仕事です。
医療ワーカーほか、看護師転職サイトで求人が出ているところがあるので、興味のある方はチェックしてみてください。
ナースエデュケーターに必要な資格
ナースエデュケーターに必要な資格は、正看護師免許を持ち、かつ臨床経験(3〜5年以上)があることです。
こんな方におすすめ
- 病院以外で働きたい
- 夜勤なしがいい
- 土日祝日はしっかり休みたい
- 育児・介護をしながらでも働ける環境がいい
- 日勤だけでも給与は高めの仕事を探している
- ワークライフバランスが取りやすい職場に就きたい
- 人に教えることが好き
- 人前でプレゼンすることに抵抗がない
- 人当たりがよく、臨機応変に対応できる
- デスクワークが苦にならない
- PC(文字入力、Word、Excel、PowerPoint)が問題なく使える

Karisugi
勤務地は東京・大阪・愛知・福岡が主で、年収はだいたい350万〜、月給21万〜(残業手当を含めるとだいたい29万〜)です。また、休日は完全週休2日制、有給休暇、年末年始休暇、慶弔休暇としっかり休みが取れて、各種社会保険も完備されているところが多いです。
ナースエデュケーターの仕事内容
・疾患の啓発
・服薬や投薬の管理、指導方法の説明
・副作用の正しい知識を説明する
・医療機器などの正しい使用方法と、患者への伝え方の説明
・患者に対するケアの教育
・出向く予定の病院のアポイント調整
・説明会やプレゼンテーションの準備
・資料作成、報告書作成
医薬品や医療機器の取り扱いなどで困ったことを解決・サポートするのがナースエデュケーターの役割で、看護師としての経験があるからこそ理解できることもあるということですね!

Karisugi

Karisugi
患者へのより良いケアを目指し、治療に対する満足度を高めるためには、各製薬メーカーと医療従事者の連携も大切です。説明する相手は看護師が中心なので、これまでの看護師としての経験を存分に活かすことができますよ。
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